活動データ
タイム
10:53
距離
21.8km
のぼり
1533m
くだり
1531m
活動詳細
すべて見る昨年に引き続き、今年も神の絨毯を拝みに栗駒山へ。 今年2回目の表掛け・裏掛けの周回コースです。 職場の上司に連れられ、虚空蔵山や秣岳にも足を伸ばしてみました。 残雪期の鳥海山や飯豊山の石転び沢等難なく渡り歩いてしまう尊敬する山登りの先輩で、昨年からいろいろなルートを紹介していただいていましたが、これまで一緒に登ったことはなく、今回が初。 裏磐梯の周回コースを3、4時間ほどで歩いてしまうという健脚ぶり、噂には聞いていましたが、なんとかついて行くことができました。 早く歩いた分、途中ところどころの絶景ポイントでドローン・GoPRO撮影をしている間、しっかりと休憩させてもらいました。 太平洋側を通過していった台風の影響で、金曜の夜まで雨が降り続いたため、御沢の水量がいつもより多く、冷たかったです。 前回の沢登りでは裸足で沢靴を履いたため、とんがった岩場とかで足の裏側や側面が痛くなり、ふんばりが利かなかったところがあり、今回はしっかりと靴下を履きました。 足の冷えを抑えることもでき、とても具合が良かったです。 今回は、はしご滝の脇に設置されたロープを使わず、直接滝の岩場をよじ登ってみます。浮き石や滑りやすい箇所などは無く、落ち着いて三点確保すれば問題無く登れました。 紅葉に囲まれた御室で参拝し、虚空蔵山方面へ。 木道が設置された湿原へと向かいます。 見事な草紅葉。赤・黄に染まった三体と青空とも絶妙にマッチして、とてもキレイな景色でした。 栗駒山方面へ戻る途中、虚空蔵山に登っているペアを発見。もともと登る予定は無かったのですが、急遽トライしてみることに。 虚空蔵山の十字路から藪をかき分けて進んでいきます。刈り払いはされていませんが、ところどころ赤ペイントや踏み跡があり、迷うことはありませんでした。 虚空蔵山から望む紅葉の景色はなかなか拝む機会が無いため、とても貴重な経験でした。 この時点で東栗駒山や中央コースの見晴台に多くの登山客がいるのが見え、山頂付近では列になっている箇所も。さすがこの時期の栗駒山は噂に違わぬ盛況ぶりです。 天狗平まで登ると多くの登山客が休憩していました。 栗駒山へは向かわず、天馬尾根コースへ。天馬尾根コースは全体的に泥濘で滑りやすく、深く掘れた箇所もあるため、下りでは注意が必要です。 トレッキングポールを活用して重心を安定させながら進んでいきます。 今話題の栗駒山のモンサンミッシェル。湿原の木道地帯と追加して秣岳へ。山頂では多くの方々が栗駒山を眺めながら休憩されていました。 秣岳から見る栗駒山の紅葉は、黄色が主体となっていて、イワカガミ平側から見る赤色主体の景色とはまた違った表情を見ることができます。 天馬尾根の稜線から臨む秋田県・岩手県側の景色もまた絶景で、眼下には昭和湖や須川湖、遠方には鳥海山や焼石連峰が一望できました。 須川温泉の駐車場も車でパンパンになっていて、とても多くの方が栗駒山に登りに来ていることが分かります。 栗駒山の山頂に着いたのは午後3時頃。 少し落ち着いているかなと思っていましたが、まだ多くの登山者がいました。 どうやらイワカガミ平の駐車場でマナー違反(バス駐車エリアへの一般車両の駐車や路上駐車)があったため、午前7時からスタートする予定だったシャトルバスのピストン運行が午前10時くらいまで遅れ、さらに県道の渋滞が重なったことでくりこま高原駅からの往復バスが午後1時過ぎに到着するなど、多くの方が遅い時間に登り始めることになってしまったとのことです。 渋滞はやむを得ないとしても、マナー違反があったのは大変残念なことです。 すべての方が良い思い出を胸に帰宅できるよう、お互い、おもいやりの気持ちを大切にしたいですね。 山頂から下り、東栗駒山との分岐点から裏掛けコースへ。 日の入り時刻も気になるところで、少しペースを上げていきます。 磐井川源流の沢を下り、岩手・宮城内陸地震で巨大な土石流を発生させた崩落箇所を通過。 広葉樹の樹林帯を抜けて、硫黄の香りがする新湯沢を渡渉し午後5時頃には裏掛けの登山口に到着。 県道沿いに歩き、シェッドトンネルを抜けて表掛け登山口の駐車場へ。 駐車場に残っていた車は3台程度。 それでも、まだ多くのバスが県道を下ってきていたのは、少し驚きました。 晴天のなか、とても良い山登りが出来ました。 また遊びにきたいと思います。
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