活動データ
タイム
04:52
距離
9.4km
のぼり
1032m
くだり
1035m
活動詳細
すべて見る前から行きたかったが、コロナ禍で自粛していたので。ある方のレポでかなりの急登があり、苦闘されたと。 いつもよりは早めに出て、登ったが下山時間を逆算し、急登に挑戦は今回止めて下山時にしよかと。比較的に東尾根からの方が楽だとガイドブックに。だが、そんなに甘くはありません。東尾根の登山口自体、30分以上歩かないと辿り着けないし、いきなり急登だし。 登山口に着く前に、「夜這い橋」「夜這いの水」なるものが地図にあることから、見過ごして登山口に行くなんてできなかったので見に行く事に。時間的にそんなろ酢にもならないので。😁 しかし、「夜這い橋」のプレートと、「夜這いの水」と書いた看板があるのみ。謂れも何にもわからない。却ってモヤモヤが残るのみ。誰か説明してください😭 気を取り直して登山口に向かう。上から人の話し声が聞こえた気がしたが、急登を登っても誰も居なかった。 幸い、纏わりつく虫もいず、そよ風が火照った身体をクールダウンしてくれる。 知らなかったが、横高山には東峰があった。 が、東峰のプレートとGPS地図の山頂とが一致せず、GPS上の山頂に行けば何かあるかと思ったら何にもなしで、さっきの看板くらい撮ればよかった。 元々曇りで暑くなくてよかったと思いきや、たちまちガスが出てきて、展望に最適ポイントでは何にも見えず、少し雨がポツポツしだした。非常に不味い。雨で濡れた噂の急登を 下りるのは危険だ。雨が降る前に下山しなければ。少しスピードあげるが間に合わないかもしれない。それに下りてる最中に雨に遭うかもしれない。山頂からはもう一つコースがあり、地図上では危険箇所の表示もない事から、そちらから下りようと思った。少し遠回りになるが、急がば回れだ。 山頂に着いたが案の定、誰も居ない。 少しだけ休憩して、決めたコースから下山した。しかし、そのコースもなかなかの急登だった。あちこちにロープがあった。 慎重に下りていくと時代に下りやすい道になった。もう大丈夫だと安心していたら、何でもないような場所が想定外に滑る。枯れ草などがあったが、生えているのではなく、千切れているのが重なり、「浮き石」ならぬ、「浮き草」状態。落ち葉もあるし、道の土の質がザレザレ。気をつけて下りていたのに5回も滑った。3回尻もちをつき、受け身に差し出した掌がかなり痛い。後の2回は愛用のザックが身代わりになり、クッションとなってくれ、2箇所傷ついた。💧 だが、これはまだほんの序章に過ぎなかった。 鳥越峠方面に下りていく道が最悪だった。 道幅が狭く、急登だし、先のように凄く滑りやすい。ロープは何箇所かにあったが、人一人がやっと通れそうな道が右が斜面、左が崖ってところがあり、ロープを設置できる場所がなかったが、ここにこそロープがないとかなり危ない状態だった。仕方なく、斜面に手をつき、泥だらけになっても構わず、道よりも上の斜面を歩いた。こんな場所を後30分近く下りないといけないかと思うと気が滅入りそうになった。予想していた雨はふらなかった。噂の急登のある道を下りた方がもしかしたら楽だったのかなと悔やまれたがすべては結果論。急登で危機的状況だったかもしれないし。 すると、途中で道の状態が変わり、凄く歩きやすい道になった。普通の林道にもかかわらず、もうデラックスロードにしか思えない。 なんて素晴らしい道なんだろうと。 思わず駆け出してみたり、緊張から開放されて、難にも考えずに歩いてみたり。 そうしているうちに駐車場へ向かう林道に出る。もう安全すぎて恐れるものなんて何にもない。ただ、歩いていればいい。 駐車場に辿り着いた。気力的にはかなり消耗していた。下山時間はまずまずだった。 次回に来るときには逃げずにあの噂の急登に挑戦する事にしよう。 今はまた行きたかった新たな山に行く事にしたい。
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