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安定の稜線美と早すぎる羊たち(竜ヶ岳-砂山)の写真

2021.10.24(日) 10:24

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この写真を含む活動日記

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11.8 km

1232 m

安定の稜線美と早すぎる羊たち(竜ヶ岳-砂山)

竜ヶ岳 (滋賀, 三重)

2021.10.24(日) 日帰り

これまで白ヒツジも赤ヒツジも見たことがなかったので、今年こそ赤いヒツジを、と思って計画しました。まあ、駄目だったわけですが。 宇賀渓キャンプ場に着いたのが6時40分くらいで、既に第一駐車場は残り数台になっていました。「7時までに着いたら」とかのんきなことを言ってましたが、竜ヶ岳恐るべしでした。ルートは、遠足尾根登り、中道下りとしました。「どこが遠足やねん」という噂は何度も目にしていましたが、確かに最初から急な登りが連発され、なかなか手応えがありました。ただ、新道分岐を経てからは急な登りも落ち着き、竜ヶ岳山頂が望めるようになってからは大変楽しく歩けました。 この頃はとにかく空も青く、最高の稜線を見ることができましたが、残念なことにシロヤシオの紅葉はまだもう少し先(あるいは今年は外れ年?)のようでした。金山尾根と合流してからはとにかく人が多く、山頂でもたくさんの方が休憩しておられました。 下りは中道です。よく見るヒツジたちの写真はここから撮られたものでしょうか。ただ、下山の頃には雲が増えてきて、光の具合がもひとつでした。樹林帯に入ってからは結構急な下りが続きます。その後谷筋に出ても、ガレた歩きにくい道でした。その後長尾滝を経て砂山へ。正直、砂山をなめてました。特に最初の400mで120m登るあたりがかなり強烈でした。ただ、ここを登りきってからはなだらかな道。山頂を過ぎてからはそこそこ急な「遊歩道」を降りて駐車場に戻りました。 道の状況: 【遠足尾根】新道分岐までは、急登と言うほどではありませんが、結構きついです。基本的に斜面を斜行しながら登る道で、ガレているところも目立ちます。数箇所岩を登るところがありますが、さほど高度感はありません。道は明瞭です。標識をきちんと見ていけば迷うことはないでしょう。 【中道】樹林帯に入ってからは急な下りで、滑りやすいため注意が必要です。基本的に踏み跡は明瞭ですが、尾根が広くなったところはやや不安になります。ここを過ぎるとさらに急な下りが現れます。その後谷筋に出ます。川原に出ると踏み跡が見えなくなりますが、基本的に谷の端っこ(左岸)を歩きます。幸いなことにテープは多めです。堰堤の横に取り付けられた梯子を下りるところが2回あります。その後分岐を経て長尾滝・砂山・石榑峠方向に向かうのですが、渡渉する箇所があるので注意しましょう(ちゃんと標識は出ています)。道がわかりにくい時はよく回りを見てテープを探す必要があります(特に対岸に渡る時)。長尾滝の西は長めの梯子があります。先程の堰堤の梯子同様、多少高度感があります。 【砂山】最初は急登です。ここを登り終えると基本的に平坦になります。山頂の手前には岩場があります。山頂を過ぎると滑りやすい急坂を降ります。その後、尾根道の分岐があり、尾根道の方が多少近そうだったのでそっちを通りました。少しテープは少ないですが、踏み跡は明瞭です。その後遊歩道に連絡する分岐がありますが、私たちはそのまま尾根道を進みました。こちらを通っても最終的には遊歩道に合流します。遊歩道は石段の連続で、それなりの斜度で下っていきます。危険箇所はとりわけありませんが、竜ヶ岳のおまけというより、これはこれでひとつの山という印象でした。 駐車場とアプローチ: 宇賀渓キャンプ場は500円です。50台以上停められるのでしょうか、しかし0640で残り数台になっていました。その後は別の駐車場に誘導されていたようです。お手洗いは第一にあるので、やはりここに停める理由はあります。前に来た時には無料駐車場(R421沿い)があったのですが、今日は閉鎖されていました。詳しくはわかりません。 R421は走りやすい道ですが、一部工事などで細い箇所もあります。 八風の湯に立ち寄りましたが、入湯料は1500円(土日祝)と強気の設定でした。ただ、タオル・バスタオルはセットです。