活動データ
タイム
05:29
距離
6.7km
のぼり
573m
くだり
804m
活動詳細
すべて見るこんにちは。 嘴平伊之助🐗です。 阿蘇山は初めての登山でした。 2021年10月20日(水)11時42分頃 高岳山頂にてあの阿蘇大噴火に遭遇しました。 凄まじい体験でしたが命辛々無事下山できた事を嬉しく思います。 心配してくださったフォロワーの皆様、ありがとうございました。 今回の山行レポ公開すべきか初め凄く悩みました。山を愛するみなさんに自然の猛威を解ってもらいたくて公開致します。 山は我々に美しい表情を見せてくれる一方で恐ろしく牙を剥く時もあります。 祖母・傾 遭難滑落死亡事故。 22日は大崩でも滑落死亡事故がありました。 気をつけて防げる事もあれば気をつけていても防げようの無い大規模自然災害もあります。 阿蘇高岳山頂の目の前で大噴火を目の当たりにして瞬時に2014年御嶽山噴火が脳裏を過りました。御嶽山噴火は噴火レベル1での大噴火だった事で多くの人命が失われました。 今回の大噴火の様なケースは運命的なものであり気をつけていてもまともに食らったら防げる事は出来ないでしょう。迫り来る壮絶な自然のエネルギーの前では走って逃げるなんてまず無理です。 我々人間は自然の猛威に対してはちっぽけな存在だと痛感させられました。 登山に100%の安全は無いと思います。 ただ出来る限りの準備や活動計画は持つべきだと思います。 入山の際には登山届は書いていますか? 書いていない方は必ず書いてください。 書くのが面倒な方は自作でも定型なものでもインストールして事前に記載済の登山届をポストに入れる事をお勧めします。自分も自作の記載済登山届をあらかじめ作っておき今後はすぐポストに入れるだけにしたいと思います。山域によっては用紙やペンが無かった経験ありませんか? 今回、改めて大事な事だと再認識しました。 今回の大噴火においても地元警察からすぐに連絡がありました。 携帯が入らない山域では自宅や親族の連絡先まで記載しておく事を勧めます。 出来る限りの準備については携帯電話、プラスαの食料、バッテリーパック、ヘッデン、予備の上着、ブラスαの水、は最低限ザックに入れておきましょう。噴火直後は下山する安全なルートが確保出来なければビバークもあるかと考えさせられました。 自分はソロでの険しい山域への山行も多く可能な限り完璧な装備で山と向き合います。 身につけるギアもストレスなきものにこだわり使用しています。 ソロで山と向き合う事でここ最近では『肌感覚』が敏感になりちょっとした変化に気づける様になりました。山が美しく輝く瞬間だったり、花々が綺麗に見える瞬間だったり、足元注意ではなく頭上注意だったり、ロープ場や鎖場の試し張りだったり、沢の水量や流れや濁り、土の臭いや花の香り、風の向きや強さ、高低差による気温差や天気による気温差、日の傾き、獣の気配、などなど‥ 頭で考える事と言うよりは動物的な『肌感覚』なのです。 今回の大噴火は噴火前から嫌な違和感を感じてました。それが噴火だとは断定できませんが噴火する1分前からずっと火口が気になり写真を撮り続けました。本当に噴火したので少し怖くなりましたけど‥!(◎_◎;) 今度も大好きな登山は続けます。 山は最高の瞬間を見せてくれます。 さらにこの『肌感覚』を磨き上げて的確な判断力で名だたる名峰に挑みたいと思います。 最後に‥火山系の山行では車に必要なものは置いて行かない方が良いです! 特に貴重品は持って行きましょう! ワシみたいに車や荷物を取りに行けない状況になります!(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (泣)
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