八大龍王と毘沙門天

2021.10.21(木) 日帰り

活動詳細

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NHKBSプレミアムで日曜日の夜に放映されてる山女日記で、先週は白馬岳の巻であったが、大学生達が休憩していた小高い丘に八大龍王と書かれた碑が立っていました。場所は何処だか分かりませんでしたが、白馬岳には2回登っているのにその碑を見た記憶は全くありません。その頃は唯々アルプスの山々の山頂をひたすら目指すのに夢中で、周りの石仏や石碑などは眼中に無かったのでしょうねぇ~。八大龍王とは法華経仏法の守護神だそうです。  このところ年齢のせいか、歩きがゆっくりなったせいもあり、石仏などが矢鱈に目につくようになった。八大龍王を調べたら佐賀市にも八大龍王宮があったのです。      所用で有明海近くまで出かけたので、用事の場所から近い八大龍王宮に序でに寄ってみる事にしました。この神社の創建は、この地に起こった水害など壊滅的な状態を目にした当時の佐賀城主であった龍造寺隆信公が、海の神と言われる八大龍王を祀つり安寧を祈願したのに始まるそうです。残念ながらご神体は本堂の奥深く白布で包まれ安置されているので拝見する事は叶いませんでした。そこが神様の神様たる所以でしょうねぇ~。ここで驚くべき慣習?を見ました。神社なのに線香とローソクがあがっているのです。丁度お隣の奥さんがおられたのでその事を聞くと、あら~そう言われれば~…、昔から何も思わずあげていましたねぇ~と笑われた🤗。神仏習合の名残りなんでしょうねぇ~。 序での序でに、本行寺に祀られてる県内一の大きさ(140cm)を誇る、木彫りの毘沙門天さんを拝顔し、次いで神埼市の新四国八十八所、第六十三番札所として祀られてる毘沙門天さんをも観に行きました。神埼の毘沙門天さんも木製ですが、カラフルなお姿をされていて、戦いの神様には見えませんでしたが、邪鬼を踏みつけたお姿は猛々しくもあり、カラフルなお姿とのアンバランスが面白くもありました。

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