笹山〜一寸先は闇からの〜

３週連続の南アルプス。 奈良田２時着。トイレ横の駐車場に余裕で駐車できました。３時スタートを考えてましたが、雨がパラパラと降ってるし、濃霧で稜線が全く見えず。まぁ、稜線に出るまでは樹林帯なので晴れでも雨でも大差なく、しかも真っ暗闇の中を歩くので、天気は何でもいいんだけど濃霧があまりにもひどいので、３０分遅らせてのスタートとしました。 一寸先は闇からの雪化粧。 スタートして直ぐの吊橋を渡っていると、後方から灯りが？前後に誰もいなかったので突然の灯りにびっくり。真っ暗闇かつ濃霧で見通しが利かない状況が続く中、その後方の人の灯りが途中で見えなくなり、どうしたんだろう？と思いつつ、歩きづらい急斜面を進み、やっとの思いで尾根道へ。凄い道だったし、後方の人はこの急斜面は大丈夫なんだろうか？と心配になりました。で、しばらく歩くと自分より１時間前にスタートした人に追いつきました。その人に、後ろを歩いてた人がいたんだけど、灯りが見えなくなって心配なんですと伝えたところ、逆に先行者が一人いると教えてくれました。しばらく歩くとその先行者に追いつくことができ、奈良田の出発時間を聞いてびっくり。自分と同じ３時半スタート！？ということで、自分が思い切りルートロスしていて、その人も自分を心配してくれていたそうです。要所要所にマークあるのですが、そのマークの意味を見誤ったようです。どおりで険しい道なき道だと思いましたww。稜線は風が冷たく手指も悴んで、スマホ操作もままならず。うっすらと雪化粧した程度の積雪でしたが、それでも歩くべき道が不明瞭で、ハイマツの上を踏み抜いたり、岩の上や木の根っこで滑ったり。。ハイマツちゃん、ごめんね。という感じであまり登山に適していない条件だったけど、稜線からの眺めはパラダイス。夏に歩いた尾根を眺めシミジミと感慨にふけってました。歩きづらかったものの計画より１時間早く下山。日帰り温泉へ立ち寄ることもでき、心地よく帰路へつくことができました。