活動データ
タイム
06:27
距離
15.9km
のぼり
1232m
くだり
1232m
活動詳細
すべて見る福島絶景トレイル3箇所目は、安達太良山に決めました! コンプリートバッヂが4箇所合計で先着1,000名までという大事な情報に最近まで気づかず、水曜日に土湯の観光案内所に在庫確認したら200コくらいとのこと。思ったよりも低調なよう。でも、紅葉がピークを迎え、そろそろ3箇所目にトライする方も多くなると在庫切れになる恐れもあると思い、確実にゲットできるよう、日曜を待たずに台風一過の安達太良山へステップを刻んできました。 てんくらはC判定。山頂付近は風速が20m弱との予報。見晴らしは、朝6時「まずまず」、朝7時過ぎからは「とても良い」。風さえ我慢すれば絶景が見られるのならトライする価値はありそうです。 お昼には帰宅しなければいけないため、一切経山はまた今度にして、安達太良山に集中です。岳温泉ルートと沼尻ルート、鬼面山からのルートは前回歩いたので、まだ歩いていない和尚山ルートか塩沢ルートを検討。 台風の影響で天候が不安定になる可能性があること、前日までの雨で悪路になっていること、帰宅時間が早いことから、塩沢登山口からの周回に決めました。 4時半過ぎからヘッドライトを点けてスタートします。登山道はしっかりと刈払いがされており、踏み跡もあるため、まわりが暗くても問題無く登ることができます。僧悟台に着く頃には日が昇り明るくなってきました。山頂付近は雲がかかっており、予報どおりではなく、コンディションはあまり良くなさそうです。 鉄山と箕輪山との分岐点まで20分くらいの地点まで標高をあげると、すっかり雲の中へ。稜線が近くなり、風もだんだん強く吹き付けてきます。 ポツポツ.... 天気予報では晴れときどきくもりで、降水確率は0〜10%でしたが、台風の影響か天候が崩れ、雨が降ってきました。木の下でカッパを羽織り、様子見。鉄山避難小屋までは30〜40分ほど。雨はすぐに止みそうもなく、悪化したら大変なので進むことにします。 鉄山避難小屋までの稜線は爆風。呼吸しやすいように手でエアーポケットを作って息をしながら進みます。吾妻小富士以来の爆風。雨の中で視界半径50mほどということもあり、なかなかしびれました。 予定通り鉄山避難小屋に到着。 濡れた体や登山靴を少しでも乾かします。 窓から外の様子を見ると相変わらずの暴風雨。20分ほど経った頃遠くにウサギの耳が見えるようになってきました。風は相変わらず強そうですが、雨は止んできたので待機せず下山することにします。 鉄山までの稜線は爆裂火口側から吹き付ける暴風を少しでも避けるためにできるだけ崖側から離れたところを歩きます。雨のおかげでザレ場はしっとりとして逆に歩きやすくなっていました。 かすかに感じる硫黄のかおり。白もやのなかでまったく見えませんが、すぐそこに爆裂火口があることを感じることができます。 安達太良山の山頂に着くころには、雲の切れ目が出てくるようになってきました。あと数時間もすれば行列ができるであろう山頂も、いまは自分ひとりだけ。 雲が晴れるのを待ちたいところですが、相変わらずの爆風がそれを許してくれません。早々に下山することにします。 峰の辻あたりまで下りてくると、だんだんと視界が晴れてきました。 篭山に足を伸ばし、山頂での小休止の頃には安達太良山から鉄山までの稜線がキレイに見渡すことができるまで晴れ渡りました。 せっかく安達太良山に来たのだから爆裂火口を見てから帰りたいと思い、ダッシュでピストン。爆裂火口の稜線はあいかわらずの爆風でしたが、遠くまで晴れ渡り、迫力のある景色を見ることができました。 くろがね小屋まで下りると、荒々しく切り立った岩肌と黄色主体の紅葉で色づいた山体が絶妙なコントラストで美しい鉄山を見ることができました。 くろがね小屋からの塩沢登山口までのコースは沢伝いの渓谷歩きで、架けられた7つの橋を渡っていきます。11月くらいになると橋は撤去されてしまうため、紅葉シーズンまでの期間限定のルートです。道幅は狭いのですが、問題なくすれ違える程度。 屏風岩の付近では、沢まで急傾斜のがけ地が続く細い道をトラバースするなど、足を滑らせないよう注意を要する箇所があります。 途中、迫力のある一段滝の「八幡滝」や断崖絶壁の一枚岩で上を歩くことができる「屏風岩」などの景勝地に立ち寄り、11時ごろには下山。 塩沢スキー場では猿の集団がお迎えしてくれました。 福島絶景トレイルの3つめのバッヂとコンプリートバッヂをゲットし、無事、土湯温泉に寄って本物のバッヂをゲットすることができました。 残す最後のバッヂは一切経山。 せっかくなので東大巓周回ルートにトライしてみたいと思います。
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