北岳・中白根山・間ノ岳

父と仙丈ヶ岳へ行く予定だった日程。 急遽ソロに変更しなければならなくなったのでどこへ行こうと考え、車を運転せずに行けるとこを選んだところ、北岳、南八ヶ岳、鹿島槍ヶ岳が候補に。 ちょうどこの週のNHK百名山で北岳を特集していたので、ええやん北岳！となり天気予報もまずまず。 というわけで北岳ついでに間ノ岳へ行ってきました。 前日の仕事が21時過ぎまでだったので、終電手前の特急に乗り甲府駅へ。 駅寝してる人もたくさんいたけれど、ホテルをとっていたので滞在時間4時間ちょっとだが疲れを取りにホテルへ。 翌朝4時台の始発バスに乗り、広河原へ。 普通の路線バスだが、日曜だったためか2台で座り切れるくらいだった。 広河原につき、インフォメーションセンターの2階で朝食を取る。 ひんやりはしているが天気が良すぎて夏山のよう。 後で確認したら南アルプス市は30度まで上がったとか。 そのため、初日は昼にはガスが上がってきてしまい、ガスの中の北岳へ。 登頂したら見事な雲海。 No.2の北岳からNo.1の富士山もお目見え。 私にとっては富士山は眺める山だなぁー。 宿泊は北岳山荘。 さすがに夕方は寒くてビール飲む気にならずワインを頂く。 ガスに覆われたり晴れたりでチラ見えの北岳。 ちょっと寝て外へ出るとピンク色の不思議な夕焼け空。 明日への期待が高まる。 夕飯を頂いて就寝。 この日の夕飯、宿泊客が少ないからなのかごはん味噌汁おかわり自由はもちろんのこと、メインの鯖の味噌煮までおかわり自由だった。びっくり。 夜中、風の音で何度も目が覚める。 外に出るとかなりの強風。 一瞬このまま寝てしまおうか、、って思ったけど周りの人たちが出発してたから何とかいけるかと思い私も出発。 この日は間ノ岳へ。 3000mの稜線を暗闇で爆風の中、進む。 見上げると満天の星空。流れ星まで流れて幸先がいい。 何にもない日に流れ星が見れるなんて感動。 途中、道に迷いながら、風に煽られながらも中白根山を経て、明るくなる富士山を横目に間ノ岳へ着。 No.3から日の出を拝み、No.1、No.2、もう一つのNo.3と素晴らしすぎるパノラマビュー。 語彙力がなくて言葉にならないけど本当に最高の気分だった。 帰りは行きには見えなかった稜線を寒さ凌ぎに小走りで戻る。 景色が良くて風のないところで立ち止まるの繰り返しで稜線を楽しみ山荘まで帰りました。 下山は北岳を通らず八本歯のコル経由。 これがまた危なっかしい道でえらく時間がかかってしまった。 広河原に下山後、北岳山小屋物語を読んで楽しみにしていた広河原山荘のランチを頂く。 疲れた身体にガッツリかつ丼が効く。 14時台のバスに乗り、甲府駅に戻り、駅近のホテルの日帰り温泉に立ち寄り帰りました。 今年は初めて南アルプスへいき、山容の大きさや懐の深さに感動。 来年はもっと通いたい！