冬めく、燕岳

【はじめに🕴🏻】 北アルプスにて初冠雪が観測された今週。積雪と天候を踏まえて週末の計画を練っていたところ、燕岳が快晴の見込み。ということで、燕岳へソロ登山に行ってきました。 【ルート🏃🏻】 安曇野市営 第3駐車場→燕岳登山口→合戦沢の頭→燕山荘→燕岳→北燕岳→燕岳→燕山荘→合戦沢の頭→燕岳登山口→安曇野市営 第3駐車場 ※燕岳登山口からのピストン。 【活動記録📚】 朝6時、中房温泉目掛け長野自動車道を走る。すると左手には朝焼けした北アルプスの山々が。堪らず梓川SAに立ち寄り、展望台へ。本日歩く燕岳もよく見えました。 朝7時前、安曇野市営駐車場に到着。第1、第2駐車場は満車で、第3駐車場は残り3台分の空きがあり、車を停める。その後すぐに満車となりましたが、第3駐車場奥のヘリポートが臨時で開放されていました。 第3駐車場から車道を歩き、燕岳登山口より山道へ。序盤は雪の気配は無く、歩き始めて30分ほどで山道脇にちらほらと雪が見え始める。さらに歩いていくと氷柱や霜柱が見られるも、山道上に雪は無く、軽快に歩いていく。途中のビューポイントでは、雪を纏った横通岳、東天井岳が綺麗でした。その後、標高2,000mに差し掛かろうかとした辺りから、凍結した箇所が見られ始める。但し、陽が当たる箇所はそうも無く、軽アイゼンは使わず。そのまま登り切り、合戦小屋にて小休憩。合戦小屋は多くの人で賑わっていました。 合戦小屋以降は勾配は比較的緩やかに。また、左手には雪を纏った槍ヶ岳が見え始める。さらに後ろを振り返れば八ヶ岳、富士山、南アルプスの山々、右手には鹿島槍や針ノ木岳と、好眺望に気分も高まっていく。ここから山道はすっかり雪道となりましたが、踏み固められていて歩きやすかったです。 そして、燕山荘に到着。約1年ぶりの燕岳は昨年と違って雪は少なく、花崗岩と花崗岩砂礫、ハイマツのコントラストが綺麗でした。槍ヶ岳から立山、鹿島槍までの大パノラマも相変わらず見事でした。また、昨年は燕山荘冬期休業につき会えなかった山男とも初対面。近くにいたお兄さんに写真を撮って頂きました。 一頻り楽しんだ後、燕山荘から燕岳へ。イルカ岩に差し掛かった所では、2人で来られていた方々と出会い、写真を撮り合いました。 周囲の眺望を楽しみつつ、燕岳 山頂に到着。改めて表銀座、大キレットルート、裏銀座を見渡す。 その後、さらに歩みを進めて北燕岳へ。北燕岳からは劔・立山連峰がより近くに感じられました。尚、燕山荘から北燕岳まで、山道上にはそこまで雪はありませんでした。(部分的にあるも、やはり踏み固められていました。) 燕山荘に戻ってからは、山男、燕岳正面の席に着き、昼食。昼食後は、楽しみにしていた喫茶サンルームのケーキセットを頂く。これまで食べたモンブランで一番美味しいんじゃないかと思うほどで、一人贅沢なひと時を過ごしました。 そして、眺望や居心地に名残惜しさを感じつつも下山。念のため持ってきていた、軽アイゼンとトレッキングポールは使わずでした。 【さいごに📖】 好天の下、眺望にケーキと、とても充実した山歩きとなりました。また、北アルプスの雪景色に、日常ではまだ感じることのない、冬の訪れを感じることができました。