四国遍路29日目-2021-10-23

2021.10.23(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 19
休憩時間
45
距離
40.1 km
のぼり / くだり
449 / 447 m
7 45

活動詳細

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先週水曜日の終着点の伊予和気駅からスタート。車はゴール予定の今治駅に置いて電車で向かいました。住宅街を歩き旧国道196号(バイパスができたので旧とします)をしばらく歩きます。単調な道を歩くのですが、堀江あたりに来ると古い道標もあり遍路道の居心地の良い雰囲気が残ります。また堀江と言えば思い出すのが国鉄連絡線の仁方堀江航路。このルートは距離が短くて料金も安かったので何度か乗ったことがあります。なにか名残はないものかと思いましたがいつのまにか港を通り過ぎてしまい結局なにもなく通過😅しかし!久しぶりに海が見えて感動!思い返してみれば愛南町あたりの宇和海以来なんだよね。そして「とうとう瀬戸内海まで来たんだなぁー」という思いもありました。左に瀬戸内海のきれいな海を見ながら歩き続けます。粟井あたりで前に歩き遍路道の方を見つけ追いついたところで少しお話を。13年ぶりの歩きをしている大先輩。「体力落ちたのがよくわかります」とおっしゃってました。確かに定点観測的な意味ではよくわかるのかも知れませんよね。さて、歩きは旧北条市内を抜けて一度山道に入ります。鴻の峠と言う場所で、大学時代幾度となく通った北条スポーツセンターの裏山のような位置になります。ここの遍路休憩所からの眺めが最高。写真を撮ったりノートに記載したりしてると「犬走タリオくん」の名刺を発見。この人のお遍路YouTube番組はなかなか面白く、よくみていたのでなんとなくヨロコブ(笑)山を下って再び海沿道を歩います。今日は空気が澄んで遠景がよく見えます。正面のとびしま海道から左を見ると呉の山並みや倉橋島・江田島など馴染みのある瀬戸内の島々がよく見えました。さてさて菊間の瓦工場地帯を抜け、「工場萌え」にはタマラナイ太陽石油の工場地帯を抜けて坂を上る手前にある青木地蔵を訪問。ここにはきれいに管理されている通夜堂(お遍路向けの無料の宿)があります。いやでも初心者のワタクシには一人でここで泊まる勇気がまだないです…(-_-;)。大西町のあたりで道は内陸部に入ります。考えてみたら海が間近で見られるのがもしかしたらこれが最後かもしてないよなあ、と思いながら、馴染みのある今治市内に入り、今日の旅最初の札所、第54番「延命寺」さんにとうちゃこ。53番が「円明寺」で昔は全く同じ名前だったのですが紛らわしいので名前を変えたと言う逸話があるそうです。そして遍路道は今治の中心部に入り、第55番札所「南光院」さんに着きます。町の中心にありながら本堂と太子堂が離れて建つ結構な敷地面積がある静かなお寺さんでした。もうすっかり夕刻になりました。今日の歩きはほぼ40km。ここにきて最高距離の歩きになったようです。今日は今治駅に置いてある車に戻っていったん帰宅し再び明日の歩きに備えましょう。

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