活動データ
タイム
20:00
距離
41.5km
のぼり
3797m
くだり
3558m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る---------- ※新中の湯登山口Pから記録開始地点までの3kmをカットしてます(登山日付を3日にしたかった) ※平均ペースは狂ってるので参考になりません ---------- 前回の日帰り赤牛の後、今年の登山は後2回までと嫁に言われたので、残りは紅葉🍁に回そうと待ち続け、ようやく機会が訪れました😊 この1ヶ月は長かった😭 🐂を見たのはもう1年前の出来事のように思える。 ラストの山は昨年からもう決めているので、残り1回選ぶとしたらやっぱり涸沢かなぁ。 登山下山時間が限られるわ公共交通機関に沢山金取られるわ瀕死レベルの渋滞になるわと、 嫌いな条件が揃ってるけど、他の🍁より再び行きたい気持ちが強かった。 昨年は上空真っ白だったので、晴れ☀️の涸沢と噂のモルゲン🌄もじっくり体験したい。 ということで、なるべく早く涸沢カールに着きたいことを嫁に伝えてみる。 俺「タクシー使っていい❓」 嫁「はぁ❓」 俺「💦 → 焼岳の駐車場使っても行けるよ。沢山歩くことになるけど安上がりになる」 嫁「じゃあ焼岳で」 俺「・・・・」 ってな流れで、新中の湯登山口深夜スタートが決定。 登山時間もたっぷり取れるので、今まで中々手を出せなかった穂高連峰の踏破も追加します🥾 ということで、今回の目的は 🍁涸沢はカール内と上空(前穂〜奥穂)から楽しむ 🍁噂のジャンダルムを踏破してそのまま西穂から抜けて、今年最後の北ア登山の締めくくりとする 結論として、今年の涸沢紅葉の出来栄えは分からないけど、私が見たかった🍁はそこにあった、大変素晴らしい景色でした。 また、穂高連峰の縦走も何事もなくスケジュール通り無事に終えたこと、2つ同時に体験できたのはこれ以上ない達成感でした❗️ ---------- 以下、今後の思い出と参考記録のため、長文になります🙇♂️ 苦手な方はサクっと飛ばしてください ---------- 地理的に実現はできるけど、新中の湯登山口から涸沢って流石にどうなん❓ と思いながら向かったら、同じようなことされる方は結構いらっしゃった😅 23時過ぎの時点で既に🅿️から車がたっぷり溢れてる。 晴天日曜日の上高地恐るべし😱 路肩に🚙止めてすぐに出発。 実は、1年前に出会ったるしふぁさんとテン泊中の横尾で再会する約束があったので、早めに着きたいところ時間がギリになってしまった🙇♂️ 眠い眠いとぶつぶつ頭の中で唱えながら歩いていたら、釜トンネルの中で🚲を引いて歩いている先行者がいた。 私に気がついたその方は近づいてくる私をみると🚴♂️に乗って走り出した。時折こちらを見ながら走り去ろうとする。お化けと思われたのだろうか💧 日中に歩きたかった上高地もさっさと飛ばしていく。 上高地、徳沢でテン泊される方沢山います。 横尾に到着。 待ち合わせを約束してたるしふぁさんのテントを探してみたけど、⛺️が多すぎて分からない💦 それっぽいテントはいくつかあるけど、しらみ潰しに開けて行くことも出来ないし、、 電話で叩き起こします👍と伝えていたがSoftBankのアンテナ立たない_| ̄|○ これ以上探せなくなり時間も押してきたのでそのまま行かせていただきました🙏 るしふぁさん、本当にすみませんでした🙇♂️🙇♂️ (涸沢に着いてから電話で全力で謝りました) この時間ともなると、登山道ですれ違う人が沢山出てきました。 渡河休憩地点もライトがあちこち。 というか、こんな真っ暗でも下山する人が結構いるんだ(・_・; 下山中のおじいちゃんに挨拶したら褒められました。 A「兄さん歩く姿勢カッコいいね〜」 俺「っ❗️ ありがとうございます❗️(;//́Д/̀/)」 (どの部分?) A「スッとしてる」 俺(´-`).。oO(スッ…❓暗いけどちゃんと見えてる❓ やる気に点火したところですぐに涸沢へ到着した。 暗いうちにつけて良かった。一度涸沢のテント夜景見てみたかった。 所狭しと⛺️がひしめき合ってる。 人多過ぎ(笑)唖然としたけど初めて見る灯籠流しのような夜景に感動です。 ゆっくりする間もなく、地平線が明るみ始めて来た🌄 いつものナイトハイクなら、地平線から沸き立つ赤に安堵と感動からの高揚だけど、今日はお祭りを見るような気分だ。 色々と場所を移動しながらみたいけど、初めてということで、真正面からコマ送りで観察する。 涸沢岳あたりの山頂がスゥッと赤くなってきたと思ったら突然強い光🌄があたり始め、徐々に降りてくる。 分で変わっていく朝焼けの帳が作り出す天体ショーから目が離せない。 流石涸沢のモルゲン😊すごいですわ。これだけでも天候を待ってここにきた甲斐があった。 強いて言うなら、モルゲンの色が強いので紅葉じゃなくても全然👍かな それとは別に、🌄と共にブンブンと羽音を立てながら上空を走り始めるドローン「達」。怒声の注意アナウンスといたちごっこ。普通、一度注意が入れば辞めるのに、なぜ何度もあげる? 山は静かに感じるのが一番です。 モルゲンが終わりそうになったので、みんなが移動を始める中カール内を散策開始🚶♂️ せっかく早く来たので、朝日が徐々に照らし始める🍁を楽しみます😊 昨年は歩かなかったパノラマコース。岩肌と織りなす赤・黄・緑が最高すぎる🍁🍃 紅葉のモコモコも好きだけど、雪崩落ちるような岩斜面に生える植物の姿がとても好きなんです👍 そのままぐるっと回って涸沢小屋に降りた。 あっというまだった… 今度は上から見た涸沢カールを見るべく、北穂南稜を登り始める🥾 パノラマ回った後のこの急登は中々の登りごたえ😅 高度とともに少しずつ変わっていく景色がまたいい。 途中から富士山🗻も出てくる。☀️が最高です❗️ 北穂高到着後、奥穂高に向けて縦走開始🚶♂️ 切り立った岩の隙間を縫うようにピークを巻きながら進むような感じ。 奥壁バンドのを通過、モルゲンで眺めてた涸沢コルもいつの間にか過ぎ去り、涸沢岳、奥穂高山荘に到着。 その間、パノラマも移り行く涸沢カールも楽しみました。 思ったよりエネルギーを消費したので山荘でカレー🍛をいただき、奥穂高へ登頂⛰ 涸沢カール巡りはここで完了しました😊 〜奥穂高-ジャンダルム〜 ここまでのコースは予定してたけど、奥穂高からは5パターンのルート案を計画してここにきた。 西穂高への縦走を主軸に進行状況と自分の状態を確認しながら判断していく。 第二ラウンドの開始です🥾 馬の背少し手前あたりで、私と同じソロでジャンダルムを目指す方👨🌾と出会う。 最初の岩壁でルートを相談しながら進みます。 2人で考えるから結論が出るのも早い。こんなバディが欲しい😅 すぐに様相が変わってきた。両サイドが崖のナイフエッジがジェットコースターのように降っていく。 ここが馬の背か❗️ 確かにこれはすごいわ。怖いのは間違いないけど、どうやってこんな地形ができたんだろう。 すごい絶景だ。。 サイドに足を置けそうな段差があったので、最初は壁を這うような感じで移動し、途中からエッジの上を歩いてクリアした。 怖いと思って腰が引けると余計に危ないので、冷静に3点確保しながら進めばさほど難しくはないです。 そのままジャンダルムへ向かいます🚶♂️ 気がつくと、先程まで会話してた👨🌾と離れていた。一眼レフで景色に夢中になってるのだろう。別れの挨拶はしたかったけど、先に進む。 ジャンダルムが近づいてきた。近くで見るとパンケーキを立てたような背中をしてる。 奥穂側から来るとどうやって登るのかパッと見わからない。直登しても行けそうだけど、東側から巻いて西側までぐるっと回るとルートがあった。 登りはさほど難しくはない。 いつも遠くから眺めるだけだったジャンダルム⛰に登頂☀️ 頂上は安定してるのでゆっくり休めます。ここからの景色は最高😊 ようやく天使🕊に会うことができました 〜 西穂高縦走 〜 ここが運命の分かれ道。 そのまま縦走か戻って前穂から下るか、判断するために一つの指標を立ててきた。 スピードは二の次、安全を確保した歩き方に集中して時間は気にせずに無駄を省いた行動、 その結果、北穂高からどの程度の時間でジャンダルムに到達できたか。 いつもの登山道とは違う、岩壁歩きの基準ペースを知る必要があった。 ここで計画表📓を初めて取り出して見比べて見ると、かなりの精度で計画通りに進んでいた。 ヤマケイで休憩時間込みでCT0.65(休憩抜いたら実質0.55〜0.6くらい?)で工程を立てたが、むしろもっと早いペースで進むことができているようだ。 前日の仕事上がりで直行してきたので、集中力に陰りが出ないか気にしてたけど、全然余裕だ。体力も問題は感じない。 奥穂高山荘で食べた🍛パワー❓ ジャンから降りて、西穂高岳に向かい進行開始。 最初の岩壁手前ですれ違った人に西穂からの時間を聞くと、ここからが本番だと教えてもらう。 進めてわかったこと。 進路を示す○印があまり見当たらない😨 トラバースか登頂か、試行錯誤しながら進める。振り返ると進路方向からの死角に○印がついてたり、分岐を超えてある程度進んでから○印がついてるケースが多い。 つまりここは、西穂→奥穂に向かうルートが正規なんだろう。 一見、標高が上がっていく穂高への進行がきつそうに見えるが、今自分が歩いている逆ルート❓の方が難易度高いのではないのでしょうか❓ 巻道を試してみて、この先はヤバいと引き返し、尾根によじ登りルートを確認する。 ひたすらそれを繰り返す感じだ(実際は違ってたかもだけど、そんなイメージばかり残っている😅) マップには一応登山ルートが書かれてるところではあるのだけど、こんなにルーファイするとは思ってなかった。 何度か試してると、迷う場合は怖い気持ちを抑えて切り立った尾根に上がる方が解決が早いということがわかってきた👍 北鎌のいい予行演習になりそうだ(忘れてしまいそうだけど^^;) 天狗ノ頭を超えたあたりで初の逆スラブにお目にかかる。 以前に写真で見た時は、垂直のような壁なのにホールドがない、なんて怖いところなんだと思った。 逆ルートで来てるので下る形になったけど、普通に立って降りていけます(笑) 凍ったら流石に鎖使わないと危険ですが、綺麗な斜面なので、怖いというより自然の壮大さに感動するところですね。写真ではちょっと大袈裟に見えるようです😅 おおよそ詰まることなく進められたが、どうしてもすぐに分からず、行き詰まったところがあった😣 間ノ岳かな?ここだけ記録に休憩マークがついて立ち止まってた形跡がある。 北東側斜面と来た道を直角の矢印⬅︎⬇︎で書かれてる岩が転がってるが、進行方向の急坂ザレ場はどう見てもルートに見えない。 谷の奥深くまで続いており、いったん石が転がったら延々と谷底まで落ちていきそうなザレザレ斜面😱 少しカーブを描いているので、こちらからは見えない死角に西穂高へ進む道があるかもしれないが、確証ないままそこまで進めることが怖くてできない。 遠目で奥の様子を伺っても、踏跡もなければ(消えるのでしょう)他の手かがりもない。 そもそも、案内矢印⬅︎⬇︎もすぐにどこかに転がっていきそうな小さい岩に書かれており、風化していて正しいのかどうかも不明。 尾根ピークに登ってみると断崖絶壁のようになってて降りてみないと先が見えない。 反対側の斜面は論外。 何度か尾根と斜面を登ったり降りたりして地形を探ってみた。 わかったことは、西穂に進むためには一旦深いコルを降りること。となると、案内方向のザレ場斜面は途中で横に続く道がある可能性が高い。よくみると、ザレ場斜面の端はセンターに比べて浮石が少ない。 覚悟を決めて、固定点を探りながらザレ場斜面を降りていく。 どこまで降りていけばいい❓と来た道を振り返って斜面をみると、あったー*\(^o^)/*進路方向を示す○印。 かなりホッとした😅w これは奥穂高方向に向かう人向けに付けられたマークだ。逆ルートからは当然見えない🤣 たぶんこの辺りの地形に身に覚えのある人ならさほど苦労しないと思うけど、初見で結論を出すのは難しかった😭 間ノ岳をクリアしたら残るピークは赤岩岳。 危険地帯が続いてたのは間違いないが、断崖絶壁をよじ登っては降りるの繰り返しが多すぎて、この辺りの地形はあまり覚えてない😅笑 赤岩岳を乗り越え、西穂高岳に到達❗️ ジャンダルムからわずか1時間50分の旅だったけど、それ以上の距離感があって達成感が半端なかった。 迷いながら初見で進んだわりには上出来の結果ではなかろうか😆 自分にそう言い聞かせる。 危険地帯は続くが、西穂高岳を越えてしまえば、後はあっという間だ。 西穂山荘に向かう途中で登山してるご夫婦と出会います👲👷♀️ ジャンダルムからずっと孤独な旅だったので、つい嬉しくなって西穂のヤバさを熱く語ってしまう笑 話を聞いてくれてありがとうございました🤣 辿り着いた西穂高山荘🏠はとても静かで絵に描いたような綺麗な場所でした。 岩帯と森林帯の境目にあるので、景色がとてもいい。ここでゆっくり過ごすのもいいのではないでしょうか。 総評 ----- 馬の背やジャンダルムに目が行きがちになるけど核心はここではなかった。この山の大ボスはジャン〜西穂高岳でした 〜 下山 〜 帰りは見たかった景色があったので、体力も問題なくてそのまま焼岳⛰を突っ切りました。 登山前から承知済みの夜間下山です。 あまり褒められた選択ではないので、写真だけ少し掲載して、内容は割愛します。 下山時は安全確保のため、ローギアにして超ノロノロ運転🚶♂️ 無事に下山完了しました😊 あれだけ🚙がいた新中ノ湯登山口🅿️もガラガラになったけど、今晩も上高地🍁へ向けて❓林道を歩く登山者がいました🥾
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