晩秋の駒ヶ岳

この秋、4度目の駒ヶ岳です。 すっかり秋が深まっていて、紅葉がすすんでいます。山頂には前日の雪がわずかに残っていました。 登りでは天候が目まぐるしく変わり、雨もぱらついていました。葉の落ちた梢超しに、遠くに虹も。 早い時間の行動だったため、ずっと人と会うことはなく、心細い時間が続いていました。 こういう時は自分のふだん気付かない感性が研ぎ澄まされる思いがします。 山での人とのふれあいと同じくらい、孤独な時間もまた山の魅力なのかもしれませんね。 中腹あたりの、背の高い、立派なブナの樹がたちならぶあたり、黄葉や紅葉が混ざりあい、ステンドグラスのようです。 やはり陽の光が当たってくれると輝きが違います。 登山口からしばらく歩いたところでツキノワグマのおとしものが何ヶ所かありました。 対策は充分に。