快晴の硫黄岳

2、3週間前に計画していたけど台風で延期になったので再チャレンジ。今回は大丈夫だった。 桜平は混雑するとのことなのでいつものように前泊入りして車中泊。出発時は晴れていたので今回は期待できると出発。 しかし硫黄岳山頂はガスガスで見えない。たまに雲の切れて周りが少し見える程度。 八ヶ岳は上の方にはテント場がなく、また前回の甲武信岳で失敗から急遽小屋泊になり快適さを味わってしまったので今回も小屋泊。早速硫黄岳山荘にチェックインして荷物を置いてから横岳を目指す。 途中ちょっとスリリングなところもあったけど荷物がほぼないので特に問題はなかった。 妻は疲れたとのことなので横岳の無名峰まで行ったところで休憩し、自分はもう少し先の石尊峰まで行ってきた。もう少しで地蔵のコルまでいけそうだったけど時間がないので諦めて戻る。 硫黄岳山荘はシャワーが使えて、しかもトイレが水洗＆ウォシュレットととても山の上とは思えない快適さ。夕食も美味しくいただき、今回は個室に泊まったのでゆっくりできた。 ご来光は晴れていて雲海は少なかったけどすごい景色で感動。甲武信岳、金峰山あたりから日がのぼり、反対側の中央、北アルプスにだんだん日が差していく様子は感動というか神秘的。 お世話になった硫黄岳山荘を後にして硫黄岳に戻ったら快晴で八ヶ岳の全貌が見えてこれまでの登山で一番の景色だった。阿弥陀岳、赤岳、昨日行った横岳、大同心、小同心もくっきり。阿弥陀岳の影になり少ししか見えないが南アルプス、中央アルプス、乗鞍岳、北アルプスも槍ヶ岳や剱岳までよく見えた。 帰りたくなくてお湯沸かしてコーヒーを飲みながらしばらく見ていた。 帰りはよく転んだ。3回転んで3回目は前方から人が来たのでなるべく端に避けようと思ったらよく滑る砂袋を踏んでしまい転んで膝を少し捻ってしまった。やってしまった、しばらく登山に行けなくなってしまうのがとても悔しい。今回は素晴らしすぎる景色を堪能できたのに最後にちょっとガックリ。