追悼登山　Mt.多良のツメレンゲ＆黒髪のヤツガシラ観賞

15年ほど何時も一緒に山登りしていたNさんが亡くなった。８月初旬に２回の山行にご一緒した時には発病の気配すら無かったのに、それからたったの２カ月で永遠のお別れになろとは誰が想像したでしょう。私も術後の回復も順調に進み、Nさんとも一緒に登れるようになった矢先に突然のお別れとは、あ～無情とはこんな事を言うのでしょうか。お淑やかで愚痴はおろか悪口の一言も聞いた事もありません。口癖は、ご主人から、自分の老後を看て貰わねばならないので、どんどん山に登って鍛えていてくれと言われるので、ご主人の為と自身の楽しみを併せ持って、何時も嬉々として楽しそうに参加されていました。最近スマホデビューもされ、スマホ写真の腕前もあがり、ご家族さんにも自慢げに話されていたと聞いていました。 何時も２番手を歩かれ、その位置が一番居心地が良かったのでしょう、決まって２番手は替わる事はありませんでした。今年中の復活を期待していた矢先の事で、突然の死は身内を亡くしたように、胸にポッカリ穴が空いたように、途轍もない寂しさを隠しきれません。 亡くなられて１週間が過ぎたので、今日は追悼登山として、昨年も一緒した多良のツメレンゲと、黒髪のヤツガシラの観賞と撮影を、今日もNさんも一緒しているんだと、偲びながら撮影して来ました。これからも何処の山に登ろうと、２番手はNさんの居場所だと思いながら歩いて行きたいと思っています。Nさん！、来週の山は○○山だから何時もの所で待っていて下さいねぇ～。合掌🙏 　今日は思わぬヤマッパーさんとの出会いがありました。庭の浴室で倒れ、玄関の電話までたどり着くのに約12時間かかって一命を取り留めたと投稿されていたロクベイさんとの出会いです。私もその頃は入院中でしたので、他人事とは思えずコメントさせて頂いていた本人さんとの出会いだったのです。まだ歩きが本調子では無いとの事でしたが、私の息子よりもお若いし、本格的に登山出来るのもそう遠くは無いと感じました。山復帰が一日でも早い事を祈るのみです。