活動データ
タイム
03:18
距離
6.3km
のぼり
795m
くだり
792m
活動詳細
すべて見る南九州を巡る山旅の3日目は、鹿児島県薩摩半島南端の開聞岳へ。海に面した美しい円錐形の山容は、別名「薩摩富士」とも呼ばれ、古くから海上交通の目印にもされました。 「日本百名山」の著者の深田久弥氏はその選考基準を「標高1500m以上」としていますが、例外的に開聞岳(924m)と筑波山(877m)を選んでいます。以下は「日本百名山」本文からの抜粋。 「高さこそ劣れ、ユニークな点では、この山のようなものは他にないだろう。これほど完璧な円錐形もなければ、全身を海中に乗りだした、これほど卓抜な構造もあるまい。名山としてあげるのに私は躊躇しない」 またユニークなのが、登山口から螺旋状にぐるりと一周して山頂に至る登山コース。5合目までは、樹林帯の中の、火山礫のザレた道。7合目付近から徐々に展望が開け、眼下には東シナ海を望みます。登山道の中心は大きな安山岩に変わり、足の置き場に気を付けて、全身を使って身体を引き上げていく登山の楽しみを味わうことができます。 山頂の展望は言わずもがな。下山後は、開聞岳の展望スポット巡りを楽しみました。 開聞岳、眺めて良し、登って良しのステキな山です。
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