合戦沢の頭・燕岳・大下りノ頭・大天井岳

今回は、燕岳、大天井岳、牛首展望台ルートでした。まずは、アプローチ。燕岳ということで、決して楽観視していたわけではありませんが、am3時に駐車場着を目指して移動しましたが、ギリセーフレベルでした。 十数キロ手前で、いきなり暗闇から警備員が出てきます。かなりビックリしましたが、第3駐車場へ入るよう指示を受けました。それから、お世辞でも良い道とは言い難い狭い道を十数キロ進みます。しかし、第3駐車場は満車。間違えたのか？と思い、第一と第二に行くも満車。数名、駐車スペースにテントを張っている輩がいました。たぶんこの方々の分が誤算なんだと思いました。本当に迷惑な方々です。仕方なく、第3駐車場よりかなり下の路肩に止めてる事にしましたが、路肩の段差が大きく車高の低い私の車では、底をガリガリ擦ってしまいました。なかなか厳しかったです。 後は少し仮眠して登山開始。北アルプスの三大急登となりますが、思っていたほどではない印象。歩き易い登山道なので、ストレスなくサクサク行けます。ただ、途中から雲の中に入った感じで展望が無くなりましたが、逆に直射日光を避けられ、私にとっては登り易い環境に。山荘に着くと尾根より西側は展望がひらけていて、ちょっと感動！ここで、山小屋にチェックイン。今年は燕山荘100周年。特別に100周年バンダナも頂きました！荷物をデポして、燕岳へ行こうと考えていましたが、霧の中。仕方なく、翌日の早朝に登るプランへ変更。夜に皆さんと外に出ると満点の星空！久しぶりにこんなに星空が見れたような気がします。数分おきに流れる流れ星の天体ショーに興奮。久しぶりに童心に帰りました。 朝食は、4:30から30分おきに3回くらいに分けて提供されます。朝ごはんに限っては、早い者勝ちルール。流石に4:30は少なかろうと、たかをかくくっていると、長蛇の列。4:15にならんでギリでした。朝食も競争です。ご来光を考えている方は、20分以上前に並ぶことをおすすめします。翌日はバッチリの晴天に。東側は一面の雲海に。天気予報では午前中は曇りの予報でしたが、ここは標高が高いので雲の上で晴天に。燕岳の山頂でご来光のため、30分ほど待機。続々と登山者が現れて満席状態に。しかし、本当に綺麗なご来光が見れました。良いことありますように！ それ以降は、ちょうどいい天候の中、快適な登山になりました。上高地側とは逆側からみる槍ヶ岳が何ともカッコいい！やはり存在感が凄いです。大天井岳までは、快適で、絶景が拝める稜線歩きです。所々岩稜帯になりますので、手袋はあった方がいいです。燕山荘に帰ってきて、ここで昼食。デポしたザックを回収して下山へ。なかなか長い距離を歩いたので、燕山荘から登山口までが長く感じました。しかし、今回のルートは危険な箇所もなく、快適な稜線歩きが主になるため、初めての北アルプスにトライする方にはちょうどいいと思います。 帰りは、いつも以上に酷い中央道の渋滞にハマってしまい、遅い到着になってしました。