五竜岳から八峰キレットを経て鹿島槍ヶ岳へ

2021.10.02(土) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 17
休憩時間
1 時間 50
距離
12.4 km
のぼり / くだり
2030 / 853 m
33
12
36
11
18
30
40
1 58
1 4
DAY 2
合計時間
11 時間 50
休憩時間
3 時間 51
距離
19.3 km
のぼり / くだり
1388 / 2514 m

活動詳細

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2013年の9月、もう8年も前に初めて劔岳に登ったあの日。 ヘッデンを着けて暗い別山尾根を登り、急峻な岩場の隙間で見た御来光。その朝日は今でも忘れられないけれど、それ以上に太陽が出てきた場所にある、美しい尾根を持つ山が記憶に残った。あの山は何だ、めちゃくちゃかっこいいぞ。後々その山が鹿島槍ヶ岳だと知ってから、ずっと登りたいと願っていました。 そして今年、コロナ禍のおかげで山にどっぷり浸かるようになり、ついに憧れの鹿島槍へ。 夏にも何度か行こうとしたものの、体力不足で諦めたり、天気が悪くて中止したり、小屋の予約が取れなかったりで気づけば秋になってしまいました。それでもなんとかキレット小屋最終営業日の10月2日に滑り込み、最高の天気の中で登頂することができました。 1日目は遠見尾根からスタート。テレキャビンは8:30~営業開始ということで、乗ってるとキレット小屋の門限に間に合わないためスキー場の管理道路を歩くことにしました。けっこうハイペースに頑張っても1時間半ほどかかり、この時の足への負担が後々響くことに。 ヤマップの活動開始が押せてなかったみたいで、ログは途中からになっています。 そのあとは粛々と遠見尾根を登り、白岳直前でバテながらなんとか五竜山荘に到着。あまりに辛いのでご飯を食べてからガスの中の五竜山頂へ。 五竜山頂分岐を超え縦走路に入ると、天気も好転してきて最高のお散歩日和に。時間にも余裕が出てきて門限にも間に合いそうなのでペースを落とし、景色をゆっくり眺めつつ進みます。前には端麗な鹿島槍ヶ岳、後ろを振り返れば勇壮な五竜、右手には遠く立山と劔が見え、前後に人が全くいないこともあって最高に気持ちいい稜線歩きでした。 八峰キレットは爺岳→鹿島槍→五竜と進む人が多いようですが、個人的には鹿島槍がより美しく見える逆回りを推したいですね(笑) 予定通り14:10頃にキレット小屋到着。ご飯はハンバーグで、あの立地なのに美味しいご飯と暖かい味噌汁を飲めることに本当に感謝です。 翌朝は3時過ぎに起き出して、日の出る前の八峰キレットを進みます。北峰までのコースタイムは2:20ということで3:30を目安に出発したのですが、実際には1時間ほどで北峰についてしまうという大誤算。暗くて見えにくいこともあり、ゆっくり歩いていたはずなんですが…寒すぎて止まることもできないため、仕方なく南峰へ移動し、朝日を見ることにします。 南峰も北峰も山頂は爆風&極寒ですが、南峰は風を凌げる場所があるので隠れながら待ちます。5時45分ごろ、奇麗な御来光を見ることができました。振り返れば立山や劔のモルゲンロート、遠くには槍や浅間山、そして富士山も。最高の朝日でした。 2日目は16時までに扇沢に降りればよいので、紅葉を見たり、山頂や冷池山荘でダラダラ休憩しながら進みます。それでも時間が余ってしまうので、せっかくだからと岩小屋沢岳と新越までピストンすることに。鹿島槍からこちら側は登山者もトレランの人も多いですね。 順調に新越で折り返し、種池の登り返しで疲れてきたところで、山荘で水分補給。そのあとは一気に下山して扇沢へ。15:45頃にはバス停に到着できました。おつかれ山でした。

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