槍ヶ岳山荘付近。寒くて凍る 戻る 次へ

槍ヶ岳の写真

2021.10.17(日) 22:36

槍ヶ岳山荘付近。寒くて凍る

この写真を含む活動日記

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27:07

41.3 km

2334 m

槍ヶ岳

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)

2021.10.16(土) 3 DAYS

211016土 今年の目標、槍ヶ岳登頂。無謀な目標とも思った が友人2人に支えられて、一年かけて修行してきた。 7月から宿を予約しては延期を繰り返し、本日が 三度目の正直。前日はいつも通り緊張して眠れず。 友人2人と運転交代しながらあかんだな駐車場着。上高地の天気は晴れ。河童橋から穂高連峰を眺め上々のスタート。荷物重い、腰が耐えられるか。 平坦な登山道を進み徳澤園、横尾を通過し槍沢ロッヂへ。横尾で休憩中、自衛隊の戦闘機が超低空で槍ヶ岳方面へ飛んでいった。轟音。北朝鮮のミサイル発射でスクランブルか? 初日は大して疲れず行程終了。コーヒー淹れて、ビール飲んで、風呂入って爆睡、の予定が高地のせいか全然寝つけない。疲れを明日に持ち越さないか心配。夜は大雨となりさらに心配が募る。。 211017日 天気は雨。午後は回復予報だが雨具を装備して出発。槍沢の川沿いをどんどん進む。高度が上がり、太陽も望めず寒くなってきた。上着を着たり、暑くなって脱いだりを繰り返す。汗をかいたが買ってきた甘めの梅干しを食べて塩分摂取。 雨も止み、時折晴れ間も垣間見えた。槍は雲に覆われ全く見えない。ひたすら槍沢を進む。岩場が多くなり勾配も急に。足取りは重い。会話も少なくなってきた。 ついに槍ヶ岳まで1500mの表示。頑張りどころで長渕の名曲captain of the shipで気合を入れる。 お前が舵を取れ!と3人で叫びながら笑、槍ヶ岳山荘まで登り切った。ようやく槍ヶ岳を拝めた。 興奮冷めぬまま、穂先へアタック。疲れは感じない。大荷物を下ろし、ヘルメットとカメラの軽装で慎重に登っていく。山頂には我々3人のみ。雲が少しかかっていたが360度の大パノラマに感動。贅沢な時間を満喫し、冷えてきたので夕日が沈む前に下山。山荘でマジックアワーを楽しむ。夜は月が槍と雲海を照らす見たことのない景色。目が慣れると青と灰色と黒の世界。写真では描写できない。帰ったら絵を描こうと思う。 211018月 天気は晴れ。日の出を山荘から眺める。 凍てつく寒さの中、日の出を待ったが太陽が登ると心も体も暖かくなる。朝食のおでんを頂き、穂先へ再アタック。寝起きで準備運動もろくにせず登ったので息が上がる。鼻水は垂れ下がる。 登ると雲一つない絶景。心の底から思う。来てよかった。昨日より寒い。写真に収めて早々に下山。 今日は上高地まで20kmの長い道のり。下りだし、中学時代の遠足より短いし大丈夫だろと思ったが3日目で疲労が蓄積し足腰フラフラ。気をつけないと転倒する。ストックを第3、4の足としてフル活用しなんとか槍沢ロッヂまで帰還。道中、友人Dが転倒。バックパックの慣性で一回転。大事に至らず良かった。航空自衛隊は今日も出動。なぜ低空飛行するのか不思議。遊んでいるように見えた。 槍沢ロッヂからは平坦な道。距離が長いだけ。 暇つぶしに古今東西キン肉マン超人や男塾の登場人物で盛り上がる。上高地に着いたのは1820バスはない。タクシーであかんだな駐車場へ。寒い。 急いで日帰り温泉へ。至福。食事も済ませてあとは運転して帰るだけ。眠気を心配したが友人Sのプレイリストで盛り上がり、大爆笑のなか自宅へ到着。 2人ともありがとう。一生の思い出になったね。 持っていくと良いもの ウエットティッシュ、ジップロック、カメラの充電器、現金 持っていかないで良いもの 水は小屋で買える。1.0L有ればよし。 小屋に乾燥室完備。3日分の着替えは要らない。 電源も小屋に完備。モバイルバッテリーも不要か。