鈴鹿セブンマウンテン、2泊3日全山縦走、再び。

2021.10.24(日) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 46
休憩時間
2 時間 10
距離
15.8 km
のぼり / くだり
2136 / 1506 m
56
1
1
1 45
20
1 42
36
1 44
4
28
2 44
8
30
DAY 2
合計時間
11 時間 27
休憩時間
1 時間 23
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1155 / 1375 m
15
17
28
1 17
31
57
4
6
12
1 51
DAY 3
合計時間
9 時間 59
休憩時間
1 時間 11
距離
13.4 km
のぼり / くだり
1283 / 1804 m
46
35
1 7
58
42
34
27
45
10
1 32

活動詳細

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はじめに。 拙い文章にも拘らず、 いつもご愛読くださり、 ありがとうございます。 今回は、かなり長文で、 きっと、呆れかえるだろうと、 内心、心配しております。 苦手な方、どうか、 スルーして下さい。 それでも、読んでやるぞという方は、 手元に好きな飲み物を置き、 好みの曲をかけながら、 一緒に山旅を感じて下さい。 ご感想などお寄せくだされば、 こんな幸いなことはありません。 怖いもの見たさと、 覚悟と勇気を携え、 どうぞ、お読み下さい。 まこパパ 鈴鹿セブンマウンテン、 全山縦走2泊3日、再び。 …2021.10.24〜26… 秋の鈴鹿セブンマウンテンを 縦走したい。 記憶にあるのは、 5月の初縦走の途上、 鎌ヶ岳と御在所岳を背に、 シロヤシオの白い花が、 風に揺れる景色を見た時に、 ふと思ったことだった。 シュラフが濡れ大変だったことも、 足の親指の爪が、両方とも、 後日、剥がれ落ちたことも、 いろんなことがあったが、 あの時の記憶が、 忘れられない。 あの日から、5ヶ月。 真っ暗闇の登山道に、 ヘッデンの灯りを照らし、 歩き始める私が居た。 夜が明けはじめるまでには、 まだ、少し時間がある。 最初に目指すのは、 入道ヶ岳山頂だ。 今回の縦走は、藤原岳をゴールに、 北上するルートにした。 鈴鹿セブンマウンテン縦走中、 最大の難所である、磐座尾根。 ここを初日に通過するため、 選択したルートだ。 しかし、それはとんでもない、 思い違いだったことを、 後に知ることになった。 入道ヶ岳山頂に到着したのは、 日の出の時刻の数分前だった。 山頂に居た、 登山者に挨拶する。 偶然にも、 フォロワーさんだった。 とても嬉しくなり、 少し会話をする。 彼は日の出を見ていくらしく、 私はお先にと、 出発した。 そして、磐座尾根に取り掛かる。 修験道だけあり、 アップダウンがある、 なかなか手強い尾根だ。 秋の景色を眺める余裕が、 ようやく、出来たのは、 半分くらい過ぎた、 仏岩に着いた頃だ。 ここから見る景色、 何度見ても好きな、 お気に入りだ。 歩き始めて4時間、 はじめて休憩したのは、 水沢岳に着いた時だった。 やはり、磐座尾根は凄い。 前回、よくやれたもんだと、 何度も攣りかける足を摩り、 感慨深くなった。 ひと息つき、鎌尾根へと歩き出す。 軽快に小気味良い、 アップダウンのある、 鈴鹿山脈屈指の人気ルートだ。 何人もが追い抜き様に、 大きなザックをみて、 頑張ってと、声を掛けてくださる。 この応援が、とてつもない、 勇気とやる気を与えてくれた。 入道ヶ岳の向こうには、 伊勢湾が黄金色に輝きだし、 沖にある神島の、 すっくと聳える、 灯明山が良く見えた。 徐々に、鎌ヶ岳が、 近くなる。 辺りに群生する、 シロヤシオも、 紅葉になっていた。 ザックに入れた、 携帯ラジオから、 とある番組に送っていた、 コメントが、読まれた。 びっくりするやら、 興奮するやら、 とにかく元気を貰えた。 歩き始めて7時間、 鎌ヶ岳に着いた。 山頂に到着すると、 晩秋の愛知川源流を、 素足で徒渉した友が、 親子で待っていてくれた。 これが2度目の出会いとは、 思えないほどとても親切で、 この縦走へ挑戦する、 勇気をここでも頂いた。 鎌ヶ岳から武平峠を越え、 天差し岩の下で、ひと息つき、 御在所岳にたどり着いた。 だが、悠長している暇などない、 踵を返し、今来た道を戻った。 郡界尾根(ジミー)から、 沢谷峠を越えて、 東雨乞岳を目指す。 歩き始めて11時間。 さすがに、脚取りが、 重くなり、何度も、 立ち止まっては、 歩くの繰り返し。 東雨乞岳への急登から、 振り返ると、 街の灯りが、輝きだした。 歩き出して、13時間。 東雨乞岳にたどり着いた。 笹の生茂った登山道が、 風避けになる。 雨乞岳にたどり着くと、 当たりは、すでに夜の山。 杉峠に続く、下りが急な登山道。 慎重に、少しずつ進む。 歩き始め、15時間。 ようやく初日のテン泊地、 御池鉱山跡地に、 たどり着いた。 暫く後、 溶けるように、 眠りに就いた。   2日目は、朝から雨で始まる。 予報通り、一日中降るらしい。 この時期の雨は、 さすがに冷たい。   予定時刻より、 1時間ほど遅い、 7時前に出発。 千種街道を歩く先に、 愛知川源流が流れている。 いつ来ても良い場所だ。 この時期は、水量が少ないため、 徒渉しやすい。 歩き始めて、2時間。 根ノ平峠にたどり着く。 今日の目的地は、 石榑峠。 前回、シュラフが濡れ、 縦走断念を、一時、 考えた、彼の地だ。 あの経験から、 学んだことは、 かなり大きい。 水晶岳、金山と通過し、 羽鳥峰にたどり着いた。 名物の地上絵は、 以前より、なんだか混み合い、 思わず笑みが溢れた。 何度も歩いた縦走路だが、 北上するのは初めてのこと。 新鮮な感じが、心地よい。 猫岳に着き、ひと息入れる。 雨で冷えた身体には、 ポットの白湯が、 ちょうど良い。 歩き始めて、6時間。 釈迦ヶ岳にたどり着く。 風と雨が、吹きつける。 立ち止まると、 寒さを感じる。 すぐに出発。 三池岳へと目指す。 前回も、確かに歩いたのだが、 あまりにも、記憶が薄い。 アップダウンする、 雨の縦走路は、 ただただ、忍耐力が、 試される。 ずぶ濡れに、なりながら、 三池岳にたどり着いたのは、 歩き始めて、8時間半。 ようやく石榑峠が、 近くなった。 あともう少しだ。 そう、言い聞かせながら、 また、歩き出す。 雨降りの日暮れは、 とても早い。 ヘッデンを灯し、 迷路のような縦走路を、 起伏ある痩せ尾根を、 ずるずる滑る急な降りを、 どうにかやり過ごし、 石榑峠にたどり着いた。 街の灯りが、 雨の中、煌めいて見えた。 少しばかり下り、 急いで水場へ向かうと、 水量の少なさに、驚く。 雨の中、テント設営するのは、 初めてのことだった。 当たり前だが、いつもより、 時間がかかる。 テントに潜り込み、 最初に確認したのが、 シュラフを濡らしては、 いないかどうか。 前回の経験が、 生きていた。 シュラフの無事に、 ホッと、安堵した。 だが、心配事が頭を擡げる。 濡れたカッパや衣類、 さらにテントを、 明日、持ち歩かなくては、 ならない。 いったい、ザックが、 何キロになるのか。 心配事と疲労感を 抱えながら、 濡れていない、 シュラフに潜り込み、 泥のように眠りだす。 3日目、雨はどうやら、 夜の間に、離れたようだ。 朝日が届き、光が溢れだす。 流れる雲が、早い。 稜線上は、風が強いかも。 そう思いながら、 テントを撤収する。 やはり、昨夜の心配は、 儚くも、的中する。 やたらと、ザックが重い。 初日よりも、増している。 不安と覚悟を、抱きながら、 竜ヶ岳へと、登り出す。 確実に、一歩が重い。 昨日までと、まるで違う。 おまけに、風が強く吹きつける。 ただ、途中からみる景色は、 疲れを瞬時に、吹き飛ばす。 雨上がりの、晴れた日は、 遥か遠くまで、大気が透き通り、 何処までも、見える。 竜ヶ岳が、紅葉と緑が混じり合い、 青い空に、よく似合う。 これが見たくて、 歩いてきたと、 悟る瞬間だった。 歩き始めて、1時間半。 山頂にたどり着いた。 風とガスが、容赦なく、 吹き抜けていた。 ガスの切間から、 下界をみようと、 少しだけ、立ち止まるが、 ますます、風は意地悪く、 白い幕も、開きそうにない。 後ろ髪を引かれながら、 また、歩き始めた。 静ヶ岳は、縦走路から、 少し離れたところにある。 行かずに、後悔するよりも、 行って、後悔すれば良い。 前回、立ち寄らなかったことが、 足を進めてくれた。 静ヶ岳山頂は、 ガスで景色は見えなかった。 だが、途中で道を譲ってくださった、 4人のベテランパーティが、 程なく到着した。 すると、まさかのビールを、 コップ一杯、ご馳走してくださった。 ノンアルコールだが、 その味は、とても格別なものとなった。 何度も御礼を言い、 また、縦走路へ戻りだした。 分かってはいたが、 やはり、銚子岳へと 続く急登は、 手強い。 時間をかけて、 一歩ずつ、 登るほかない。 歩き始めて、 4時間過ぎ。 銚子岳山頂に たどり着いた。 最後の山、 藤原岳まで、 あと少しだ。 ザックの紐を、 締め直し、 治田峠へ向かう、 急坂を降りだした。 ここから多志田山までが、 やたらと長く感じる。 地味な登りと、 下りが続き、 気力と体力を、 消耗させる。 歩き始めて、6時間半。 多志田山にたどり着いた。 ザックをおろし、 どかりと座る。 熱いコーヒーを、 啜りながら、 最後の山を、 仰ぎ見る。 ここまで来れば、 あとは登る他はない。 気持ちを切り替え、 最後の急登に、 取り付いた。 思い違いをしていたのは、 磐座尾根が、大変だったのではなく、 最後の急登が、どちらも、 手強い、ということだ。 ゴツゴツとした、 岩に手をかけ、 立ち止まり、振り返って見た。 すると、ここまで歩いてきた 山々が、幾重にも、 連なり見えた。 秋空には、遮るものがなく、 遥か先の景色まで、 傾きはじめた陽の光に、 溢れ返っていた。 岩棚には、白く可憐な、 野菊が、咲きみだれていた。 歩き始めて、8時間。 遂に、藤原岳山頂にたどり着いた。 誰もいない山頂で、 ひとり静かに、達成を祝う。 ここまで歩けたのも、 沢山の方々の、 応援や声援があったればこそだ。 決してひとりでは、 なかったことだと、 深く刻み込んだ。 最後の山歩きが、残っている。 ヘッデンを装着し直し、 ゴール地点となる、 大貝戸登山口へ向かう。 薄暗くなる登山道、 高度を下げると、 途端に、汗が吹き出した。 最後まで気を抜かず、 後ろは振り向かず、 一歩ずつ、確実に下る。 歩き始めて、10時間。 ゴール地点に、辿り着いた。 ようやく、振り返ると、 暗闇の登山道が、 静かに、そこに口を開けて、 待っていた。 なんだか身震いし、 二度と、振り返ることなく、 灯りが点る、登山口休憩所へ 滑り込んだ。 おわり 長文にも関わらず、 誤字や脱字にもめげず、 相当な忍耐力を持ち、 最後まで、諦めず、 読んでくださり、 心から感謝申し上げます。 また、縦走中に関わってくださった、 方々には、心から御礼申し上げます。 ありがとうございました。 まだまだ、私の山歩きは続きますが、 この経験を活かした、 山歩きをしたい、 そう思っております。 どうかこれからも、 よろしくお願いします。 まこパパ、でした。

御在所岳(御在所山)・雨乞岳 午前4時、
ここから出発します。
午前4時、 ここから出発します。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 山と渓谷11月号、
それ行け避難小屋に掲載中の、
話題(?)の、小さな避難小屋。
昭和レトロなバス停みたく、
懐かしい。
山と渓谷11月号、 それ行け避難小屋に掲載中の、 話題(?)の、小さな避難小屋。 昭和レトロなバス停みたく、 懐かしい。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 二本松避難小屋。
バスまだかしら、、、。
二本松避難小屋。 バスまだかしら、、、。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 少しずつ、夜が開け始める。
少しずつ、夜が開け始める。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 この時間、大好きだ。
この時間、大好きだ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 山頂に到着。
月と鳥居が出迎える。

ここで偶然にも、
フォローワーさんである、
洋一さんと出会う。
いろいろお話しでき、
とても楽しかったです。
洋一さん、
ありがとうございました😊
山頂に到着。 月と鳥居が出迎える。 ここで偶然にも、 フォローワーさんである、 洋一さんと出会う。 いろいろお話しでき、 とても楽しかったです。 洋一さん、 ありがとうございました😊
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 夜明けまで、あと数分。
夜明けまで、あと数分。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 北の頭からの景色は、
まさにご馳走だ。
北の頭からの景色は、 まさにご馳走だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 今回の山歩きの、
無事故と達成を、
祈願する。
今回の山歩きの、 無事故と達成を、 祈願する。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 マムシグサ。
マムシグサ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 磐座尾根にある、仏石。
ここの景色、最幸です。
磐座尾根にある、仏石。 ここの景色、最幸です。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 黄金色に輝く伊勢湾と入道ヶ岳。
黄金色に輝く伊勢湾と入道ヶ岳。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、4時間。
ここで初めて、休憩する。
歩き始めて、4時間。 ここで初めて、休憩する。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 次男の彼女がくれた、
いなべ市がほこる銘菓、
松のこけ。
次男の彼女がくれた、 いなべ市がほこる銘菓、 松のこけ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 水沢岳の山頂直下にある
キノコ岩。
水沢岳の山頂直下にある キノコ岩。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 テンポ良い、
アップダウンのある、
鎌尾根縦走路。
テンポ良い、 アップダウンのある、 鎌尾根縦走路。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 御在所岳と鎌ヶ岳を背に
紅葉に染まるシロヤシオ。
御在所岳と鎌ヶ岳を背に 紅葉に染まるシロヤシオ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 鎌尾根縦走の醍醐味は、
鎌ヶ岳が、ずんずんと、
大きくなること。
鎌尾根縦走の醍醐味は、 鎌ヶ岳が、ずんずんと、 大きくなること。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 岳峠から見上げたルンゼ。
ここの路、楽しい。
岳峠から見上げたルンゼ。 ここの路、楽しい。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 岳峠。
岳峠。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、7時間。
鎌ヶ岳山頂に到着。

ここで、以前にイブネで知り合い、
一緒に晩秋の愛知川源流を、
素足で徒渉した、
忘れられない思い出が、
今もなお、色鮮やかに残る、
友人が6歳の息子さんと一緒に、
出迎えてくれた。
おまけに差し入れまで頂きました。
凄く嬉しかったです。
ありがとうございました😊
歩き始めて、7時間。 鎌ヶ岳山頂に到着。 ここで、以前にイブネで知り合い、 一緒に晩秋の愛知川源流を、 素足で徒渉した、 忘れられない思い出が、 今もなお、色鮮やかに残る、 友人が6歳の息子さんと一緒に、 出迎えてくれた。 おまけに差し入れまで頂きました。 凄く嬉しかったです。 ありがとうございました😊
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 鎌ヶ岳から武平峠の途中にあったケルン。
来る度に、形が違うのが新鮮だ。
鎌ヶ岳から武平峠の途中にあったケルン。 来る度に、形が違うのが新鮮だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 天差し岩と鎌ヶ岳。
天差し岩と鎌ヶ岳。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 ヘリがホバリング、
何かあったのかな?
ヘリがホバリング、 何かあったのかな?
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、9時間半。
御在所岳山頂にたどり着いた。
歩き始めて、9時間半。 御在所岳山頂にたどり着いた。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 郡界尾根を降り、
沢谷峠へ。
郡界尾根を降り、 沢谷峠へ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 東雨乞岳。
写真はあかるくみえるが、
辺りは相当、暗くなっている。
東雨乞岳。 写真はあかるくみえるが、 辺りは相当、暗くなっている。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 東雨乞岳から雨乞岳につづく、
笹藪の縦走路。
東雨乞岳から雨乞岳につづく、 笹藪の縦走路。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、13時間半。
雨乞岳山頂にたどり着いた。
夜の山の雨乞岳、
初めての経験だ。
歩き始めて、13時間半。 雨乞岳山頂にたどり着いた。 夜の山の雨乞岳、 初めての経験だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 三重県側の街の灯り。
三重県側の街の灯り。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 滋賀県側の街の灯り。
滋賀県側の街の灯り。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 杉峠。
杉峠。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 杉峠から御池鉱山旧跡まで、あと少し。
杉峠から御池鉱山旧跡まで、あと少し。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、15時間。
ようやく初日のテン泊地に、
たどり着いた。

この後、暫くし、
溶けるように、
眠りに就いた。
歩き始めて、15時間。 ようやく初日のテン泊地に、 たどり着いた。 この後、暫くし、 溶けるように、 眠りに就いた。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 御池鉱山旧跡のテン泊地、
水場が近く、寝心地も良い。
御池鉱山旧跡のテン泊地、 水場が近く、寝心地も良い。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 御池鉱山旧跡から、
根ノ平峠を目指します。
御池鉱山旧跡から、 根ノ平峠を目指します。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 コクイ谷出会い。
水量が少なく、
晩秋の川に、
素足で入らず、
済みました。

それはそれで、
少しばかり、
寂しかったり。
コクイ谷出会い。 水量が少なく、 晩秋の川に、 素足で入らず、 済みました。 それはそれで、 少しばかり、 寂しかったり。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 コクイ谷出会い。
いつ来ても、良い場所だ。
コクイ谷出会い。 いつ来ても、良い場所だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 千種街道にある道標、
迷わずに済む。
千種街道にある道標、 迷わずに済む。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 根ノ平峠まで、あと少し。
根ノ平峠まで、あと少し。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、2時間。
根ノ平峠にたどり着いた。
雨がずっと、降り続く。
歩き始めて、2時間。 根ノ平峠にたどり着いた。 雨がずっと、降り続く。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 水晶岳。
縦走路からは、
少し外れた場所。
立ち寄らないわけには、
いかない。
水晶岳。 縦走路からは、 少し外れた場所。 立ち寄らないわけには、 いかない。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 中峠。
ここも、好きな場所だ。
中峠。 ここも、好きな場所だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 金山から望む猫岳と釈迦ヶ岳。
金山から望む猫岳と釈迦ヶ岳。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 羽鳥峰峠。
ここの名物、
地上絵。

いろいろ増えて、
ひとりでほくそ笑む。

もちろん羽鳥峰も
立ち寄る。
羽鳥峰峠。 ここの名物、 地上絵。 いろいろ増えて、 ひとりでほくそ笑む。 もちろん羽鳥峰も 立ち寄る。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、5時間半。
猫岳山頂に、たどり着いた。

雨にずぶ濡れになりながら、
行動食を食べる。
歩き始めて、5時間半。 猫岳山頂に、たどり着いた。 雨にずぶ濡れになりながら、 行動食を食べる。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、6時間過ぎ。
釈迦ヶ岳最高点に、たどり着いた。
歩き始めて、6時間過ぎ。 釈迦ヶ岳最高点に、たどり着いた。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 釈迦ヶ岳山頂は、
最高点より5m低い。
こちらが山頂です、
なんだか不思議で、
面白い。
釈迦ヶ岳山頂は、 最高点より5m低い。 こちらが山頂です、 なんだか不思議で、 面白い。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 仙香山。

雨降りに、勢いが増す。
立ち止まりたいが、
動いていないと、
冷える。
だから、
少しずつでも、
前に進む。
仙香山。 雨降りに、勢いが増す。 立ち止まりたいが、 動いていないと、 冷える。 だから、 少しずつでも、 前に進む。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 北仙香山。
ここも、縦走路から
少し外れた場所にある。
北仙香山。 ここも、縦走路から 少し外れた場所にある。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 八風峠。
八風峠。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、8時間半。
三池岳山頂に、たどり着いた。

白湯を飲んで、体を温める。
ヘッデンを装着し、
石榑峠を目指し、歩き出す。
歩き始めて、8時間半。 三池岳山頂に、たどり着いた。 白湯を飲んで、体を温める。 ヘッデンを装着し、 石榑峠を目指し、歩き出す。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 石榑峠の少し上にある、
中電の電波塔跡地。
名古屋の夜景が、
煌めいていた。
石榑峠の少し上にある、 中電の電波塔跡地。 名古屋の夜景が、 煌めいていた。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 今回の一押しグッズ。
ワークマンのルームシューズ。
靴下を履き、これを履いたまま、
シュラフに潜り込むと、
朝までポカポカ、湯たんぽ要らず。
また、シュラフの下には、
ヒートテックの膝掛けを敷いてみた。
地面からの冷えを、
朝まで感じる事なく、
快適に過ごせた。
事前情報、知ってて良かったと、
本当に思った。
今回の一押しグッズ。 ワークマンのルームシューズ。 靴下を履き、これを履いたまま、 シュラフに潜り込むと、 朝までポカポカ、湯たんぽ要らず。 また、シュラフの下には、 ヒートテックの膝掛けを敷いてみた。 地面からの冷えを、 朝まで感じる事なく、 快適に過ごせた。 事前情報、知ってて良かったと、 本当に思った。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 石榑峠のテン泊地。
水場が近く、
風避けにも最適。
石榑峠のテン泊地。 水場が近く、 風避けにも最適。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 石榑峠の水場。
渇水のため、
チョロチョロだった。
事前の水場情報は、
最新のものを、
手にした方が良い。
石榑峠の水場。 渇水のため、 チョロチョロだった。 事前の水場情報は、 最新のものを、 手にした方が良い。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 竜ヶ岳への縦走路。
ガスが切れると、
濃尾平野や伊勢平野、
志摩半島から伊勢湾まで、
ぐるりと一望できる。
竜ヶ岳への縦走路。 ガスが切れると、 濃尾平野や伊勢平野、 志摩半島から伊勢湾まで、 ぐるりと一望できる。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 竜ヶ岳を仰ぎ見る。
竜ヶ岳を仰ぎ見る。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 重ね岩。
重ね岩。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 あそこに立ちたいが、
爆風で、簡単に、
飛ばされそう。

次回の楽しみに、
とっておく。
あそこに立ちたいが、 爆風で、簡単に、 飛ばされそう。 次回の楽しみに、 とっておく。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、1時間45分。
竜ヶ岳山頂に、たどり着いた。

爆風とガスが吹き付ける。
バラクラバとニット帽を
身につける。
歩き始めて、1時間45分。 竜ヶ岳山頂に、たどり着いた。 爆風とガスが吹き付ける。 バラクラバとニット帽を 身につける。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 山頂直下から見る景色、
シロヤシオの紅葉が見事だ。
山頂直下から見る景色、 シロヤシオの紅葉が見事だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 ガスが吹き抜けた瞬間の竜ヶ岳。
ガスが吹き抜けた瞬間の竜ヶ岳。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、3時間。
静ヶ岳山頂にたどり着いた。
歩き始めて、3時間。 静ヶ岳山頂にたどり着いた。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 静ヶ岳は、文字通り、
静かな山だ。
 
しかし、今回は、
サプライズがあった。
静ヶ岳は、文字通り、 静かな山だ。   しかし、今回は、 サプライズがあった。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 縦走路を譲ってくださった。
4人組のベテランハイカー、
少し遅れて、辿り着かれた。
到着後に、いろいろお話ししてたら、
コップ一杯、ビールを差し出してくれた。
ノンアルコールだけど、どうぞ。

驚いたことに、ここに来るまでに、
ビールが飲みたい、ビールが飲みたい、
そう思っていたら、本当に現実になったからだ。
味もまた、格別でした。
4人組ハイカーの皆さま、
ありがとうございました😊
縦走路を譲ってくださった。 4人組のベテランハイカー、 少し遅れて、辿り着かれた。 到着後に、いろいろお話ししてたら、 コップ一杯、ビールを差し出してくれた。 ノンアルコールだけど、どうぞ。 驚いたことに、ここに来るまでに、 ビールが飲みたい、ビールが飲みたい、 そう思っていたら、本当に現実になったからだ。 味もまた、格別でした。 4人組ハイカーの皆さま、 ありがとうございました😊
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、4時間半。
銚子岳に、たどり着いた。

静ヶ岳からの銚子岳への
急な登り返し。

ザックの重さが、
身に沁みる。
歩き始めて、4時間半。 銚子岳に、たどり着いた。 静ヶ岳からの銚子岳への 急な登り返し。 ザックの重さが、 身に沁みる。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 銚子岳、二度目の来訪だ。
銚子岳、二度目の来訪だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 最後の目的地、
藤原岳が目の前に。
最後の目的地、 藤原岳が目の前に。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 銚子岳から治田峠への縦走路。
銚子岳から治田峠への縦走路。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、4時間過ぎ。
治田峠を越える。
歩き始めて、4時間過ぎ。 治田峠を越える。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 藤原岳はまだまだ先だ。
藤原岳はまだまだ先だ。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、6時間半。
多志田山に、たどり着いた。

ザックを下ろし、
どかっと座る。

コーヒーを飲み、
ひと息つく。

誰もいない秋の山、
樹々の影が、
伸びていく。

あと少しだ。

ザックを担ぎ、
紐を締め直し、
気合いを入れて、
最後の急登に、
取り付く。
歩き始めて、6時間半。 多志田山に、たどり着いた。 ザックを下ろし、 どかっと座る。 コーヒーを飲み、 ひと息つく。 誰もいない秋の山、 樹々の影が、 伸びていく。 あと少しだ。 ザックを担ぎ、 紐を締め直し、 気合いを入れて、 最後の急登に、 取り付く。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 岩に取りつきながら、
よじ登り、
振り返り見た孫田尾根。
岩に取りつきながら、 よじ登り、 振り返り見た孫田尾根。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 藤原岳山頂付近、
山の影が伸びていく。
藤原岳山頂付近、 山の影が伸びていく。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、8時間。
藤原岳山頂に、たどり着いた。

全山縦走達成だ。
安堵感が溢れだす。
歩き始めて、8時間。 藤原岳山頂に、たどり着いた。 全山縦走達成だ。 安堵感が溢れだす。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 藤原岳山頂にて。
藤原岳山頂にて。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 藤原岳避難小屋、
あの日も、また、
雨降りの登山だった。
藤原岳避難小屋、 あの日も、また、 雨降りの登山だった。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 今回は立ち寄らず、
また次回の楽しみに。
今回は立ち寄らず、 また次回の楽しみに。
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 歩き始めて、10時間。
入道ヶ岳から、藤原岳登山口へ、
ようやく辿り着けました。

無事に歩けたこと、
いろんな方の声援や、
様々な出会いが、
背中を押して、
ここまでやってこれました。
本当に、ありがとうございました😭
歩き始めて、10時間。 入道ヶ岳から、藤原岳登山口へ、 ようやく辿り着けました。 無事に歩けたこと、 いろんな方の声援や、 様々な出会いが、 背中を押して、 ここまでやってこれました。 本当に、ありがとうございました😭
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 今回、この縦走で、
役立った自作アイテム。

頑張って、
いろんな方に、
声掛けて貰える、
きっかけにもなりました。

沢谷峠から東雨乞岳へ向かう途中、
すれ違った10人くらいの、
ベテランハイカーさんたち。

YAMAPさんですか?
いつもお世話になって、
ありがとうございます。
そう言って、頭を下げられた。

こちらこそ、
いつもお世話になり、
ありがとうございます。
そう言って、頭を下げました。

YAMAPさん、
本当にお世話になってます😆
今回、この縦走で、 役立った自作アイテム。 頑張って、 いろんな方に、 声掛けて貰える、 きっかけにもなりました。 沢谷峠から東雨乞岳へ向かう途中、 すれ違った10人くらいの、 ベテランハイカーさんたち。 YAMAPさんですか? いつもお世話になって、 ありがとうございます。 そう言って、頭を下げられた。 こちらこそ、 いつもお世話になり、 ありがとうございます。 そう言って、頭を下げました。 YAMAPさん、 本当にお世話になってます😆
御在所岳(御在所山)・雨乞岳 帰路は、三岐鉄道と近鉄を乗り継ぐ。

実は、今回一番、
怖かったのが、
2年ぶりにのった、
電車かもしれない。

揺れが、物凄く、
まるで、ジェットコースター、
そう感じながら、
無事に帰宅できました。


まこパパでした。
帰路は、三岐鉄道と近鉄を乗り継ぐ。 実は、今回一番、 怖かったのが、 2年ぶりにのった、 電車かもしれない。 揺れが、物凄く、 まるで、ジェットコースター、 そう感じながら、 無事に帰宅できました。 まこパパでした。

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