活動データ
タイム
20:07
距離
20.7km
のぼり
2048m
くだり
2052m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る11連勤の後の三連休、当初は水平歩道~下の廊下~立山予定だったが、直前に立山に雪が降り雪山となったこと、下の廊下予定の土曜の天気予報が悪いことから、早めの雪山をがっつり楽しむため、立山二泊三日に変更とした。 アルペンルートは最近値上がりして、室堂往復6320円と中々高額に⤵️ 富山県民割で格安+クーポンゲットしうはうはな富山県民と一緒なため、さらに割高感が😅 近隣県割が黒部湖だけではなく、室堂も効くといいのに。 みくりが池温泉は楽天から予約し、クーポンやポイントを使って多少安くなったが、やはりバブリーな富山県民が、、、以下同文。 思わず、富山在住の親戚に保険証でも借りようかと魔が差しそうになった(笑)。 コインロッカーに使わない荷物をデポして室堂ターミナルから外へ出ると、青空の下、白く雪化粧した立山が目の前にどん❗ 全く歩かなくていきなりのこの景色は、毎回スゴイと思う。 積雪は30cm位で予報より少ないが、景色はすっかり冬仕様。 ストックにアイゼンを着けて、歩き出す。 一の越までは、トレースもしっかりあった。 ストックをピッケルに変え、ヘルメットを装着して雄山山頂に向かう。 この日は山頂までは雪は少なく、地面や岩が出てる所も多くて、12本爪はややオーバースペックだったかも。 トレースもあり、特に問題なく山頂到着。 積雪期にも何度も登っているが、何度見ても冠雪した北アルプスの主要な山々が青空の下で連なる景色は、圧巻✨ 社務所の前のスペースで素晴らしい眺望を眺めながらお昼を食べていたら段々雲が多くなり、周りの山々が飲まれてしまったが、眺めてる分にはその変化も面白い😁 幸い立山周辺は持ちこたえてくれていて、出ている岩にアイゼンを引っかけないように注意しつつ下山し、室堂に着くまで青空は残っていた。 しかし、荷物を回収して外に出ると、ガスガスまっしろになっていた💦 みくりが池温泉は室堂から近いが、踏み固められた雪が下りでは滑りやすく、苦労している観光客の方も見かけた。 これからの季節は、観光でもしっかりした防寒着とチェーンか軽アイゼンでもあった方がいいかもしれない。 今回の宿・みくりが池温泉は、相部屋でもカーテンや仕切りで個別スペースがあり、温泉は夜中も入れてシャンプー・ボディソープ、ドライヤーも置いてある。 トイレは水洗で、館内は暖かく、食事も旅館並みで、もはや山小屋のカテゴリーには入らないかもしれない。 チェックインして温泉に入り、ビールで乾杯して、カニ鍋を中心とした夕飯を食べる、、、ここは天国か😆 寝る前にも温泉に入って、まったり就寝。 土曜日は予報通り、朝起きたらまっしろで軽く吹雪いていた。 明日はいい予報なので今日はゆっくりすることにし、7時過ぎに美味しく朝食を食べ、この天気の中でもウォーキングに行ったJunJunさんを後目に二度寝。 清掃が終わった貸し切りの温泉で朝風呂に入り、モンベルカードでサービスのソフトクリームを食べる。 その後、帰ってきたJunJunさんのお土産クーポンで奢って貰った生ビールとピザ、、、最早登山ではなくゆるゆる温泉旅になっている😅 しかし、流石にこのままではおなかがいっぱいで夕飯が美味しく食べられないし追加ビールも飲めないので、昼頃とりあえず明日の下見に一の越まで行くことに。 相変わらずガスガスまっしろで、昨日よりかなり雪が増えていたが一の越まではトレースがあり、迷うことはなかった。 登っていくと風が強くなり眺望0だったので、迷わず一の越までで撤退。 みくりが池温泉に戻ってまた風呂と生ビールにした後、ステーキ付の夕飯を堪能、、、極楽😁 明日はちゃんと登るからと心の中で言い訳しつつ、堕落三昧の二日目終了。 三日目はアイゼン、ストック、ヘルメット、シェルを装備の上、3:30に出発。 予報通り晴れ、トレースも昨日よりはっきりしていて、ヘッドランプでも問題なく一の越に到着。 そこから先は、先行者は一人だけ。 金曜に比べかなり雪が増えていて、急斜面で沈んだり崩れたりすることもあり、この日の早朝は金曜と違いチェーンにストックでは足りない状況だった。 一の越でストックをピッケルに変え標高を上げていくと、次第に空が明るくなってきて、早朝独特の空を背景に周りの山々が次第に浮かび上がってくる。 刻一刻と変わる神秘的な色彩の変化が、素晴らしい✨ 山頂に到着して暫くすると、浅間山の山頂近くから日が昇ってきた🌄 雲に遮られることもない完璧な日の出に暁色に染まる北アルプスの山々、、、世界は美しい。 日の出を堪能した後、社務所の軒下で朝食を食べたら、周回スタート。 残雪期は周回は何度かしたことがあるが、新雪の時期は初めて。 夏道は急斜面のトラバースになっていたので、山頂の祠の裏から岩場を三点確保でクライムダウン。 残雪期はその後大汝へは稜線上に道が出来ていたが、今回はトレースもなく夏道は消え、ただ岩と雪の斜面が目の前に広がる。 その後は、際どいトラバースの連続。 この日は膝下まで沈み崩れやすいものの、ピッケルはよく刺さったので行けたが、凍結すると滑落のリスクが高く相当危なくなると思う。 途中で雪が壁になっていたので、手前で稜線に乗り上げて越え、暫く進むと、立山の最高峰・大汝山到着❗ 残雪期には難しいと思わなかった雄山~大汝が、この時期は一番の難所だった💦 こんな感じがずっと続くと周回は難しいのではとちょっと不安になったが、大汝~富士の折立は比較的広い稜線歩きで歩きやすかった。 10月とは思えない見事なシュカブラが青空に映え、自分達しかいない神秘的な世界を進むのは、至福😊 富士の折立の山頂はスルーして真砂岳へ向かったが、結構急な下りになるので注意が必要。 ここも凍結すると、かなり危険になるだろう。 鞍部まで降りると周回の危険個所はほぼ終わり、真砂岳までは絶景を眺めながらのご褒美稜線歩き🎵 一際近くなった後立山やまっしろな室堂平を眺めながら、真砂岳に到着。 そこから別山への登りは夏道が分かりにくかったり、危なそうなトラバースになっていたりしてずっと辿ることは出来ず、行けそうな所を適当に選んで登った。 たどり着いた別山には雷鳥沢方向からのトレースもなく、誰もいない静かな山頂だった。 奥に進むと、雪を纏った劔岳が威風堂々と目の前に聳えていて、その迫力に圧倒される。 この劔岳を見れただけでも、来た価値があると思う😀 暖かくなってきた山頂でゆっくりコーヒーを飲んで休憩した後、下山開始。 気持ちとしては周回も殆ど終わった気分でいたが、劔御前小屋まではノートレースで結構雪が深く、そこからはトレースはあったものの安定はしておらず踏み抜き多発で、新雪がアイゼンにくっついて高下駄状態になりやすくて、思ったより疲れた😅 こっちから周回していたら、ラッセル地獄だった可能性が高く、雄山から周回で正解。 みくりが池温泉で最後に温泉に入った後室堂まで戻り、季節外れの雪の立山も無事終了した。 今年の雪山始めも、立山🎵 10月に思いがけない積雪量で、新雪と青空に映える北アルプスの山々、美しい日の出やシュカブラと絶景の連続でした😊 みくりが池温泉も快適で、温泉に美味しい食事にビール三昧と素晴らしいクオリティ✨ もの凄く楽しかったですが、これに慣れてしまうと普通に山に登れなくなりそうな、そんな魅惑の三日間でした😁
メンバー
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。