常念岳・蝶ヶ岳

2021.10.05(火) 日帰り

活動データ

タイム

11:11

距離

16.3km

のぼり

2086m

くだり

2087m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 11
休憩時間
1 時間 23
距離
16.3 km
のぼり / くだり
2086 / 2087 m
3 24
2 41
26
2 31

活動詳細

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次なるターゲットはこの時期紅葉🍁が期待できる常念岳に定め、一ノ沢登山口からの往復日帰りを検討。YAMAP標準タイムで10時間ちょっと。この時間で往復登山なら、できればテント泊で大天井岳や燕も併せたい。周りを調べると穂高連峰と槍の超絶展望台として名高い蝶ヶ岳があり、蝶ヶ岳との稜線歩きが期待できそう。嫌いな往復登山ではなく周回登山な点も良い。YAMAP標準タイムを調べると12時間弱。日没が早いので微妙な時間ではあるがシーズン終わりに近い体力値の高い今なら9〜10時間でいけるのではと狙いを定める。最悪常念岳の往復に変更できる左回り(常念岳先)も考えたが、標高の低い蝶から稜線歩きで標高を上げて常念岳に登頂する右回りにした。 蝶ヶ岳までの登りは非常に緩やかで急登があっても木段が掛けられていてその後に平らなところがあるといった感じで、何の苦痛もなく登頂。常念岳を見ながら登れたのも楽しい登りだった要因か。 そして圧巻は穂高連峰から槍ヶ岳までの絶景が目の前に突然現れる演出。雲☁️一つない天気にも助けられ北アルプスならではの絶景を堪能。しかもこれから常念岳までの稜線歩きにこの景色が付いてくる。期待しかない。 蝶槍までの途中で登山者の方と話をすると蝶槍から先は急斜面が待っているので蝶槍で折り返すという。その後も左回りの登山者に話を聞くとやばい急登だったとのこと。常念岳と三股登山口間は登り利用が通常の様で今回のルートは左回りが主流の様だ。 蝶槍から常念岳は快適な稜線歩きではなく大きく降っては登り返すことを数回繰り返す厳しい道でした。そして辿り着いた常念岳山頂も天気の良さもあって更なる絶景でほかの登山者と長話しながらのんびりと堪能。13時を過ぎて暗くなる前下山が怪しくなりそうなので下山開始。 皆さんが口を揃えてヤバいという下山道も気になるが下りは得意との自負もあった。岩場は好きなので前常念までの岩場を楽しみながら下山。でも岩場なので飛ばせない。ここまで8時間の疲労もある。 前常念から先の急斜面の岩場の下りはヤバかった。ここにこの登山道を「ヤバい」と表現する登山者がまた一人増えた瞬間だった。浮石は少ないものの大きな石の浮石までたまにあり、真砂土もよく滑る。これに急斜面が加われば慎重に歩いても滑落と隣り合わせ。下りで使う道ではない。登りなら軽傷で済むが下りはヤバいである。8時間歩いてた後の脚はガタガタで勝負にならない。 それでもなんとかやり過ごし、通常の急斜面に苦戦しながら下山。絶景にのんびりとしたこともあるが11時間越えの登山となった。右回りの前半の楽しさも捨てがたいがやはり左回りを推しとする。 それにしても北アルプスは縦走者も多く、いろいろなルートで登山している人との会話は楽しい。

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