活動データ
タイム
04:33
距離
7.9km
のぼり
1117m
くだり
1118m
活動詳細
すべて見る今週末は殆んどの山で雨は無さそうだ。 ただ大半は曇りで、終日晴れの山は少ない。 殆んどの山でてんくらはAだが、折角なら晴れの中で登山をしたい。 そんな中、十枚山は終日晴れの数少ない山で、しも未踏の山百。 と言う事で、今回もすんなりと決まった。 で、十枚山がある南アルプスは未踏の山百が数多く残っている。 折角十枚山に行くのなら、もう1座登りたいなとの思いが…。 そこで選んだのが、超瞬殺出来る白鳥山。 白鳥山は十枚山から約30分位で移動出来る。 そこで十枚山は双耳峰である為、国土地理院で十枚山とされている上十枚山と、下十枚山だけの登頂とする事にした。 いつもの登山なら下十枚山の先の仏谷山まで縦走するだろうが、最低この2座さえ登頂しておけば、十枚山は完登したと言えるからだ。 では、どこから登るかだ。 十枚山は一般的に、静岡県側(中の段、地蔵峠)と山梨県側(成島)からの3つの登山口がある。 1番多いのは地蔵峠からの様だが、逆に殆んどレポが無いのが山梨ルート。 このルートは中の段同様、殆んどの行程が急登だからと言うのと、アクセスの悪さが原因と思われる。 ならば山梨ルートから登ってみようと。 それと、白鳥山が近いからと言うのもある。 では内容。 先ずはアクセス。 結論から言うと、お勧めしない。 県道809号線をしばらく走り、途中から右斜めの林道に入っていくが、そこから約6km、舗装道路とダートの繰り返しとなる。 舗装道路と言っても、アスファルトではなくコンクリート。 しかも落石は多いし、ひび割れ等の破損は修復されず放置状態。 ダートに至っては、パイナップル大の落石を往復で7回排除したほど。 状態としては、八ヶ岳の美濃戸駐車場へ向かう道同様、一部は路面の荒れや凹凸が大きい。 まあ、美濃戸と同じくレベルと思っていれば間違いは無いだろう。 美濃戸は砂が踏み固められた道が荒れていると言う記憶だが、この道は小石が踏み固められた道と言う感じ。 イメージ的にはザレとガレの違いの様なもの、だからたちが悪い。 それでも、ドノーマルの普通車であれば、時速10km程度で走れば問題無く登山口までたどり着ける。 で、登山内容。 登山口から石小屋(小屋と言っても避難小屋的なものではなく、単なる大きな岩)までは尾根道の直登がずっと続く。 途中、下の段、中の段、上の段、奥の段と言う平場が出て来るが、それ以外は基本的に九十九折が多い。 そして石小屋から十枚峠まではトラバース道となる。 ただ、このトラバース道は危険(注意)箇所が数ヶ所出て来る。 往路では右手が崖になっており、そこを通過する道幅は20~30cm程度と狭い。 不謹慎ではあるが、万が一滑落しても死ぬ事は無いと思うが、運が悪ければ骨折や捻挫は免れないだろう。 と言っても、初心者でも足元に注意して歩けば問題無く通過する事は出来ると思う。 だから細心の注意は必要だが、ビビる必要はない。 この危険(注意)箇所は10m程度なので、そこを越えれば直ぐに十枚峠に到着する。 十枚峠にさえ出れば後は平坦な道が続き、山頂直下にちょっとした急登が出て来るだけの楽勝コース。 十枚峠から下十枚山への道も似た様なもの。 急登のトレーニング登山として登るのであれば、中の段の登山道は分からないが、多分中の段の方が良いと思う。 山梨ルートはとにかくアクセスが悪過ぎる。 山梨県の人で車は普通車以上(理想は四駆系)、そして急登好き、もしくは急登が苦ではない人くらいしか勧められないルートだ。 それと登山者が少ないと思うので、静かに登りたい人にはいいかもしれない。
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