大キレット・穂高縦走[前穂は割愛]day3

　さあ、憧れの大キレット。事故のないように気を張っていきましょう。天気は晴天。風も強くて５mという感じ。いいコンディションに恵まれました。 　飛騨泣きあたりまでは、遅いなりに順調でした。ここで、ヘリが姦しい状態に。どうやら救助活動の様。私たちが飛騨泣きにつくと、反対の岩壁からおそらく滋賀県山岳救助隊の隊員さんでしょう、女性の方がそこに着いたら、ステイしてくださいと。ガイドさん付きでセルフビレイも取れる場所ではありますが、ステイすると、最初は雄大な景色がゆったり見れると思うのですが、足元も見えだしてじんわり恐怖感。あと、カンカン照りの岩場です。岩壁の向こうにヘリがホバリングしていたと思いますが、岩壁のおかげで酷いダウンブローはさえぎられていましたが、それでもかなりの風が来てました。たぶん、最初に見えた時、板？見たいのを下ろしていたようでしたから、救助者を釣り上げたと思われます。それが終わってやっと再開。でも、なんだかんだで、北穂高小屋到着が13:15.少し休憩して本日のゴール、穂高岳山荘むけて出発。奥壁バンドにとりついたものの、諸般の事情で、小屋が確保できたので、北穂高小屋へ引き返しました。無理は禁物。憧れの大キレットはゲットできたぞ。ただし、ステイの間か何かでGPSがおかしくなったのか途中の軌跡が記録できていない。悔しい。