活動データ
タイム
13:22
距離
12.9km
のぼり
1543m
くだり
1545m
活動詳細
すべて見る台風、土砂崩れによる通行止めで、2度のキャンセルを経て、やっと登ることができました。 登りは、砂防新道。下りは、観光新道を予定。 初日の天気は快晴、暑いくらいの天候。 ゆっくり景色を楽しみながら砂防新道を行きます。久しぶりにパンパンのザックが重い。 甚之助避難小屋で昼食。そこさら黒ボコ岩までは、思いの外しんどい道のりでした。 黒ボコ岩からは、ほぼ平坦な弥陀ヶ原の回廊を行きます。過ぎると室堂までの最後の登り。白山室堂ビジターセンターはその先に現れます。 宿泊手続きを済ませると、丁寧な施設利用に関わる説明がありました。施設は、コロナ感染予防に十分配慮されており、安心して利用させていただきました。二人使用の寝床を一人利用で、ゆったり。 夕食後に暗くなった時刻、真っ赤に染まる夕焼け、雲海は、見ごたえがありました。 夜中の天の川と満天の星は、登山の楽しみの一つです。 さて、日の出は、5時46分。室堂から山頂まで、約40分。暗いうちからヘッドライトを装備して出発しましたが、すぐにヘッドライトはいらない明るさに。 山頂に着くと間もなく日の出時刻。山頂の皆さん、突然まばゆいご来光に一斉に歓声が上がる。この瞬間は、何度味わっても毎回感動します。 さて、その後です。45年を超える登山歴で初めて見ることができたブロッケン現象。感動的でした。私の「ブロッケンです!」との声に、周りの皆さんも太陽を背にして西側に映し出された虹色の光の環に見とれていました。気象条件が揃わなければなかなか見ることが出来ない光の散乱による現象。いやー、感動しました。 その後、一気にガスが増え、お池巡りを断念して室堂へ下山です。もう山頂には、誰もいなくなり、ゆっくり味わいながら下りました。 食事を済ませ、下山です。 さて、どこから下るか。ガスの濃さを考えると、観光新道は、期待薄か?さらにガスが濃くなると、、、と考えると、ピストンが無難か。などと思い悩み、結局無理せず砂防新道を下ることにしました。結果として、ゆっくり景色を味わいながら、そして、次々と登ってくる方たちと言葉を交わしながら、また、幾人かとは、立ち止まって話し込んだり。楽しい別当出合いまでの道のりでした。 近くに居られたヤマッパーさんは、二日間で合計6名でした。 往路では、大阪から同じ高速バスだった方、中飯場でお話した男性S氏、甚之助避難小屋で昼食時にお話した方、室堂でたくさんお話した男性、山頂でブロッケン現象の話をした方々、写真を取り合ってくれた若い男性、下山時では、地元石川県民なら一度は白山に登らなくてはと言う学生さんらしき男性お二人、山でのお仕事をされていると言う女性、東京から一人で車を運転して来たと言うダンディなもうすぐ75歳の男性、福井から来られたトレランをされているという、お元気な女性お二人。 素晴らしい出会いでした。 皆さんありがとうございました。
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