四国遍路30日目

2021.10.24(日) 日帰り

30日目となる節目のお遍路になります。よく続いてるよなぁー。初日から楽しくてハマってしまったことを思い返して思わず苦笑いといった感じであります。そのくらいワタクシにとってはこの歩き遍路と言うものは魅力的なのであります。今日は今治から小松あたりまで歩く予定。目標は大頭のBSであります。車を伊予氷見駅に置いて電車で今治に向かいリスタートしました。駅裏から学校の立ち並ぶエリアを抜けてひたすたほぼまっすぐ歩き続けます。途中で高校野球で有名な今治西高を通過。野球部が練習の準備を始めていました。部活の朝の準備の様子って独特でなかなかいいものです。自分自身と重ね合わせて「がんばれー」と心の中でつぶやきます。次の札所、第56番「泰山寺」にほどなくとうちゃこ。山門のないシンプルなお寺さん。朝のお寺は清々しくていいですねえ~。お参りを済ませて次に向かいます。途中総社川を渡ったところで女性からお接待のドリンクを頂く。歩き遍路のワタクシを見つけて少し待っていてくださったようであります。本当に優しい!めちゃめちゃ元気を頂きました。気持ちよく田舎道を歩き、第57番「栄福寺」さんにとうちゃこ。ここは標識などにあるお寺のロゴがとってもおしゃれで有名。そして「ボクは坊さん」の作者がご住職で映画の舞台にもなった場所であります。映画の方もまだ見たことないのでぜひゆっくり見てみたいと思いますね。著書も数冊あるみたいで納経所で販売していました。さて次のお寺さんは山の中にあるようで、栄福寺さんを出た後は山道を少し歩きます。後半は車道になるのですが結構な上りもあります。そして山門についてまた遍路泣かせのお寺であったことに気が付きます(笑)。そこからの急登がかなりきつい(-_-;)ハーハーゼーゼー言いながら第58番札所「仙遊寺」さんにとうちゃこ。山の上だけあって空気感が気持ちがいい!景色も最高!瀬戸大橋をはじめ瀬戸内海の島々も良く見えました。ここは明治4年に日本最後の即身成仏になったというお坊様がいらっしゃったそうです。お寺を出ると再び山道を下ります。途中でボーイスカウトのご一団とすれ違う。子どもたちから「お遍路さんやー!こんちわ~」などと声を掛けられ元気に挨拶を返しながら進みます。「お遍路さん」と言われることにもだいぶ慣れてきた今日この頃やなあなどと思いながら歩き続けますが、この下り坂が結構なキツさ。砂と岩のこの地域特有の地質の道はまあ歩きにくいのです。山を下りると住宅街を延々を歩きます。そして第59番札所「国分寺」さんにとうちゃこ。今日最後のお寺さんであります。各県に1っか所国分寺はあるわけでここは伊予国分寺です。とってもきれいなお寺さんでした。それにしても今治のお寺はおおむね緑が少ないような気がするなあ。さあここまでかなり時間を使ってしまいました。お寺も密集し山道もあり平均速度は3km/h程度に落ちています。ここからまだ20㎞近くあるはずなのでギアを入れて高速で歩きます(でもまあ疲労も蓄積されてなかなか高速では歩けませんが(-_-;))。桜井の町を抜け、旧東予市、旧丹原町と特に変化のない道をひたすらもくもくを歩き続けるワタクシ。途中道の駅湯の浦の近くで愛知から来ているという歩き遍路さんを追い抜く。仕事を辞めて回っていると言う彼。それぞれいろいろな人生があるものだなあ、と考えさせられる。スポーツ感覚で回っているワタクシなんぞ実にお気楽なものであります。ただそれが悪いことだとは一切思いませんが。人それぞれに回る理由はあるものなのですね。さてさて最近は日暮れも早くなり少し焦りも出てきます。でも予定通り17時過ぎには大BSに着けそうな感じになってきました。一安心です。大頭の手前でウォーキング中の女性に「どこまで行かれるのですか?」と尋ねられます。少し暗くなってきているので心配してくれたようです。ホンマに愛媛の人はどんだけ優しいねん!と終わり際にとても気持ちいい出会いがありました。でもって無事予定通りバス停に到着し、新居浜行の特急バスのり2つ先の氷見BSで降りて無事帰路についたわけでございます。これにて2日間の区切り打ちは終了です。次回は11/3あたりかなあ~。いよいよ久々のへんろころがし「横峰寺」さんに登ります。