活動データ
タイム
10:50
距離
14.8km
のぼり
2462m
くだり
2462m
活動詳細
すべて見る一昨年初挑戦した時は元の体力の無さに加えて早月小屋の辺りから高山病が出てしまい、非常に辛い思いをしながらの下山となりました。 今回はそれなりに鍛えての挑戦となります。さぁどうなりますか。 まずは馬場島〜早月小屋までの樹林帯の急登。真っ暗闇の中ひたすら登っていきます。心は虚無。 鉄梯子やら池塘やらが出てきた時は(もうすぐ早月小屋だ!)と気力を奮い立たせました。 早月小屋まで3時間、上々です。 そこから先はたのしいたのしい岩稜帯の急登です。(♪ビールの〜 たにま〜のく〜ら〜やみ〜に〜)とか鼻歌混じりにロクに鎖も使わず登っていきます。しかししかし、頂上の少し手前で前剱方面のモルゲンロートがチラッと見えた時は「あ゛と゛30分早゛く゛出゛て゛れ゛ば゛〜!!」と本気で地団駄を踏みました。それでも山頂に着けばそこには絶景が。一番乗りのパーティの方に色々解説して頂きながら堪能しました。 特に印象深かったのは富士山が見えた事です。とーほぐ出身在住なのでイマイチ縁遠く見えた時には可能な限り見入ってしまう富士山、それが富山の北アルプス、剱岳の山頂から見えるなんて。槍に行った時に槍ヶ岳山荘前から見えた時も感慨深かったですが、それより更に遠い剱岳から見えたのがなんとも言い表せない気持ちになりました。 一通り絶景を楽しんだ後にはもう一つの楽しみが。カニのヨコバイを下ってタテバイを登り返す、よい子は真似すんな的岩場のクライミング大会です。 ヨコバイは一箇所だけ足場が小さい鎖場のトラバースだけ注意が必要でしたが他は特に問題なく鎖もほぼ使わずに済みました。 タテバイは「テッテレ〜(スパイダーマーン」とかまた鼻歌混じりに登りました。後から登ってきた人たちに登る前に頬張ったミックスナッツでみっともないむせ方したのを聞かれてそっちの方がちょっと恥ずかしかったです。 ヨコバイを下りた辺りから剱御前小屋方面から登ってきた方がだいぶ増えてきて、タテバイを登りきった頃にはもう山頂は混み混みになってました。 私は山頂には再度寄らずにそのまま早月尾根の激坂を下りて行きました。 早月小屋でTシャツを買い、軽くパンをお腹に入れてから樹林帯の急登を降りてお昼に無事下山となりました。 あ、Tシャツといえば地元の学生さんがデザインした某コンビニ限定のTシャツも買いました。こちらは背中に『試練と憧れ』が入ってます。 今回は高山病にもならず結構いいペースで往復できたと思います。日々の積み重ねがこういう形でわかると嬉しいですね。 さぁ次のリベンジは富士山御殿場ルートだ!……いつになるのやら。
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