大菩薩嶺から秀麗富嶽十二景🗻小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ

先週と似たエリアですが、前から歩きたかった小金沢山から牛奥ノ雁ヶ腹摺山への稜線に加えて、まだ上日川峠までバスが通ってるので大菩薩嶺も登ってきました。 ルートは、上日川峠から大菩薩嶺に登り、大菩薩峠、石丸峠、天狗棚山と進んで南大菩薩に入り、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、黒岳、白谷ノ丸、湯ノ沢峠と稜線を歩いてやまと天目山温泉へ下りました。 自粛明けに紅葉見頃とあり、物凄い混雑で大菩薩峠から先の石丸峠へもそれなりに人が歩いていて、南大菩薩側でもかなり人とすれ違いました。 紅葉目的だと上の方は広葉樹じゃないから大菩薩は向かないんじゃないかな…とも思ったり 以下で詳細です。 ●　上日川峠～福ちゃん荘～大菩薩嶺～大菩薩峠 大菩薩嶺を登るほとんどの人が登るコースで、どこを歩いていても混雑していました。 もちろん道は歩きやすく、福ちゃん荘から雷岩までの唐松尾根がやや急登続きではありますが、すぐに終わります。 稜線に上がれば南側に大展望が広がります。 大菩薩嶺から大菩薩峠までは緩やかなアップダウンを挟んで1:00ほど。 ずっと景色が広がっているので飽きません。 ●　大菩薩峠～石丸峠～天狗棚山 ほとんどの人は大菩薩峠から上日川峠へ戻るので、人が少なくなります。石丸峠へは熊沢山の登りを挟んで石丸峠へ下りていく感じです。ここまで来ると南大菩薩の稜線がよく見えます。 石丸峠までは大菩薩峠と大菩薩嶺では物足りない人がぼちぼちいるのですが、天狗棚山へ行くとさらに人が少なくなり、南大菩薩らしくなってきます。 ここまで来ると、大菩薩峠までに比べるとやや道がはっきりしていない感じがしたり、やや整備が足りない感じになってきます。 ちなみに序盤飛ばしすぎたのか、この辺の登り返しがきつくなってきます。 ●　天狗棚山～小金沢山～牛奥ノ雁ヶ腹摺山～湯ノ沢峠 天狗棚山から先は南大菩薩になるので、また人が少なくなります。道もところどころ倒木があったりなど、少し歩きにくくなります。 天狗棚山からいったん少し下って登り直しになるのですが、ここがややキツイ場所でした。 下りた後は小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山への登り直しは緩やかなのでそれほど厳しくないです。 この間は樹林帯もありますが、視界が開けた場所も多く歩いていて気持ちよいです。 牛奥ノ雁ヶ腹摺山からまたかなり下ろされてしまい、黒岳への登り直しはかなりキツイです。 ここを越えれば残りは湯ノ沢峠まで下りです。 この辺から東側や北側を見ると、高尾辺りの低い山の向こうに東京が見えたり、奥多摩の山の向こうに埼玉の平野部が見えたりと新発見がありました。 ●　湯ノ沢峠～やまと天目山温泉 湯ノ沢峠から林道にでるまでは相変わらずやや道がよくないです。 序盤は落ち葉溜まりでルートが分かりにくく、慣れてくると今度はやや面倒な徒渉が連続したり、沢の脇のやや不安定な道があったりと足元に注意が必要なところです。 林道に出れば危ないところは特にないのですが、やまと天目山温泉までやや長いです。 1:00くらい歩けば県道に出て、少し下ればやまと天目山温泉です。