活動データ
タイム
16:22
距離
26.5km
のぼり
2540m
くだり
2949m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るロングハイクの練習に、前から歩いてみたかった 奥秩父コースに行ってきました。 向かう電車の中で雪情報を知り、チェーンスパイクは持っているものの2日目の行程が気がかり。 というのも、2日目のコースタイムは8時間40分。予定どおりで15時着の計画なので、雪で時間がかかると日没になってしまう可能性が。 普段はしないチャレンジングな計画が裏目に出てしまった… 1日目。 不安を抱えつつみずがき山荘からスタート。 大日小屋あたりから雪が出始め、稜線は暴風と雪でマイナス3℃。凍った岩は滑って歩きづらく、やっとの思いで金峰山小屋に到着。 小屋でこの先のコースについて聞くと「ずっとこんな感じ」との答え。こんな感じがずっと… 来た道を戻ろうかと思ったが、大弛峠を越えれば森の中だし大丈夫、とのこと。心配で2回聞いたけど、大丈夫という言葉を信じて進むことに。 「このコースはだいたいみんな10時間かかってる」とも教えてもらい、16時着を覚悟して就寝。 2日目。 気温は0℃。前日より風は弱く、寒さはそこまでではない。下りだけど雪と氷でタイムが思うように稼げず、大弛峠の時点で遅れ気味。国師ヶ岳から先はすれ違う人もなく孤独な旅となる。 雪と倒木でコースが分かりづらいため、ピンクテープを目印に慎重に進む。東梓を超えたあたりでやっと向こうから人が来た!甲武信ヶ岳から大弛峠に行くのはわかりきってるのに、話がしたくて「どちらまでですか?」などと聞いてしまう。 何人かとすれ違ったあとは再び孤独な単独行。ひたすら歩き、毛木平からのルートと合流した時点で15時前の小屋着を確信。安堵で急にペースが落ちる。たどり着いた甲武信ヶ岳の山頂から五丈岩を眺めたときは、あんな遠くから歩いてきたんだと思わず涙が…富士山の御来光で泣く人の気持ちが少しわかったような気がしました。 3日目 最終日は雁峠から新地平に降りるコースを考えていたけれど、2日目で気力を使い切ったのでおとなしく西沢渓谷に下山。疲れた身体に鞭打って、遊歩道を激走し9時35分のバスに間に合った自分を褒めたいです。 今回は久しぶりのソロ小屋泊で多くの方と交流することができました。ここには書ききれないほどの充実した3日間でした。途中でお会いした皆さま、ありがとうございます!おかげで無事歩けました!!
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