百高山「蓮華岳」!

2021.09.25(土) 日帰り

 蓮華岳・標高2798.7mは針ノ木岳と針ノ木峠をはさんで向かい合わせの位置にあり、多分そんなに有名ではない山。でも遠くから見ると山体が大きいのでよく目立ちます。期待もほどほどで行って来ました。しかし山は行ってみないとわからないものですね。予想もしていなかった素晴らしい山だと言う事をこの目で実感する事になりました。  自宅を未明の3時出発、中部横断道路から入り安曇野ICで降り扇沢の無料駐車場に6時前に到着するも、満車状態。しかたなく一段上の1日1000円の有料駐車場へ。こちらはまだ余裕がありました。準備を整え針ノ木岳登山口から入山。大沢小屋まではショートコースの堰堤越えの作業道を利用し45分ほどで到着しました。そこからアップダウンを繰り返し30分ほどで「針ノ木大雪渓」に入渓します。しかしこの時期雪渓など既に消滅し、登山道はヘツリ、高巻き、渡渉の繰り返しとなります。最後の100mほどはザレた急登のジグザグ登りとなり勾配が緩むと「針ノ木小屋」が視界に入り急登が終わります。大沢小屋から2時間30分の登りでした。予定より1時間以上も早く到着し余裕が出てきました。小屋裏で大展望をつまみに小腹を満たし「蓮華岳」に向かいます。   実は、今回同行者は針ノ木岳にも登っていない。さてどっちに行きたいですか?と聞くとたいていは「針ノ木岳」と答えるでしょう。だって黒部湖や立山の展望が素晴らしいし有名ですからね。ところが揃って「蓮華岳」に行きたいとおっしゃる。ホント?それでいい?。と念を押し「蓮華岳」に向った。(注:両方は行けないので(>_<))  小屋前からいきなりの急登に取り着く。一登りでもう小屋が小さくなる。針ノ木岳の山頂も視界に入り一歩毎に展望が広がって行く。最初のピーク2754mが山頂の様に見えるますが山頂はまだまだ先。そこへ登って初めて山頂の遠さを知らされます。しかし一たび山頂稜線に上ればWINNING ROADが遥か先まで続き、雄大で気持ちのいい稜線歩きを楽しむ事が出来ます。 山頂手前には「祠のピーク」がありな並ぶように山頂三角点があります。山頂で大展望を堪能した後は来た道を下山、針ノ木小屋でゆっくりと昼食を取り、大雪渓を、と言っても雪渓ではなく巻道のザレザレを下り、扇沢登山口には予定よりも1時間半も早い下山となりました。 行くところ、見渡す限りの紅葉に満たされ至福の山行となりました。そして今日もまたいい天気に恵まれた最高の日になりました。

この活動日記で通ったコース

針ノ木岳(扇沢)

  • 08:59
  • 11.5 km
  • 1576 m
  • コース定数 36