佐渡のクネクネ大杉の森を訪ねる

2021.10.28(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 34
休憩時間
1 時間 53
距離
7.7 km
のぼり / くだり
552 / 549 m
6 34

活動詳細

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エコツアーに参加して、限られた人しか立ち入れない、大佐渡山地の杉巨木の森を訪ねた。この辺りは、江戸幕府直轄地で、伐採が厳しく取り締まられたため、人の手が入らない杉の森が残ったそう。 関の集落から、細い林道を車で30分近く上り、終点から山道を歩き始める。今回のコース、海岸をひと回りする県道がなかった昭和中頃までは、外海府と内海府を結ぶ、大切な生活の道だった。 暫く、関集落の共有林を進む。30分位登ると、まず関の大杉が現れる。次は金剛杉と鬼杉。ここまでの杉は、幹の途中から切って、村の材木として利用したそう。 更に登り、尾根に出る。尾根上は新潟大学の演習林で、殆ど伐採されることなく、自然のままの杉が残ってきた。連結杉、大王杉、蛸杉などインパクトのある形の杉が次々に現れるが、皆、樹齢500年以上の大木ばかりだ。 冬の雪と風が作り出した造形。幹や枝や根っ子が、折れたり、曲がったり、重なったり、クネクネしたり。映画に出てきそうな雰囲気の、有名無名の巨木が、そこここに立っていて、彼らの底知れない生命力に感動した一日だった。

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