活動データ
タイム
07:53
距離
10.4km
のぼり
865m
くだり
867m
活動詳細
すべて見る先週に続き、紅葉狩り登山へ。 場所はカラマツの黄葉が見たいので浅間山か北八ヶ岳と決めていました。 先週末、「落葉が始まりました。紅葉の見頃は今週末まで…」と双子池ヒュッテさんのFacebookでの投稿を目にし… これは行かねば!と言う訳で、またしても深夜3時に自宅を出発したのでした。 目指すは大河原峠! この日は少し前までの陽気から一変、明らかに気温が低い。 圏央道〜関越道〜上信越道と繋ぎ、最後の休憩ポイントの佐久平PAでは、車から下りると寒いぐらい。 さらに一般道に入ってからはナビ通りに走っていると、すれ違い不可能の細い道を走らせられ…。 大丈夫か?この道?と不安になる頃にやっと、見覚えのある蓼科スカイラインに合流。 取り敢えずホッとする。 さらに大河原峠へ向け標高を上げて行くと…朝日に照らされた周囲のカラマツが白い事に気付く。 うぉ!霧氷じゃないですか! まさか、山頂は雪? そんな不安が頭をよぎり出していると突然目の前に鹿が飛び出してきた! 思わず急ブレーキです! 鹿出没注意!! 危うく追突する所でした。 鹿も目を丸くして驚いてはいましたが、白いお尻を見せつける様に、右へ左へ蛇行しながら車の前方を塞ぐ様に走りだし始めました。 これ…煽られてる? (笑) この辺の鹿さんは煽ってくるようですよ、皆さんお気を付け下さい(笑) 程なくして大河原峠へ到着。先着の車は4~5台ぐらい。 周辺の樹木や笹原の葉も真っ白です。 これは当たりなのか? 外れなのか? 今日の目的はカラマツの黄葉と双子池の紅葉、そして双子池ヒュッテの信州牛がゴロゴロ入ったカレーを食べる事! それにプラスして、まさかの霧氷。 当たりと言わずにはいられないでしょ! 支度して早速歩きだす。 先ずは大河原ヒュッテ横から蓼科山を目指します。 出だしから写真撮影でストップばかり。少し前を歩いていた先行者さんはすぐに見えなくなる。 先ずは北八ヶ岳らしい登山道を行きます。 朝日によって溶け始めた霧氷は水滴と氷塊を下に落とし始めました。 冷たい!痛いっ!…騒々しい(笑) やがて、佐久市最高地点辺りまで来ると展望も開けてくる。 北横岳の向こうに南八ヶ岳の峰々。 北横岳も白い。 そして将軍平を経て見上げる蓼科山への登山道は岩岩です。 溶けだした霧氷の容赦ない攻撃は相変わらず…。 冷たいっ! 痛いっ! しかし、楽しい(笑) 蓼科山頂ヒュッテまで来れば、そこから先は山頂とは思えぬ広大な景色が拡がる。 雲の上に突き出た山頂からは360°の大展望。浅間山も四阿山も秩父の山々も、そして南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、白く雪を被っているのは後立山連峰でしょうか。 そして目の前に北横岳から連なる八ヶ岳連峰。裾野の紅葉がちょうど見頃のようです。桜平周辺でしょうか? 絶景を眺めながら、しばし休憩。 景色とおやつを堪能したのち、登って来た登山道を将軍平まで下る。次々と登って来る登山者さん達…ところにより渋滞もありました。 さすがに人気の山です。 将軍平では蓼科山荘さんでバッヂを購入、そしてトイレを借ります。使用料は¥200円です。 実はトイレを借りようと思ったら小銭が無く…なんてこった!と焦る自分(笑) 紙幣とバッヂを手に持ち、トイレ代も引いて下さ~いとお願いしたのでした。皆さん小銭も忘れずに用意しましょうね。 ちなみに、バッチはついでに買った訳ではありません(笑)登った山のバッチはなるべく買うようにしています。 将軍平からは天祥寺平へと下り亀甲池を目指します。 途中、沢を下るのですが崩落の為に登山道が分かりにくいです。私が通過する際も目の前で落石を見ました。 握りこぶし2つを合わせたぐらいの大きさの石が3コほどガラガラっ!ゴロゴロっ!と。 通過する際は十分に注意された方が良いと思います。そしたルートを見失わないように十分注意して。 天祥寺平まで下れば、亀甲池まではもうすぐ。 そう言えば、前回は氷結していたっけ…なんて事を思いながら、久しぶりの再会。 写真だけ収め先へ向かう。 雲が拡がり、日が影ってしまったので少々肌寒く感じる。 汗冷え対策にファイントラックのインナーを全身装着してはいるが、やはり少し肌寒く感じる。 風邪ひかんといいなぁ〜 などと考えながら樹林帯へ突入して行く。 ここから双子池までは「 THE 北八ヶ岳の森」もののけ姫もトトロも出て来そうです(笑) 写真を撮りながら…ゆっくり進んで行く。 やがて周囲が開けて明るくなると、目の前に双子池、雌池が現れる。 池の後方の山の斜面はカラマツの森。 これが見たかった〜のです。 そして、池の周囲を回り込む様に歩いて双子池ヒュッテに到着。 ヒュッテの先に双子池、雄池。どちらかと言えば、雄池の方がよく写真等にも扱われます。 池への入口手前に注意書き。 ここから先へは飲食物もザックも持ち込んではなりません。 カメラだけ手持ちして、池の前まで。 相変わらずの透明度。 池周囲の紅葉は、やはり見頃を少し過ぎたでしょうか。 それでも、感動の対面です。 なんか…好きです。双子池。 何枚も何枚も写真を撮り、ヒュッテへ寄って、この日の目的の1つであった双子池ヒュッテの信州牛がゴロゴロ入ったカレーを注文! ヒュッテ前の屋外テーブルでは先客さんが数名食事中。 山の中でご馳走にありつけるのは有り難い事です。 カレーで心も体も温めた後は、双子山を目指します。 カラマツの森の中、足もとの笹原をかき分ける様に登って行きます。 鈍った体は疲労のピークですが、力を振り絞って登って行く。 目の前が開け広い草原の山頂。山頂標識がなければどこが山頂か分かりにくい。 背の高い樹木もほとんど無い。ここは風の通り道なのでしょうか。 草原を抜け下った斜面の先がスタート地点だった大河原峠です。 朝とは色が違います。 真っ白だった風景は見事な紅葉の風景に変わっていました。 今日も良い山旅でした。
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