福井の名峰、経ヶ岳

ずっと行きたいと思いつづけていた、経ヶ岳。 周囲の山々から三角に尖ったその姿を眺め、いつかは、と思っていたがなぜだかその機会がなかなか来なかった。 福井のYAMAPフォロワーさんたちが、藪を刈ったり、危険個所の標識を立てたり、きれいに整備をしてくださっている。きっとこの山は福井の方々にとっても特別な存在の山なのかもしれない。 急な保月山までの美しい樹林を抜けると、火山特有の荒々しい岩肌が次第にあらわれ、道もむき出しの岩を渡ったりが楽しい。釈氏ヶ岳から中岳までは笹原のゆるゆる稜線。これまたルンルン楽しい。 しかし、切窓まで下り、最後のボス経ヶ岳を見上げると、壁のような大きな山容と急登に愕然となる。あれを登らなければ。一歩一歩。。。途中息を整えるのに何度も立ち止まった。（ここを草刈り機を担いで登る某女史ってすごすぎる） ようやく経ヶ岳に着き、少し休憩ののち、北岳のほうが白山が近くて眺望もいいと聞いていたので北岳へ向かう。 北岳でランチ。ホントにいい景色。来てよかった。 経ヶ岳へ戻ってくると、若いソロの女性が一人休憩していた。今日は他に誰も登っていないかと思っていたので、ちょっとホッとする。宮崎県から、お仕事で大野に来て間もないという。私が能登から来たというと、能登もぜひ行ってみたいという。うれしかった。 膝、足がグラグラして力が入らず、下り後半は、ゆっくりとしか歩かれなかった。まだまだ完全ではないなあ。 経ヶ岳、変化にとんだ楽しい良い山でした。