活動データ
タイム
18:58
距離
26.6km
のぼり
2466m
くだり
2462m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今シーズン最後になるであろう遠征はどこにするか、順当なら山友さんと先約があった紅葉真っ盛りの石鎚山になるところだったが、当日の天気予報がイマイチのため中止に。 さぁどうしよう。 以前から行きたかった山の第一候補は北アルプスの笠ヶ岳だった。しかしここは山小屋がシーズンオフのためテント泊が厳しい。なのでパス。 第ニ候補は同じく北アルプスの穂高連峰。 あんまり岩場は好きじゃないのだが、前回の剱岳で岩にも興味が出てきた。そして河童橋から見上げたあの凸凹の興味そそられる山容。 今回は1泊2日しか時間が取れないが、よし!穂高に登ろう! 初日、上高地から岳沢まで登り、そこから重太郎新道を経て前穂高から奥穂高まで一気に目覚す。 重太郎新道はゆっくり登ればなんてことないただの急登の登山道という感じ。前穂から奥穂までの吊り尾根がキツかった💦 私の場合、紀美子平から前穂山頂までの登りでかなりの体力と足を使ってしまったのでそう感じたのかもしれない。 奥穂登頂後、余裕があればジャンダルムにも挑戦できたらと考えていたが甘過ぎた。奥穂登頂は夕方になってしまい、すでに体力も足も使い果たした。こんな状態でジャンに行けば確実に死ぬ。ジャンダルムを見た瞬間ここに登るには綿密な計画を練る必要がある、それほど登頂が簡単ではないことがあの異様な山容を見てすぐに分かった。 2日目は穂高山荘を出発し涸沢岳→北穂高→涸沢カール→上高地下山という行程。 涸沢岳→北穂高は噂通り危険な道のりだった。 垂直の岩場急降下の連続に細尾根、トラバースと集中力が欠けると大怪我か若しくはあの世逝きの緊張感たっぷりの登山道だったがこの緊張感が面白かった。 ジャンダルム等、来年に向けての宿題がたくさんできた今回の実りある遠征だった。
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