川苔山(鳩ノ巣→鋸尾根→川苔山→ 本仁田山→奥多摩)

2021.10.10(日) 日帰り

活動データ

タイム

09:25

距離

14.3km

のぼり

1604m

くだり

1579m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 25
休憩時間
2 時間 4
距離
14.3 km
のぼり / くだり
1604 / 1579 m
55
24
1 5
2
4
31
1 32
14
1 27

活動詳細

すべて見る

天候は晴れ。 鳩ノ巣駅から川苔山を目指しました。 鳩ノ巣駅から周りの山を見るとガスってました。 鳩ノ巣駅を背に右に歩いて、線路を超えて棚沢熊野神社に向かいます。 境内に農村舞台と石桟敷を備える、奥多摩独特の境内を有する神社らしいです。 この神社にて登山の無事を祈りました。 神社から左に、登山道がありそこから登山開始。 今日の予定は、熊野神社→大根ノ山ノ神→(瘤高山は目指さないで)大ダワ→鋸尾根→船井戸→東ノ肩→川苔山。 実は、相変わらずの事前準備不足で、川乗橋方面が通行止めとは知らず、川苔山から百尋ノ滝経由で川乗橋に下山しようと思っていました。 途中、大根ノ山ノ神から、大ダワに向かう道を間違って、車道の方に行ってしまいました。 途中で気づいて引き返しているときに、同じく間違っているお兄さん2人に会い、地図を見ながら引き返し、正しいルートで登山再開。 登山道の入り口に、「本仁田山登山道」の立て札があるのですが、ちょうど車が止まっていて、見つかりにくい状態になっていました(泣)。 大ダワまでは、植林の斜面をガスの中歩きました。勾配もなく、なだらかな感じです。 どんぐりや、いがぐりがたくさん転がっていました。 いがぐりの中のクリがなくなっているのは、動物が食べた後なんですかね。 鋸尾根は、ちょうどガスが晴れてきたのですが、名前の通り、アップダウンが激しく、しかも道がわかりづらいところがあり、道なき道を進むといった感じで、私には結構きつかったです。 鋸尾根の終盤、またガス。。。 船井戸について、しばらくすると、水場の立て札があり、山頂でコーヒーを飲むのに、山の水を使いたいと思い立ち寄りました。 30Mくらい下ると、小川が流れています。 もっと上流に行けばいいのかもしれませんが、手で水をすくったときに、黒いものが点々と見えたので、その水を使うのをやめ、ルートに戻りました。 東の肩付近で、僕と同じく道を間違えたお兄さん2人組に出くわしました。 お二人は、とっくに頂上まで行って、ごはんも食べて下山を始めたところでした。応援をもらい、少し元気がでました。 お兄さんたちは、来た道と同じ鳩の巣方面へのルートで帰るんだなと、その時は少しだけ気になった程度でした。 東の肩についた時に、通行止めを知り、愕然となりましたが、頂上の先にも一応ルートがあるのでそこから下山できないか期待して、とりあえず、川苔山の頂上へ。 頂上へ着いてまずは、頂上の先のルートがあるか見に行きましたが、期待むなしく、ロープが張られていて、通行止めでした。 ガスが出ていて、眺望もあまりいいものではなく、がっかりつづき。 気を取り直して、食事。 メニューは、アルファ米の「白飯」と「畑のカレー」です。 アルファ米の袋の中に、溶かしたカレーを流し込んで食べました。 思ったよりもおいしくてびっくり。おすすめです。 カルディのインスタントコーヒーを飲みながら、地図を見て、帰りのルートを検討。 来た道を帰り鳩ノ巣駅に向かうか、「本仁田山」に向かって、奥多摩駅に向かうか。 もともとは、川乗橋からバスで、奥多摩駅に向かって、そこから、「奥多摩温泉もえぎの湯」に入って帰ろうと思っていたので、気持ちは「本仁田山」。 とりあえず、ベテランっぽいお父さんに声をかけて相談。 「本仁田山」から下山のコースは、ガレ場があるから、ずっと林道よりは、変化があっておもしろいかも。とのこと。 「本仁田山」に向かうことにしました。 ただ、船井戸で、鋸尾根はもうこりごりだと思い、左の鳩ノ巣方面に行くことに。少し遠回りではあったのですが、行きとは違うルートを選択しました。 途中の分岐で、大ダワを目指すのですが、その立て札に「悪路」の記載があり、嫌な予感。。 でも、意外にも、そんなに悪路でもなく、僕にとっては、鋸尾根の方が悪路だと思いつつ、どんどん歩きました。 が、確かに、道がくずれて補強されたのか、木で作られた道が結構続きました。左は崖、右は壁という、幅1m弱の道です。 そこに、なんと、一匹のおっきなカエルが、道の真ん中に居座っていました。 思わず、「うわっ!」とおっきな声がでてしまいました。 とっさに、周りをきょろきょろしましたが、人はおらず、痴態をさらしていないことに一安心。 とは言えこのカエルどうしたものか。いっこうにうごく気配がなく、にらめっこ。 トレッキングストックで木をトントンとたたくとようやく、よけてくれました。 よけると言っても、壁側によけて、斜度70度くらいの壁をカエルがよじ登るという、また気持ちのわるい光景を横目に、ささっと先に行くと、数秒後、後ろで「ドサツ」と音が。 まさかと思い、カエルの場所に戻ると、カエルが壁から落ちていました。いったいこのカエルは何がしたいのか。。 気持ち悪いのですが、「がんばれよ」と一声かけて、進むことに。 瘤高山につく頃には、16:00。。。 1110mで、16:00は、だいぶ焦ります。 日が落ちてきて、おまけにガスも出てくる始末。 できるだけ急いで、本仁田山についたのは、16:18分。 とりあえず、ここからはとにかく下り。 落ち着いて水を飲んで、男梅を食べて、ベンチに座って、もう一度地図を眺める。 日没を覚悟して、ヘッドランプを額に装着。 これまで、一眼レフカメラを首に吊ってもっていましたが、それもザックに収納。 そこからは、iPhoneで撮影することに。 準備万端で下り始めたところ、「チリンチリン」と熊鈴の音が! まだ、自分以外に、山に人が居たと安堵して、とにかく音の方へ。 すると、なんと、音の主は、上ってきていました。 よく見ると彼は、半そで短パンでザックも30Lくらい。 どこに行くのか聞いたところ、 彼は、本仁田山までいったら下山するとのこと。 僕は、びっくりして、鳩ノ巣に行くのか聞いてみたところ、本仁田山から、もう一個下山ルートがあるとのこと。 本仁田山の頂上はすぐそこだと伝えました。 今思えば、彼についていくか、もしくは、彼をこっちから帰るよう説得すればよかったのかもしれませんが、そのときの僕は、奥多摩駅に向かうことしか頭にありませんでした。 彼に、ここから奥多摩までどれくらいでつくか聞いたところ、彼は、ここまで90分だから、60分くらいじゃないかとのこと。 1時間なら、ぎり日没までには降りられるかもと安堵。 道は、岩がゴロゴロしているところがあるので、気を付けて。とのことで、頂上のお父さんが言っていたのと同じだと思い出す。 ぼくらは、お互いの健闘を祈る気持ちで(たぶん。)そこは別れました。 気を付けて下りていたものの、僕は結構焦ってて、1回派手に転びました(泣)。 ほんとに危ない。 計画どおり行かなかったら、冒険心とか好奇心は捨て、もと来た道を帰ろうと、つくづく思いました。 どんどん暗くなって、写真は明るくみえますが、肉眼では結構暗く、YAMAPの地図を見ると、奥多摩駅まではまだまだ距離があり、1時間はかかるとおもっていた矢先、目の前に、舗装された道とガードレールが見えてきました。 ほんとに心から助かったぁと思いました。 それが、17:05。 本仁田山の彼と別れて、50分後くらい。 下山ベストレコードかもしれないw。 アスファルトに出て、そこからはてくてく奥多摩駅にむかって歩きました。 街頭の明かりとアスファルトがこんなにも頼もしく感じることはこれまでなかったです。 奥多摩駅に着いたのは、17:48。 そこから、「奥多摩温泉もえぎの湯」に向かい、 ひとっぷろ浴びました。 お風呂の中で、いろいろと反省。 熊野神社へのお賽銭を5円にしたのがいけなかったのかとか。 あのときのカエルは、もしかすると、これから起こることの暗示だったのかもしれないとか。 いや、そもそも、川乗橋~百尋ノ滝~川苔山のルートが通行止めということを事前に調べられてなかったことがわるいとか。 でも、とにかく、湯は、いい湯でした。 帰りは、何時だったか覚えていませんが、 奥多摩駅に止まっている青梅線の先頭車両に乗って、帰路につきました。 が、まだ、この日はドラマが待っていました。 電車に揺られて何駅か進んだところで、学生が乗り込んできて、ワイワイ声がしたので、そちらにふと目をやると、なんとそこには、本仁田山の彼が、座っていました!! 思わず声をかけて、最後には、LINEを交換w。 いやぁ山っていいもんですねw。

活動の装備

  • カリマー(karrimor)
    レイン3Lキャップ
  • カリマー(karrimor)
    ファントム ジャケット
  • ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
    コンフォートトレッキングミッドウェイト
  • カリマー(karrimor)
    Couger 40-55L
  • カリマー(karrimor)
    アリート ベンチレーション パンツ
  • ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)
    クレストン ミッド フューチャーライト
  • ホグロフス(HAGLOFS)
    パワードライ ティー ロングスリーブ
  • プリムス(PRIMUS)
    ハイパワーガス(小)
  • プリムス(PRIMUS)
    153ウルトラバーナー
  • プリムス(PRIMUS)
    ライテックトレックケトル&パン
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    トレイル
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    リボルト350

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。