活動データ
タイム
21:37
距離
30.3km
のぼり
2481m
くだり
2117m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2021.10.14-16 双六岳、三股蓮華岳へ行って来ました。 朝、3時半に出発し、7時半に新穂高登山者パーキングに到着。準備、トイレを済ませて8時に登山開始。 初日は、小屋閉め直前の鏡平山荘へ目指します。 今回、私にとって準備不足だったのは、前日にしっかり睡眠が取れなかったこと。先日の編笠山の時も睡眠不足だと脚が上がらずしんどかったのにも関わらず、、前日は気づけば3時間足らずの睡眠で4時間運転してそのまま登り出してしまい、、序盤の林道で少しリズム作れたらなんとかなるか、、と思いきや、いつまで経っても調子が上がらず、、続くのぼり、のぼり、ひたすら急登を登って行きました。ただ、本当に天候に恵まれてたことには感謝で、見上げれば素晴らしい景色が後押ししてくれたこともあり、なんとか鏡平山荘手前の鏡池に到着。 ここで出会った景色が、とても素晴らしかったです。澄んだ空気、空が果てしなく青くて、写真や絵画で切り取られたかのような、風景がそこにはありました。疲れも一気に吹き飛んで、心が軽くなっていくのが分かりました。 鏡平山荘では、2020年に改築した綺麗なカイコ式の二段ベッドの下部分を2人で使用させていただきました。1人一畳分のスペースと、上半身部分にブラインドが設置されており、快適に過ごせました。コロナ禍において、パーテーションが必須となっていますが、通常時でも顔の部分が隣と隠れてるだけで、プライベート感が出るのでいいなと思いました。寝顔って、やっぱり小っ恥ずかしいですからね。 また、食事も大変ボリュームもあり、食べ切れないほどの量にビックリしました。おかずが沢山なので、ごはんもおかわりしてしまいました。ここまで手作りしてくださる山小屋もなかなかないのでは?と、思います。 2日目は、朝6時半に小屋を出発し、2時間後の双六小屋到着を目指します。 弓折乗越まで急登を行き、乗越にたどり着いたとき、やっと目指す双六岳に出会えました。ステキな稜線を歩きながら、薄暗いハイマツの間を抜ける最中、雷鳥さんに出会い、ホッコリしながら、ルンルン気分で小屋を目指します。稜線から谷へ降って行くと、鷲羽岳を背負った双六小屋が見えてきます。何度となく、Instagramやブログなどで見てきたお馴染みの構図に興奮は最高潮に。少し進んでは写真をパシャリとしながら、同じ景色を何度も何度も、バシャバシャしながら小屋に到着。 小屋に荷物をデポさせてもらい、双六岳へ。 鏡平で、ご一緒させていただいた、双六通なおじさまからのアドバイスで、登りは中道からの春道経由で山頂を目指します。おじさまより、滑走路って言う言葉が出て、、はて?と、なりましたが… はい!滑走路!ございました。 滑走路で、あーだのこーだの、、おばちゃんが2人で大騒ぎ! 一息、遊んで山頂へ。 山頂って、、言えば、ごはんです。 贅沢にも1時間山頂を貸し切ってランチすることができました。強風覚悟で小屋からフリーズドライにお水入れて持ってきましたが、意外に火もすんなり着いて、相方はパエリアなんて映え〜なモノを作り出す…笑笑 最初はここでおしまいのつもりだったけど、、やっぱり攻めたい、初めての裏銀座。三俣蓮華岳まで足を伸ばすことにしました。 双六岳から三俣蓮華岳までの尾根歩きが最高に気持ちよかったです。全方位、やまやまやま〜 しかも、なんじゃこりゃ、名山オンパレード! 黒部五郎さんも、水晶さんも、もちろん、鷲羽さんも…みーんな、行きたくなって、仕方がない。それから、ほんとにこのピーカンなお天気! 一日中歩いていることを忘れてしまうほどの景色がそこにはあります。うん、さいこう! そして、見えてきた、三俣蓮華岳で、見つけてしまったのは、憧れの地、雲の平。。 こちらの山から見る、あちらは、ほんとに天国だと思いました。なだらかな丘がポッカリと、山容に囲まれてありました。 うん、つぎは絶対あそこまで行きたい! 帰りみち、アップダウンがある巻道を一直線に双六小屋まで戻ります。槍ヶ岳を正面に観ながら、表銀座も常念岳あたりまで綺麗に見えて、ごはんはなんだろうと、ルンルンしながら戻りました。 双六小屋のごはん、、 と、いえば、天ぷらとそうめん!みたいですが、そうめんは、今シーズンは終了してましたが、代わりに出された煮浸しも美味しかった。 天ぷらって、こんな食べてもいいのか?ってくらい食べた。野菜の天ぷら、大好きです。 お部屋は、6人部屋を女子3人で利用。 東京からきた、ソロの山ガールさんと。。 おばさん2人組に圧倒されて居心地悪くないだろうか、、と、声をかけさせていただくと、やっぱり山ガール!は、気さくなガールです。 意気投合して、翌朝一緒にお隣の樅沢岳へ御来光見に行こうとと言うことに。 明日に備えて早寝敢行。。 翌朝は、、うーん、、濃霧です。 これは道迷いの心配もあるため、御来光は断念し。プラス2時間爆睡しました…笑笑 美味しいご飯をモリモリ食べて、お弁当もらって帰路に着きます。 双六小屋から新穂高までひたすら下ります。 下りに不安が高いので、どうかと思っていましたが、ただひたすらに無心で帰りました…笑笑 ほんと、帰り道が苦手です。 今回は、ほんとに、さみしさが強すぎて、、身体の疲れはそんななかったけど、気持ちがさみしんぼでした。 今回の山旅。。 相方にたくさん笑顔をもらいながら、ほんとにたくさんの素敵な出会いと美味しいごはん、素晴らしい景色。。 一生モノの思い出という大切な宝物が出来ました。 ゴールまであと小一時間のわさび小屋で、 顔がパンパンに浮腫んで、ブッサイクな写真も、 いい思い出です。 だから、山はやめられません。。 めずらしく、たくさん書いたなぁ。。 #グレゴリー縦走登山
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