槍ヶ岳 日本百名山-2021-10-16

2021.10.16(土) 2 DAYS

天気予報は良くないがど十何年ぶりに高校の友人と槍ヶ岳へ。 4時前に有料の新穂高登山者駐車場に到着。準備して暗闇の中新穂高温泉から林道を歩き槍平経由で向かう。このルートでの槍ヶ岳は初めてだが林道ショートカットルートが崩れている以外、大雨被害の割に道は整備されており歩きやすい。途中、「通行は自己責任で!」との看板のある橋がある。車の通行も自己責任だ。暗闇の広めの林道を淡々と歩く。滝谷避難小屋辺りで明るくなる。周りは綺麗に紅葉中。避難小屋は何か気配がある。小屋には入らず河原で朝食。有名な滝谷が見える。一本橋を渡りここから登り。槍平小屋に着く。空いて無いがデッキで小休止。ここから更に登る。 きつかったのは千丈沢乗越から飛騨乗越の2時間あまりの登り。上を見ると厚い雲に覆われている。天候が悪くなる気配から二人で焦る。風が強くなり一気に体が冷える。防寒の為雨具装備。飛騨乗越まで登り何とか槍ヶ岳山荘につくと風雨のきつい嵐状態に。この日に登頂予定だったが諦める。山荘の話では明日は雪になるとの事。まぁ無理はしない。 自分は素泊まりの為、自炊室で湯を沸かしカレーメシ。食後友人と食堂でビールをいただく。暖かい快適な部屋。ゆっくりして就寝。 翌朝、目覚めた4時頃はまだ嵐だったが、朝食のぶっこみ飯を取り、降りる準備をした7時頃には霧雨となり、うっすら槍の穂先が確認できた。連れの契約している天気予報ではこれから冷え出し雪になるとの事、荷物を山荘にデポし登頂することにする。 途中で霧雨が霙に変わるが足元はアイゼンがいる程では無い。ハシゴを登り頂上へ。 登頂後はハシゴ、鎖など金属に着雪しだし慎重に降りた。風がそれほどなかったのが幸いだった。山荘のベンチはすっかり雪に覆われていた。 山荘からの下りは寒気が来ていたか天候は荒れる事はなく雨具を脱いで快適に降りれた。深山荘の露天風呂に入り、二日間の汗を流し今日は平湯温泉で2泊目。明日の天気によっては乗鞍に行く事とした。

この活動日記で通ったコース