苔の世界を堪能した北八ヶ岳

ちょうど1年前に白駒池をベースに天狗岳に登ろうと思ったが、予期せぬ早期の降雪で行けず残念な思いに。その思いをもとに、今年も2泊3日（10/15-17）で白駒池から天狗岳・硫黄岳あたりを縦走しようと計画していたが、17日の午前中の天気がどうにも怪しくなってきたということで、16日の小屋泊もキャンセルして天狗岳・硫黄岳はあきらめ。1泊2日で北八ヶ岳の苔を堪能し、ニュウ・中山・高見石を周回するのんびり山旅となりました。ニュウ、中山は昨年は行っていないのでお初の山頂でした。 1日目は足慣らしということで、北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から、縞枯山・茶臼山を縦走して麦草峠に下山して白駒池へ。縞枯山もお初の山頂で、岩々の縞枯山展望台からの眺めもきれい。茶臼山は1年前雪の中登っているけど、雪のない状態は初めて。茶臼山展望台も眺めがよいです。南アルプス、中央アルプス、北アルプス、御嶽などなど、名だたる名峰一望でした。 宿泊は、1年前と同様に白駒荘さんにお世話になりました。贅沢山小屋ですばらしいところ。ご主人の人柄がよく、至れり尽くせりな感じ。 2日目は、白駒池からニュウへ上がって、ニュウからは中山を経由して高見石小屋で名物揚げパンを満喫。最後に白駒池に戻って、池を周回して苔を愛でる山旅が終了。ニュウは思った以上の岩々感でしたが、山頂の眺めが抜群。一瞬ながら富士山まで見えたのはちょっとラッキーでした。 白駒池の紅葉はすでに終わってしまったものの、苔の世界を堪能できたのと、ニュウ・中山を登頂できたのは良かったかも。来年は天狗岳と硫黄岳を目指します。