活動データ
タイム
11:38
距離
30.3km
のぼり
906m
くだり
907m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る尾瀬最終日(小屋・キャンプ場閉め)ということで,みぞれの予報だったけれど,来てみれば,雪。初の雪山キャンプに。 御池駐車場→燧裏林道→見晴キャンプ場泊,見晴キャンプ場→沼尻→尾瀬沼→沼山峠→御池駐車場のコース。 今回は,ナンガオーロラ600DX(シュラフ)とKlymit Inertia Ozone(穴あきマット)のテストも兼ねたキャンプ。見晴キャンプ場は,自分の中では,一番心落ち着く馴染んだ場所。テストにはもってこいだ。深まる秋のキャンプを想定していたが,実際は雪中キャンプ。寒さが厳しくて,震える夜を過ごした。他のキャンパーは頑丈なテントに厚手のマットと寒さ対策は万全のようだったが,自分は見直す点が多い。 燧裏林道とは,相性が悪い…(たぶん)。通ると必ず雨…(燧ヶ岳に登れない時の迂回コースに使っているから当然です)。今回は雪。 テントを設営した後は,何をするでもなく,シュラフに横になったり,ボォーとテント場を眺めコーヒーを飲んだり…,贅沢な時間。テントの中から,キャンプ場を見ているだけで,心が安らいできる。雪降りなので,外に出る気を起きなかったし…。 夕方明るいうちにとメスティンで夕食。ご飯が炊き上がるまでの15〜20分間が優雅。これまではガス火器とクッカーを使ってきたが,自分には固形燃料とメスティンが生み出すゆったりとした時間の流れが,性に合うようだ。 2日目は,晴れ。見晴キャンプ場→沼尻→尾瀬沼は,尾瀬の中でも好きなコース。このコースは,なぜかいつも晴れ。白砂峠を超えて,最初の湿原に出る瞬間がたまらない。あの湿原の最初の休憩スペースでは,必ず(他の人に迷惑にならぬよう)仰向けに寝転ぶことにしている。開放感100パーセント。今回も雪の上に…。 尾瀬沼ビジターセンターで,沼山峠のシャトルバス情報を聞き込む。「動いていない。」とのこと。これで,沼山峠→御池駐車場 10キロメートルを徒歩確定。土曜の朝,御池を出る時にバス小屋の方は「明日(日曜)は晴れだから動くと思う。」と話していたのだが…。時間は,まだ11時。ゆっくり行こう。 雪原の大江湿原を歩き,沼山峠を登り,閑散とした休憩所。そのまま,舗装道路をひたすら歩く。景色が,冬から晩秋へと移り変わるのがよくわかる。秋と冬,雪と晴れ,ゆったりとした時間と2021シーズン終わりの静けさを感じる贅沢な山旅。 ■テントまわりの覚書(天候:雪,気温0度前後ではないだろうか) ・テント…ビッグアグネス・フライクリーク→足元の換気口から換気が入り込むので,今回は,ザックのレインカバーで塞いだ。対策→床に敷く薄手銀マットの長さを増し,折り返して換気口を塞ぐ。洗濯バサミ等があるとワンタッチ。 ・マット…Klymit Inertia Ozone(穴あきマット)→シュラフの中に入れたが下から冷気を感じる。シュラフの下に敷くと,ややいい。対策→Klymit Inertia Ozoneの上に,エバニュFPmat125の上にシュラフ。 ・シュラフ…雪の中ではシュラフ単体では寒い。対策→シュラフカバーとして,SOLエスケープヴィヴィを使う。 ※就寝時の上衣…ドライレイヤー+MWベースレイヤー+パタゴニアのナノエア+ダウンジャケット(行動時…ドライレイヤー+MWベースレイヤー+パタゴニアのナノエア) ※就寝時の下衣… 薄手のタイツ+中厚トレッキングパンツ+ダウンパンツ+レインパンツ(行動時…薄手のタイツ+中厚トレッキングパンツ+レインパンツ)
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