活動データ
タイム
29:29
距離
44.6km
のぼり
5517m
くだり
6482m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る※4日目にGPSが切れたため獲得標高バグってます💦 今年の長期テント泊ラストのつもりで、室堂IN→真砂沢ロッジ→池ノ平小屋→阿曽原温泉小屋→黒部ダムOUTの3泊4日旅に行ってきました❗️ピークを踏んだのは池平山くらいですが、谷から見上げる八ツ峰や雪渓、山奥の温泉、絶壁の登山道など新鮮な景色・体験ばかりで飽きることはありませんでした。滅多に来れない奥深い山域だからか、これまでになく他の登山者さんとお話しする機会が多く、特に仙人池ヒュッテで出会った女性ペアには最終日まで信じられないほどお世話になりました😭いつもだとやっと下界に帰れる、という気持ちになるのが、終わってしまうのが名残惜しいような充実した山行でした。 1日目:読売新道の時にアルペンルートの混雑で予定していた美女平行きケーブルカーに乗り損ねたため、今回は事前にWEB予約❗️紅葉を楽しみながら概ね予定通りに剱沢小屋に到着するも、快晴の剱を見て登頂欲がムラムラ‥このまま剱沢泊→明日早朝に剱岳アタック→その日のうちに池ノ平小屋の可能性を検討。悩んだ末、実力を遥かに上回ると考え断念、予定通り真砂沢を目指す。小屋で雪渓ルートを確認したつもりだったが、いざ行ってみると雪渓に降りるタイミングが分からず、無駄に巻道を進んで時間ロス💦その後も間違ったピンクテープを辿ったりして疲労困憊で真砂沢に15時前到着。テント設営後天候が急変し雷と雹がしばらく続く。幸い夜には収まり、10張ほどの静かなテン場で熟睡。 2日目:快晴。ゆったり準備し7時に出発。ひたすらに剱沢を降ってゆく。ぬかるみや濡れている箇所も多く、転倒に気をつけながら進む。途中沢沿いのヘツリポイントが一箇所あり緊張。二股の橋を渡ると八ツ峰が姿を現し、その美しさにしばし見とれる。直後に仙人新道の急登が始まるが、序盤さえ耐えれば八ツ峰と後立山の絶景が存分に楽しめる❗️仙人峠からは快適な下りで池ノ平小屋。ソロでも自撮りできる三脚や背もたれ付きのチェアが置かれていて、小屋の気配りにほっこり😊小黒部谷(こくろべたん)を見渡せるテン場に設営後、池平山へ。山頂は北方稜線と一般登山道の交点で、ちょうど赤谷山方面から剱を目指す男性と遭遇。チンネなど剱の主要な岩場を指差しながら教えてもらった。バリエーションルートを間近で感じ、クライミングへの憧れが倍増。 3日目:今日中に室堂や欅平から下山するのか、早立ちするパーティーが多い。撤収中に突如轟音が聞こえ、何事かと思ったら池平山の岩壁の崩壊&落石が始まっていてビックリ❗️幸い登山道には影響なし。八ツ峰のモルゲンロートを堪能し、絶景に後ろ髪を引かれながら6時に出発。仙人池ヒュッテでは八ツ峰を見ながら黄昏れていたところ女性二人組に写真を撮ってもらう。このお二人にはその後、何度も行動食をお裾分けいただいた上、最終的には扇沢から松本駅まで車に乗せていただくなど、初対面と思えないほどご厚意に甘えまくることになる。後で話を聞くと、半袖半パンの出立ちからか学生と勘違いされていたらしい。このお二人が明日下ノ廊下に挑むと聞き、欅平OUTの予定を変更して自分も黒部ダムOUTを決意❗️その後はこれでもかと雲切新道を下り、黒部川のほとりに出て、ダムの施設内を通って阿曽原温泉へ。その日1人目のテン泊だったようで温泉は貸切状態。湯温と開放感が最高で、夕方もう一回入浴。お天気なのでテントの外にマットを出しストレッチと藤井風ライブと仮眠。夜は体が火照って寝袋が暑いくらいだった。 4日目:最終日も快晴。結局崩れたのは初日の夕方だけ。6時前に出発。途中古希の記念で長年憧れた下ノ廊下に来たという男性と遭遇。行程の長さと開通期間の短さから本当にレアな道なんだと改めて感じ計画変更の正しさを確信。その先で登山道整備に従事する作業員の方とお会いし、感謝を伝えると「仕事ですから」と最高にカッケー返答。開通した後もメンテナンスしてくれてるんだよなぁ。白竜峡付近は、一段と渓谷が狭くなり、数々の滝が川に注ぎ込むアニメのような光景。その後も絶景は続くが、次第に「長いな〜」と感じるようになり、足も取られるように💦一つ一つの箇所を見ればロープもあるし危険度はそれほど高くないが、それが延々と続くから集中力が切れて滑落するのかもしれない💦気合を入れ直し、後半はストックにも頼りつつ、13時前に黒部ダム駅到着。親切なお二人に松本駅まで送っていただきました。本当にありがとうございました‼️
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