白雲の滝・妙見山

登山道維持のために 林道地獄谷線から大佐渡スカイラインに抜ける登山道の整備を行ってきました。この登山道、以前はよく使われていたようですが、今はほとんど利用する人がいないようです。整備をしていかないと道がなくなってしまうかもしれない箇所は、日本全国たくさんあると思いますが、最低限の整備はしながら、維持がしていけるといいですね。 いざ、登山道に入ると、ピンクテープがたくさん貼られてはいるものの、一部紛らわしい箇所もあり、案の定、私も登山道を外れてしまい、少し迷ってしまう時間帯もありました。もちろんYAMAPがあり、方向もしっかり把握できていたので、遭難という状況にはなりませんでしたが、GPSを使わずに登る人もいるかもしれません。遭難者を出さないためにもあらためて、登山道の整備は大切だなと思いました。 倒木を切ったり、雑草を刈ったり、軽装備でしたので、大々的には行えませんでしたが、ひとまず道迷いがおこらないような整備はできたと思います。普段、山で遊ばせていただいてる恩返しとして、こういった活動も大事にしていきたいと思います。 この登山道は、途中白雲の滝へ向かう分岐点があります。白雲の滝を拝んだ後は、天気も良かったので妙見山にも登りました。頂上では、佐渡の国仲平野が一望できる絶景を眺めることができ、気分爽快。ここでは、自衛隊のガメラレーダーが真正面にそびえ立っていて、その堂々たる姿を間近で眺めることができます。自然の雄大さと人工物の巨大さがなんだかアンバランスですが、見応えのある景色であることは間違いありません。 久しぶりに、暑くもなく、雨でもなく、気持ちの良い1日が過ごせました。