菱ヶ岳から三ノ峰へ

体力維持のつもりが… はじめてのルートとはいえ、どちらも登ったことのある山、体力維持の目的で登ったが予想に反してとても良い山行になった。 心細いスタート〜菱山頂まで 6時半到着、先客の車は3台。晴れの予報だが鉛色の雲、所々に晴れ間がみえる。気温は10℃くらいか。 登り口からの薄暗い道を一人登るのは心細い。 こういう時、荷物のたてる音が人や動物の声に聞こえたりする。 登りつつ体の調子を確かめる。 暗い山道に怯えるも体調は万全、試行錯誤していた秋の服装もうまく機能して快適に登ることができた。 山頂まではちょうど良い負荷、最後の登りは急だが長くはないのでバテはしなかった。分岐は前回の教訓から夏道を選んだ。 菱〜五頭一ノ峰まで この区間が楽しかった。展望のない山頂をすぐに出発して小さく登り下りを繰り返し五頭に向かっていく。 時々展望が開けて裏五頭の方や飯豊、歩いてきた辺りが見える。 紅葉は終わりかけで葉が散り始めていたが斜面を見下ろすと黄色がきれいな紅葉が見れた。6〜7合目あたりが鮮やかだった。 一ノ峰から菱のほうを見た時は近いように感じたが、歩いてみるとけっこう歩きごたえのある距離だった。 三ノ峰ルートを下る 前一ノ峰から先は人が増えたが昼には少し早いこともあり食事をすることはできた。 集団が寄せて来たのでさっさと場所を譲り下山。 土日でたしかに人は多いのだが、覚悟していた程には登ってくる人はいない。駐車場の様子からみてもスキー場のほうにけっこう行っているのだろうか？ トトロの頭 下山中に景色を見ていた方にトトロの頭が見えるらしいと教えてもらい探す、それらしいのが二つ。 何度か通るが看板にすら気がつかなかった。 なんとか自分が発見した事に出来ないだろうか… ちゃんとトトロの頭に見えるし斜面の紅葉も綺麗だった。 数回登った程度で知った気になっていたが、まだ知らないところが沢山あると分かった。 裏五頭からも登りたいし、敬遠していた松平方面にも興味がわいてきた。