活動データ
タイム
18:34
距離
47.8km
のぼり
2741m
くだり
3165m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る※仁科峠から魂の山までログ落ちしてます。 ※ナイトハイクを含む計画です。参照する際にはその点ご留意ください。 以前から気になっていた天城山縦走路と伊豆山稜線歩道を繋げて歩いてきました。テント無しの0泊2日の山行でしたが、途中仮眠を取り過ぎしまったので実質1泊2日です。事前に分かっていた事ですが、北アや八ヶ岳などの人気の山域とは異なり水の補給ポイントがなかったり登山道が不明瞭だったりと難しさがありました。 【前半:天城山縦走路】 登山口までのアクセスは伊東駅までは電車。そこからバスの予定でしたが電車遅延の影響でタクシーで天城縦走登山口まで行きました。タクシーだと7000円ちょっとかかるのでバスがオススメです。本数がかなり限られてますので事前のチェックは必須です。 天城峠までの17kmは樹林帯が続きます。序盤に万二郎岳、万三郎岳を登ったらその後は歩きやすいトレイルになるので順調に距離を稼げます。八丁池の景色は素晴らしく芝も綺麗なので休憩地点として最適。一部山道が崩落していますので怪我のないようにしましょう。 そこから水生地歩道を経由して水の補給を狙います。この山行で1番気をつけないと行けないのが水分です。基本的に今回の50kmの中に水道はなく、沢の水を浄水して飲むしかありません。その沢も少なくこの水生地歩道入り口にある沢が今回のルートだとラストチャンスです。ぼくはここで2.5l汲みましたが結果的に少し足りませんでした。だるま山高原レストハウスまで行くなら3lはあっていいと思います。 そこから少し登ったところにある天城峠が前半戦である天城縦走路のゴールです。少し大きめの峠を想像してましたが、よくある分岐ポイントでした。 【後半:伊豆山稜線歩道】 後半は天城峠からだるま山高原レストハウスを繋ぐ約32kmのコースです。ここからがとても長く感じました。 天城峠からはしばらく平坦なトレイルが続くので軽快に歩けます。トレランするには最高なトレイルかと。途中の二本杉峠では外人の方が幕営していたので少し雑談。こういう出会いは楽しいですよね。 その後、日が暮れてナイトハイクの時間となりました。夜の山はやはり怖いです。暗闇に目だけ光る猫のような生き物と目があったり背後で急に鳥が飛び立ったり謎の鳴き声がずっとしたり。後で調べて分かったのは猿が多いようですね。そんな環境をひたすら進みます。途中三蓋山の山頂付近ではトレイルを見失いました。なんとかリカバリー出来ましたが肝を冷やしました。 まだかまだかと歩き続けて21:00頃やっと仁科に到着です。早く着いてもどうせバスはないし体力も消耗してるのでココで仮眠をとります。テントはないのでエスケープビビィの中に寝袋を突っ込んで地面で寝ます。仁科峠はほぼ駐車場なのですが隅っこに芝の箇所がありそこで寝ました。霧でビチョビチョでしたが、疲れてるのでお構いなし。むしろ満点の星空を見ながら寝れて最高の気分でした。結果的に1-2時間仮眠取る予定がしっかりと5時間寝ていました。笑っちゃいましたが、体力も満タンということです朝3時頃に出発です。 そこからは本来絶景なのですが真っ暗で何も見えません。悲しい。後半の眺望に期待しつつ黙々と進みます。伊豆は朝でも20度弱とかなり暖かく動きやすいのが救い。途中西伊豆スカイラインという車道も交えながら進み、棚場山まで歩いたあたりで完全に日が昇りました。 船原峠で道を誤って体力と時間をロスしつつなんとか達磨山付近までやってきました。ここからは絶景が続きます。ゴールも間も無くということもありとても気持ちがよかったです。 最後に金冠山に寄り道しつつだるま山高原レストハウスに11:30頃ゴール。達成感がありました。 スタートから26時間、行動20時間程度だったと思います。とにかく温暖な気候でひたすら歩きたい方はぜひチャレンジしてみて下さい。
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