活動データ
タイム
06:46
距離
11.5km
のぼり
685m
くだり
685m
活動詳細
すべて見る鈴鹿山脈北部、男鬼(おおり)集落から比婆ノ山、イワス、男鬼峠にいったん下って男鬼山に登った時の記録です。 小春日和を予想していた天気予報が珍しく大当たりで、ぽかぽかと暖かい日差しの下、男鬼集落を出発しました。比婆神社には舗装された車道の参道を登りました。旧参道は入口がよくわかりません。20分も上がると、霊仙の姿が素晴らしいポイントがあります。さらに20分ほど登ると比婆神社の駐車場で車道は終点。この日、車で結構遠方からお参りに来ておられる方がいました。比婆神社は大きな岩の下に本殿があり、周囲には大杉が立っています。駐車場に戻って山頂への入口を探しました。だいたい尾根の延長より少し東に、笹の切れた部分があって、そこから入ってみると、踏み跡がありました。テープも時々ありました。やがて、少し濃い藪を登りながら抜ければ、山頂のすぐ脇に飛び出しました。植林と雑木林の境目です。さて、ここから真西に下りなければなりませんが、全く道がなさそうだったので、少し南に出てみました。そうすると、東からの尾根道が交わる地点があり、その延長線が右に下っていました。これかな?と、下っていくと、なかなか急な下りですが、テープもあり、ずいぶんと下ってしまいました。しかし、方角がどうも南に振りすぎているのに気づき、それが甲頭倉へのルートであることがわかりました。ため息ついて山頂まで戻ってきました。 こんどは、山頂から道はありませんでしたがとにかく真西に下りてみました。そしたら、踏み跡がみつかり、それが少しずつはっきりとしてきました。やがてきれいな尾根に乗れました。これが、イワスへのルートでした。気持ちのいい尾根道を進んでいくと、目の前に赤いものが見えてきます。紅葉には少し早いなぁと思っていると、それは赤白まだらの鉄塔でした。この山塊を南北に走る大きな送電線で、地図によると、白鹿背山の西の東近江開閉所から、白鹿背山、角井峠、アカイシ、杉坂山を通っているものでした。この鉄塔から見た男鬼山、伊吹山の写真は上にあります。ここからは巡視路になるので非常に歩きやすい道です。その先のピークで三叉路となり、右から上がってくる道が合流します。これも巡視路で、男鬼の峠の少し集落寄りから上がってくるもののようです。ここで左折し、少し下ると、写真の謎の堰堤です。少し登り直せば草原状になり、その先で突然視界がパッと開けます。イワスの鉱山跡の断崖の上に出たのです。下を見れば身震いするほど。その縁っこを登っていくと、やがてイワスの山頂です。このあたりはイバラが多くて、歩きづらい場所でした。ここで、食事休憩。暖かいし、景色もいいし、ここで飲むビールはおいしかったです。イワスからの眺望は写真にいっぱい載せましたので、そちらをご覧ください。 さて、イワスからの下り、とりあえず80m下の広場まで下りるわけですが、尾根を南下して廃屋を右に下ったところは、かなりの藪がはびこった難路でした。なんとか古い車道を見つけて下っていきましたが、それでも木が既にいっぱい茂っていてなかなか大変でした。断崖が緩くなった地点から断崖脇を下りた方が賢明のようです。ここからは未舗装の林道を下り、車道に合流して、峠に着きます。右斜め下に下りる旧道が男鬼集落への道ですが、左上への新しい林道を行きます。途中までは舗装されたきれいすぎる林道です。尾根の突端のU字カーブの手前を左に階段で上がる巡視路が、男鬼山への取り付きです。稜線に乗れば、北へ北へと登ります。途中鉄塔も二箇所あります。二つ目の鉄塔から右折(東)し、ほんの少し下って鞍部に下り、登り直せば男鬼山の山頂です。ただし、鞍部あたりは杉の切り倒しがいっぱいで、歩きづらさはピカイチでした。何度倒された杉の木を越えたことか。。。男鬼山への登りは特に踏み跡などはありませんが、とにかく上へ上へと登ればやがて着きます。山頂はテープと小さな看板があり、ようやくそれと気づく場所です。 山行記録:日時-2002年10月27日、天候-晴れ。10:00 男鬼集落に駐車して出発、10:07 鳥居前、10:45 比婆神社本殿に参拝、10:57 比婆之山・山頂着。11:30 比婆之山・山頂発、11:43 鉄塔下、12:00 堰堤、12:14 イワス山頂着、13:00 イワス山頂発、13:30 イワス鉱山跡下部、14:00 峠、14:07 男鬼山取り付き、15:04 男鬼山・山頂、16:46 男鬼集落着。
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