活動データ
タイム
11:21
距離
19.7km
のぼり
2145m
くだり
2140m
活動詳細
すべて見る紅葉稜線を楽しむのは先週までで、そろそろ会津の山々を登りたいと思っていたのですが、先週の焼石の紅葉が強烈でその余韻が冷めず、もうちょっと紅葉の稜線を歩きたい。そんな思いで、日曜のお天気を調べてみると、どうやら飯豊付近は雲が薄そう。でも流石に飯豊の主稜線を日帰りで歩くのは無謀。そこで、最近フォロワーさんの素敵なレポも上がっていた北飯豊の杁差岳を目指しました。 体力への懸念から、これまで足の向かなかった飯豊連峰でしたが、噂に違わぬ素晴らしさ。特に、長い長い急登を頑張った後に一気に視界が開けるあの絶景。尾根同士が複雑に絡み合いながら、主稜線へ合流していくそのダイナミックさ本当に最高です。稜線上の紅葉は絶頂期は過ぎていましたが、それでもその美しさには息をのむほど。 しかし、飯豊連峰。甘くはありませんでした。計画では頼母木山付近まで主稜線を歩く予定でしたが、ひどい脚つりに悩まされ、杁差岳先の湿原などをのんびり堪能して、ピストンで帰ってくるのが精一杯!まさに飯豊のキツい洗礼を浴びました。 私ほどのレベルで、この界隈を日帰りすることは危険だし、改めて慎もうと思いました。いつか泊まりでゆっくり歩きたいと思います。 下山後の温泉は、奥胎内ヒュッテの入浴時間が16時までだったので、帰り道で看板を見かけた小国温泉の松風館へ。@300円でリーズナブル。しかも鉄分豊富でとっても暖まる。時間が遅かったのかほぼ貸切でした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、ここからは、自分の反省点であり、かつ長いので、スルーで。 今回、前半の早い段階(標高1100m付近)から両脚の内ももにつりそうな症状が発生 その後主稜線に出て、サプリを補給したものの、朳差前衛の鉾立峰へ登る時に同じ部位がつって歩行不能に。そこで5分程度身体を休めた。その後は、ゆっくり誤魔化して歩けば進める状態になったので、両脚の痛みを感じながら、主稜線をゆっくり歩きながら杁差の先の長者平まで行き、大石山までなんとか戻ってきた。ただ、強烈な暑さのせいか、軽い頭痛も感じるほどになっていた。 大石山から本格的な下山開始。脚をおろす度に、内ももに強烈な痛みが走り、時々攣ったりしながらも、とにかくゆっくり歩くことと、ピーク毎に休憩をとりながら進む。しかし、残り5kmあたりの急降下時に、ついに内もものつりが治まらず進めなくなる。歩いてもつる、伸ばしてもつる、曲げてもつる、と急降下の真ん中で進退窮まった状態に!私の荷物の重い部分を妻のザックに移しもらいしばらく休憩。しばらくして、ようやっとゆっくりではあるが進める状態に。そして、なんとか明るいうちに駐車場へ。ともかく無事に帰れたのは良かった! さて、自分なりに今回の原因をいろいろと考えてみた ①そもそも体力不足 ②ミネラル分を中心とした補給不足・熱中症の初期症状 ③睡眠不足による疲労(23時過ぎ起床、運転4時間弱でほとんど寝ていない) ④急登の耐性不足なのに、前半の急登でのスピードの出し過ぎ まず、①は最近20km程度歩いても強い疲労感はないので、これはないと思う。③も毎回の話。ただ、慢性疲労になっている可能性はある。④は、延々と急登が続いたものの、前半かなり段差に気を遣って歩いていたつもり。ただ、最近朝日連峰などの急登を歩いていなかったので、急登への耐性が不十分であったにもかかわらず、自分の体力を過信して、スピードが速くなっていたかもしれない。一番の原因は、②であろうか。とにかく登山口序盤から延々と急登続きのみならず、気温の急上昇で汗がだくだく。内ももの違和を感じたときは700m以上の標高差を上がり、約2時間半が経過していたのに、スポドリは、いつもの感覚での補給にとどまり、200ml程度しか減っていない。また、つりを感じ始めているのに、いつも応急措置用に持参しているテーピングを利用しなかったのも反省点。いったい何のための応急セットなのか? 今後、累積標高が大きく、急登が連続する山を登る際には、補給の取り方(特にスポドリはもう1本持参して、登り段階で1本消費するほどの補給が必要)、脚攣りに効くという芍薬甘草湯の持参、急登時のペースなど、今回の教訓を活かして行きたい。 水分:スポドリ(1200ml、但し、前半の消費少ない)、水(1000ml) ジェル:2時間半後(ヒドノ峰)、食事:5時間後(鉾立峰)、コーヒーB:7時間後(鉾立峰) 疲労度:高(酷い両脚内ももの足攣り)
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