御巣鷹の尾根・U字溝 慰霊登山2017

2017.11.10(金) 日帰り Nagano, Gunma
はいじま
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活動詳細

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今年も毎年恒例の「御巣鷹の尾根」慰霊登山は、いろいろあってこの季節になってしまいました。 今年は事故機が墜落直前に機体を擦った「U字溝」を訪れてみました。行き方は昨年の慰霊登山の際に聞いていたのですが、実際にコースに入ると思ったより踏み跡があったので驚きました。 「U字溝」から高天原山に登り、県境稜線の登山道を経て「御巣鷹の尾根」へと下りました。駐車場辺りでは少しだけ紅葉は残っていましたが、上の方はもう完全に冬の佇まいでしたね。

今年も「御巣鷹の尾根」登山口にやってきました。
登山口のカウンターです。私は「742」人目でした…いつからの人数かは分かりませんが。
今年もスゲノ沢のささやきを聴きながら…と思いきや。
最初の橋の手前にある、「熊よけ」のところで登山道を逸れます。すると点々とピンクのリボンの目印があるのが見えます。今日はこのリボンに従って山の中に分け入ります。
登山道を逸れると、しばらくは沢沿いの穏やかなコースとなります。登山道ではないけど、リボンの目印に沿って踏み跡があります。
しばらく行くと、リボンの目印を見失います。「あれっ?」と思うと、左側の斜面にありましたが…この絶望的な斜面を登れというのか!?
この斜面に難渋している時はリボン以外に人工物は見当たりませんでしたが、一箇所だけこんなワイヤーロープが落ちていました。昔この辺り林業用の索道(ロープウェイのようなもの)があったと聞きましたが、その関係か?
斜面を登り切ると尾根上に出ます。それをしばらく歩くと、辺りが急に明るくなります。ここが「U字溝」です。
こんな標識がありました。ここは墜落したジャンボ機が、「御巣鷹の尾根」墜落数秒前に右主翼を擦ったところで、「御巣鷹の尾根」からは樹木がU字形に窪んでいるのが分かります。
倒木がある辺りを、右から左へ向けてジャンボ機の主翼が通過していったのです。
U字溝の真ん中から上を見上げると、そこだけ切り取ったように樹木の隙間がありました。振り返ると「昇魂之碑」前の広場が見下ろすほど低いところに見えて驚きです。
U字溝を立ち去る際に1枚撮りました。この時にジャンボ機の主翼が通過している光景を想像して、背筋に寒いものが走りました。あんな悲劇を繰り返してはいけません。
U字溝を過ぎてもピンクのリボンの目印は続いていますが、踏み跡はなくなりました。暗い森の中でリボンを見失わないようにしつつ、急斜面との戦いです。
県境稜線に出ました。U字溝から40分以上の悪戦苦闘の末、やっと登山道があるところに来ました。
県境稜線は穏やかな登山道です。ただ高天原山前後では斜面がキツくなります。
高天原山に到着。ここに来たのは「Ymap」を始めたばかりの3年前、二度目の登頂です。この標識は以前は無かったと記憶していますが…。
…と思ったら、足下の三角点のところに3年前に見た標識が置いてありました。
木々の隙間からは、川上村の農村地帯がまるで桃源郷のように美しく見えます。
雲のベールを纏った八ヶ岳も見えます。遠くには甲斐駒や木曽駒も見えました。
ここで昼食だけ食べたら、すぐに下山です。日当たりは良いけど寒かったのよ。
高天原山からしばらくは、こんな金色の草地のコースです。でもここは斜面になっていて、風景とは裏腹に歩きにくい。
しばらく行くとまた暗い森のコース、そして何本もの倒木が道を塞いでいて、これをまたいだりくぐったりと罰ゲームのような所業です。
県境稜線の登山道と「御巣鷹の尾根」への下山コースとの分岐です。
県境稜線から「御巣鷹の尾根」へは、相変わらずの急斜面です。ここを通るときいつも「もう二度と来ない」と思うのに、不思議なことにこれで…何度目だっけ? 今回はここを往復するのでなく、下るだけなのがいつもと違います。
そして「御巣鷹の尾根」の日航ジャンボ機墜落現場一帯に到着です。登山道から現場一帯に躍り出たら、なぜか大勢の美女に囲まれました(ホントです)。彼女たちは日航の客室乗務員で、「安全研修会」の名目でここへ来ていたそうです。
「昇魂之碑」に手を合わせます。ここに「上から」やってきたのはなんとも不思議な気持ちです。ここで尾根の管理人の黒沢さんと、JR東日本で安全を担当している方々にお会いしました。他にも関西のLCCにお勤めの方なども来ていたそうです。
今行ってきた「U字溝」です。事故機はあそこから僅か数秒でここまで来ましたが、人間が歩くとたっぷり2時間掛かります(私は昼食時間分さらに時間が掛かっていますが)。
「U字溝」のアップです。このように遠くから見るのでなく、実際に行ってみると意外に狭い場所だったのは驚きました。
こんなメッセージボードができていました。以前あったやつはなくなっていました。
「御巣鷹の尾根」に眠る御霊に一礼して、下山です。
帰りはいつものコース、スゲノ沢のささやきを聴きながら登山道を下って行きます。
今日のスゲノ沢は、なんかいつもより水量が多かった気がする。「ささやき」というより「おはなし」だったかも。
そして最初に登っていった沢と合流します。まだ午後2時頃なのに、夕暮れみたいな光景になってきてしまいました。
無事登山口に期間。疲れたけど良い山行きでした。

活動の装備

  • WSD-F10(黒)
    CASIO

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