活動データ
タイム
06:14
距離
13.5km
のぼり
1048m
くだり
416m
活動詳細
すべて見る弘安2年(1279年)。世は8代執権時宗が元の侵攻を退け、降伏勧告の使節を斬った弘安の役(2度目の元寇)前夜。女流歌人・阿仏尼が京から鎌倉まで旅した紀行文「十六夜日記」に記された箱根越えは芦ノ湖から鷹ノ巣山を登り湯坂の尾根を降る京鎌倉往還・湯坂路でした。 東路の湯坂を越えて見渡せば塩木流るる早川の水 当時は三島から芦ノ湖畔の葦河宿(箱根宿の前身)、芦之湯を経て湯坂を下り、湯本を越え酒匂(小田原宿は無い)まで9里以上(36.5km)を1日で超える難所。京方から下ってくると酒匂川(橋は無い)を夜の闇の中渡渉することになるらしい。さすがにそんな苦行は嫌なので(小田原宿から三島宿まで東海道を歩いたことはあるが)、今回は湯本から葦河宿までとしました。あまりに古い街道のせいか、よく旧街道にある道中安全の信仰遺物は無く、監視・防御のための山城がその痕跡をわずかに残すのみ。街道というより普通の山歩きになります。台風&休日出勤直後なのでこんなコースが気楽でした。 ただ、キャラバンC102sが滑る。赤土で滑る木の根で滑る石畳で滑る。そりゃもう笑えない程。旧道石畳が怖くてまともに歩けません。登山靴としてこれはどうなんでしょう。滑らない歩き方でもあるんですかね?
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