存在を許されるほど長く佇む物の哀れを感じるセンチメンタル行脚

前々回の笠取山よろしく一ノ瀬高原の道は細くて狭くて心細い 今回は高橋方向に向かってゲート前に駐車 途中までアスファルトですが剥がれてグダグダな上にこの後フラットダートが延々と続きます(´･ω･`; )

ゲート先の分岐は直進

どうやらここを渡るみたいです この後沢沿いの登山道をこのような橋でいくつか渡ります 踏み後薄めで落ち葉たっぷりでピンクテープ無いので非常に不安です

キノコの山ですで旦那方

朝もやの中 来たぜ白沢峠

例の山梨県で一番有名な不法投棄トラックが佇んでいます

荷台を突き破った桜の木がこのサイズ

米軍払い下げらしいダッチトラック そんな訳で左ハンドル どっかのバカタレが散弾を撃ち込んでます

アメリカで造られ戦地に行ったかどうかは知りませんが戦後はこの辺りで林業で使われかなり長く放置されています ダッチの人にも見てもらいたいと切に思う

周囲の森は朝もやにけぶり防火帯の中のトラックをより引立てます

所々紅葉

日が差してきました

倉掛山への登山道はほぼ真っ直ぐの直踏で右側は深い崖の縁を歩きます

登り地味にキツめ

ニガナかな？

登山道から少し逸れた所にピーク

下りも急です 今日初の富士山

良く分かんない所にピーク

ピークのちょい下にまぁまぁの富士山ポイント

ヤマラッキョウかな？

これは気がつかない人が多いのではなピーク

リンドウにアブ

今回もお花は少なめ 日だまりでチョウがとまってました

萩尾の先から別ルートで帰ります 途中いくつか沢を越えます ここは水は出てませんがコケ三昧

白沢峠に戻りました 日が当たるとまた違う雰囲気

これだけ見に来る人がいるのも納得の存在感 ここにずっと佇んで少しずつ少しずつ朽ちていく様はラピュタの機械兵のような感じです 鳥がちょこちょこ来てるんですよ( ノД`)… 泣きそうになった初秋のセンチメンタルおっさん