川迫ダムからトサカ尾山、弥山まで行って鉄山から周回

2021.10.06(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 38
休憩時間
1 時間 58
距離
15.6 km
のぼり / くだり
1541 / 1539 m
2 6
2 55
59
23
39
1
1 24
45

活動詳細

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今回の登山口はなんとかしてダム湖を渡らなければたどり着けないので出来るだけ晴天続きの後を狙ったがそれでも股までの水深。 ダム上は通行禁止でライブカメラがあるわけでもないので泳ぐのでなければ渡れるかどうかは運次第というのがあまり通る人がいない理由か。 途中キレットのロープには大きな疑問が。 写真説明にも詳しく書いたが、よく写真で見るキレット真ん中にかけてある古くからのロープの他にもう一本新しい物が端の方、キレットの切れ込みギリギリの所にかけてあったが、これが下りてみたはいいがそこから先にどうやって進むのか分からない、万が一ロープが切れたら谷に落ちてしまう危険がある場所。 弥山側から来た人にはおそらくロープは見えないし、そもそも崖側ですごく危険なところなのが分かるので使わないだろうが、トサカ尾山側から来ると下りたところが危険な場所なのは見えず、トラロープが新しいという罠のような事になっているので、かけてくれた人には申し訳ないが、僕が気が付かなかっただけで実は安全に通れる方法があったのかもしれないが、とりあえず使わない方が無難と思うのでこれから通る人は気が付いて欲しい。

八経ヶ岳 川迫ダム湖畔のトイレ脇に駐車。
川迫ダム湖畔のトイレ脇に駐車。
八経ヶ岳 ここから入溪してまず目の前の流れを1回目の徒渉。
ここから入溪してまず目の前の流れを1回目の徒渉。
八経ヶ岳 駐車した車をふり返ると日も昇ってきた。
右奥に見えるのは帰りに通る予定の鉄山か。
駐車した車をふり返ると日も昇ってきた。 右奥に見えるのは帰りに通る予定の鉄山か。
八経ヶ岳 ここは水量多いと渡れない可能性があるので出来るだけ晴天が続いた後に来たが、当然足はテン泊用クロックス。
ここは水量多いと渡れない可能性があるので出来るだけ晴天が続いた後に来たが、当然足はテン泊用クロックス。
八経ヶ岳 2度目の徒渉も足首まででなんと言うこともなかったが、ここで二股になっていた流れが合流して水量多くなっていて不安になる。
2度目の徒渉も足首まででなんと言うこともなかったが、ここで二股になっていた流れが合流して水量多くなっていて不安になる。
八経ヶ岳 最後3度目の徒渉地点では案の定結構な水量。
水がきれいで底が見えるので一見浅く見えるが、流れが静かで波立っていないほど深い。
一番浅そうな所うろうろ探し、勿論ズボンは腿まで捲り上げて意を決して突っ込むが、結局パンツまで浸かった。
もう少し水量多く、流れが速かったら諦めたかも。
このルートが寂れているのは、ダム上の通行が禁止されている中この徒渉が出来るかどうか、運任せになってしまっているからかも。
最後3度目の徒渉地点では案の定結構な水量。 水がきれいで底が見えるので一見浅く見えるが、流れが静かで波立っていないほど深い。 一番浅そうな所うろうろ探し、勿論ズボンは腿まで捲り上げて意を決して突っ込むが、結局パンツまで浸かった。 もう少し水量多く、流れが速かったら諦めたかも。 このルートが寂れているのは、ダム上の通行が禁止されている中この徒渉が出来るかどうか、運任せになってしまっているからかも。
八経ヶ岳 渡ったところで水を拭いて靴履き替え。
見えているダムまでの左半分あたりにダム施設の登路があるはず。
渡ったところで水を拭いて靴履き替え。 見えているダムまでの左半分あたりにダム施設の登路があるはず。
八経ヶ岳 まず出合ったのがこの苔むした坂道と右に土止め階段のある登路。
まず出合ったのがこの苔むした坂道と右に土止め階段のある登路。
八経ヶ岳 建物を回り込むと施設用階段への入り口。
建物を回り込むと施設用階段への入り口。
八経ヶ岳 少しうろうろ見た結果、まず土止め階段を少し上がり、すぐ小さく開けたところに右へ施設階段への踏み跡があったのでそこから階段に渡った。
少しうろうろ見た結果、まず土止め階段を少し上がり、すぐ小さく開けたところに右へ施設階段への踏み跡があったのでそこから階段に渡った。
八経ヶ岳 相当な急傾斜を結構登ってきた最後の施設小屋前から見下ろすと、左が階段で右が土止め階段。
どっちを選ぶかは人それぞれ。
相当な急傾斜を結構登ってきた最後の施設小屋前から見下ろすと、左が階段で右が土止め階段。 どっちを選ぶかは人それぞれ。
八経ヶ岳 階段を上り終わったところから左に登山道に入る。
階段を上り終わったところから左に登山道に入る。
八経ヶ岳 トサカ尾根までは派生尾根上の岩を縫うように稲妻状に道が付いている。
少しわかりにくいところもあるが、基本は尾根通しで、テープも少しはある。
トサカ尾根までは派生尾根上の岩を縫うように稲妻状に道が付いている。 少しわかりにくいところもあるが、基本は尾根通しで、テープも少しはある。
八経ヶ岳 トサカ尾山への登りはだんだん岩が多くなり、それらを巻くように道が付けられている。
トサカ尾山への登りはだんだん岩が多くなり、それらを巻くように道が付けられている。
八経ヶ岳 展望のない頂上標識場所。
展望のない頂上標識場所。
八経ヶ岳 ほんとはすぐ横に見える岩の上が一番高いらしいので行ってみる。
ほんとはすぐ横に見える岩の上が一番高いらしいので行ってみる。
八経ヶ岳 岩の上に来ても眺望無し。
岩の上に来ても眺望無し。
八経ヶ岳 トサカ尾山から戻って弥山までの縦走路に入ると早々に石段など出てきて最初はきれいな道。
このあたりまでは川迫ダム建設時に木を切り出したりするために道が整備され、当時は登山者もある程度入っていたのではと思わされる箇所があちこちにある。
トサカ尾山から戻って弥山までの縦走路に入ると早々に石段など出てきて最初はきれいな道。 このあたりまでは川迫ダム建設時に木を切り出したりするために道が整備され、当時は登山者もある程度入っていたのではと思わされる箇所があちこちにある。
八経ヶ岳 有名なキレット。
写真真ん中のまだきれいなトラロープと、2~3メートル先にもう一本、2カ所にロープがかけてある。
有名なキレット。 写真真ん中のまだきれいなトラロープと、2~3メートル先にもう一本、2カ所にロープがかけてある。
八経ヶ岳 最初は当然まだロープが新しい手前を下りてみたが、なんと右足下は岩が切れ落ち、左は手がかりも無さそうな岩がかぶってきてその下を這って平地に出るしかなく、もしザックが当たったりしたらと思うととても潜る勇気が出ずに登り返した。
最初は当然まだロープが新しい手前を下りてみたが、なんと右足下は岩が切れ落ち、左は手がかりも無さそうな岩がかぶってきてその下を這って平地に出るしかなく、もしザックが当たったりしたらと思うととても潜る勇気が出ずに登り返した。
八経ヶ岳 2~3メートル先のよく写真にも出てくる古いロープは問題無く平地ど真ん中に降りれる。
2~3メートル先のよく写真にも出てくる古いロープは問題無く平地ど真ん中に降りれる。
八経ヶ岳 対岸から見たところ。
2度目に下りたロープが右端に少し見えているが、最初に下りたのは真ん中に写ってる岩の割れ目の中。
こうして見ても左は岩がストンと切れ落ち、落ちたらおそらく10メートル以上止まらなそうで、この写真で見て割れ目右の少し外傾した岩の下の狭いバンドをたった1~2メートルだが這って通るのではと思うが、もしザックが当たってバランス崩したらなどと考えると自分には勇気が無かった。
逆に弥山側から来るとこの割れ目のロープは見えず、右のキレットど真ん中の古くからのロープを登ると思うので問題無いが、トサカ尾山側から来た場合は要注意。
万が一ロープが切れたらキレットに転がり落ちる可能性が高い。
ここは実際どうやって通るのか知っている人に教えてもらいたい。
対岸から見たところ。 2度目に下りたロープが右端に少し見えているが、最初に下りたのは真ん中に写ってる岩の割れ目の中。 こうして見ても左は岩がストンと切れ落ち、落ちたらおそらく10メートル以上止まらなそうで、この写真で見て割れ目右の少し外傾した岩の下の狭いバンドをたった1~2メートルだが這って通るのではと思うが、もしザックが当たってバランス崩したらなどと考えると自分には勇気が無かった。 逆に弥山側から来るとこの割れ目のロープは見えず、右のキレットど真ん中の古くからのロープを登ると思うので問題無いが、トサカ尾山側から来た場合は要注意。 万が一ロープが切れたらキレットに転がり落ちる可能性が高い。 ここは実際どうやって通るのか知っている人に教えてもらいたい。
八経ヶ岳 弥山側への登り返しはロープ無しでも登れそうな土の坂で一安心。
弥山側への登り返しはロープ無しでも登れそうな土の坂で一安心。
八経ヶ岳 迷ヶ岳への長い尾根途中で見つけたこれも有名なワイヤー巻き上げ機の一部。
迷ヶ岳への長い尾根途中で見つけたこれも有名なワイヤー巻き上げ機の一部。
八経ヶ岳 このへんで靄に包まれてしまって苔むした森が雰囲気良い。
このへんで靄に包まれてしまって苔むした森が雰囲気良い。
八経ヶ岳 迷ヶ岳山頂は山というより森の中。
迷ヶ岳山頂は山というより森の中。
八経ヶ岳 修覆山への途中でまた今度は小さい滑車発見。
修覆山への途中でまた今度は小さい滑車発見。
八経ヶ岳 このあたりの紅葉がどうなってるのか分からないが、靄の中に1本きれいなのを発見。
このあたりの紅葉がどうなってるのか分からないが、靄の中に1本きれいなのを発見。
八経ヶ岳 思った以上に長い尾根で結構時間かかって修覆山到着。
思った以上に長い尾根で結構時間かかって修覆山到着。
八経ヶ岳 靄の中歩きながら時間も結構かかってるし弥山は諦めて時間に余裕持って鉄山に下るかと考えてたが、ここできれいに晴れてきてしまったので急遽元の計画通り弥山まで行くことに。
靄の中歩きながら時間も結構かかってるし弥山は諦めて時間に余裕持って鉄山に下るかと考えてたが、ここできれいに晴れてきてしまったので急遽元の計画通り弥山まで行くことに。
八経ヶ岳 時間も無い中迷いやすい倒木帯通るのは不安だったがここまではあまり問題無く到着。
時間も無い中迷いやすい倒木帯通るのは不安だったがここまではあまり問題無く到着。
八経ヶ岳 ここまで来たら小屋でUターンではなく山頂神社まで。
ここまで来たら小屋でUターンではなく山頂神社まで。
八経ヶ岳 人気の無い弥山小屋。
等とまだ余裕で写真撮ってたが、帰りは焦りからかだいぶ迷って時間かかってしまって大失敗。
人気の無い弥山小屋。 等とまだ余裕で写真撮ってたが、帰りは焦りからかだいぶ迷って時間かかってしまって大失敗。
八経ヶ岳 鉄山平から夕日に映える鉄山と、その向こうに右から行者還、七曜、大普賢から山上ヶ岳への奥駆け道の稜線が素晴らしい。
しかしこの時点で時間はもう15時半。
この道で最後がヘッ電下山かと思うと不安も大きくなってくる。
鉄山平から夕日に映える鉄山と、その向こうに右から行者還、七曜、大普賢から山上ヶ岳への奥駆け道の稜線が素晴らしい。 しかしこの時点で時間はもう15時半。 この道で最後がヘッ電下山かと思うと不安も大きくなってくる。
八経ヶ岳 すでに途中写真撮る余裕もなくなってきたが一応鉄山頂上。
すでに途中写真撮る余裕もなくなってきたが一応鉄山頂上。
八経ヶ岳 もう山の影は暗くなった中にこれから下るダム湖が綺麗に光ってたので1枚撮ったが、もうストック使う余裕もなく両手両足総動員で飛ばしてる間にレンズ汚してしまったのかボケボケ。
もう山の影は暗くなった中にこれから下るダム湖が綺麗に光ってたので1枚撮ったが、もうストック使う余裕もなく両手両足総動員で飛ばしてる間にレンズ汚してしまったのかボケボケ。
八経ヶ岳 最後は覚悟決めてヘッドライトも点けたが、それではやはりテープの色も分からず遠くのテープは見えずで最後の残照の中ギリギリで下山。
標識があるわけでもないバリエーションでテープと踏み跡だけの中をヘッドライトだけでというのはほんと危険。
やはり弥山は諦めるのが正しかったと思う。
このあとは真っ暗な渓谷沿いの林道を40分ほど残った食料食べながら車まで。
最後は覚悟決めてヘッドライトも点けたが、それではやはりテープの色も分からず遠くのテープは見えずで最後の残照の中ギリギリで下山。 標識があるわけでもないバリエーションでテープと踏み跡だけの中をヘッドライトだけでというのはほんと危険。 やはり弥山は諦めるのが正しかったと思う。 このあとは真っ暗な渓谷沿いの林道を40分ほど残った食料食べながら車まで。

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