イブキ・イワス・比婆山

2021.09.27(月) 日帰り

活動データ

タイム

03:56

距離

7.8km

のぼり

481m

くだり

488m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 56
休憩時間
50
距離
7.8 km
のぼり / くだり
481 / 488 m
29
39
17
2
58

活動詳細

すべて見る

 今日は晴天に恵まれて、心地よい山歩きとなりました。  当初の計画通りに、林道を男鬼(おうり)峠まで走り、峠の登山口から歩き始めて、イブキ、イワス、比婆山を経て、比婆神社、比婆大神山門まで降り、市道を峠の駐車場所まで戻る、というコースでした。  ただし、計画(予定)と思惑(現実)の違いがしばしばありました。  まず、峠に到着したのに、米原方面への林道をそのまま進んでしまいました。さすがにカーナビでコースを逸れたとわかり、しばらく走ってUターン。で、今度は比婆神社方面への、車幅警告音が鳴りっぱなしという狭い狭い市道に入り(この市道を下った先の男鬼の集落はすでに廃村で、その先は通行止め。手入れが行き届いていないのも無理からぬことかな)、比婆大神山門まで下ってしまいました。さすがに予定していた山からのハイキング降り口まで車で来てしまったのですから、間違いは一目瞭然。山門でYAMAPのGPSをチェックしたらやはり間違いなく!間違えたことを確認。しかも、峠からの市道では、山門に至るまで5ー6回、狭い道に張り出した木の枝などの手前で車を止め、枝などが車体をこすらぬよう、持参した剪定ばさみでカットする手間暇がかかりました。最初から登山口をYAMAP-GPSで確かめておけば、まったく不必要な手間でした。  こうして、ご丁寧に2度も車で無駄な走りをしてしまったわけです。やれやれ。  ついで、準備を整えて、イワスへの登山口の案内のある登山道に登りました。赤ルートの一つだったからです。ただ、しばらくすると、これは今日予定していたYAMAP赤ルートとは別ルートで、このまま進むとどんどん予定の道から逸れてゆくことがわかり、引き返して登山口に降りました。3つめのミス、です。  すぐ下に林道があり、これが今日の予定の赤ルートでした。この林道はくせもので、降ろして間もない登山靴でも、3~4回ズルッと滑ります。舗装路でコケが張り、しかも前日の雨で濡れているせいでしょう。この時は慎重に歩きましたが、あとで痛い目に遭うことになろうとは!  計画と現実の違いの4つめは、折角準備していたグリルドチキンのおかずを忘れてしまったこと。レンジでチンして粗熱を取るため別置していたのがいけなかったです。この歳になると、あれこれのものごとを意図通りに実行することが難しく、今朝もその問題が出てしまったです。これはもうやむを得ざる失敗かな。  5つ目は、今回は予想とは違い、林道歩きが過半もあって、やや単調なハイキングになったことです。とくに比婆神社からの下りのつづら折れがすべて舗装林道だったのは意外でした(意外すぎて?、この林道はほぼ画像に撮っていません)。山門から峠までは車で経験したので、帰路が長い長い舗装林道の登り坂となるのはわかっていましたが、まさか神社からもそうだとは、予想外でした。    にも拘わらず、今日の山歩きは全体としては楽しい山歩きだった、とは思っています。  最初の舗装林道から非舗装林道を上り、イワスとイブキとの分岐でイブキへ進む道は完全な山道です。概ね赤ルート通り辿れましたが、山頂近くになると、ルートのまま進めず、ルートの左右を繰り返しS字を辿って登ることになりました。まあしかしこれは、登れば必ず山頂にたどり着くのがわかっていての、いわば楽しみながらの右往左往でした。  イブキは眺望なし。画像に収めてすぐ引き返しました。引き返すときも何回か右往左往でしたが、往路ほどではなかったです。  分岐をイワス方向に。このルートは小岩の多い非舗装林道でした。住友セメント多賀鉱山の跡地まではそれほどの距離ではありませんでした。鉱山跡は広々としていて歩きやすいでしたが、跡地の底部からの眺望はいまひとつ。  そこで、山頂を目指して登りました。この道は尾根までつづら折れ、尾根まで上がると気持ちの良い道です。  稜線を進むと、山頂の標識にたどり着きました。  朝とは違い、結構雲が出て来ており、遠景もややかすみ気味ではあれ、前回の茶野の時より、遠くを見通せました。ここで素晴らしい眺望を楽しみ、すこし早めでしたが、着替えをして昼食にしました。  遠望の画像は沢山撮ったのですが、ここでは絞り込んだ画像だけをアップしています。  前回茶野から帰宅して登山帽を洗濯したのですが、その時、オニヤンマを外した記憶がありません。どうやら、茶野下山の途中、気づかぬうちに安全ピンが外れてオニヤンマを落としてしまったようです。そこで、登山中も昼食時も蚊取り線香だけが頼りでした。ともあれこれで、虫の被害がなく、ラッキーでした。    ゆっくりと昼食を摂り、たっぷり遠景を楽しんだのち、比婆山方向へ進みました。途中、峠への山道の分岐があり、その先に猿がいました。さらに鉄塔や高取山分岐を経てのち、山道を比婆山頂まで進みました。ただ、山頂付近で標識を確認できず。標識のある位置は己で思っていたより手前だったかもしれず、その意識がなかったので、標識を見落としたかもしれません。  山頂を下って比婆神社へ。神社は事前に画像をみて想像していたのとは違い、意外にこじんまりとしていました。  神社からは、実はイワスの手前まで引き返して、そこから山道を最初の登山口(最初に間違えたところ)まで降りることを考えていました。そこも赤ルート表示がありましたし。また山門からの舗装林道歩きがかなりの距離だということは、車で走ってわかっていましたから。  しかし、結局、そうはせず、神社を下ることにしました。しかし、鳥居の先をまっすぐ下に降りるのかと思っていたら、そうではなく、右に折れて舗装林道を進むのがYAMAP赤ルートでした。やや退屈な、それでいて結構急なつづら折れの林道下りです。  しかも、つづら折れが終わって山門までまっすぐの林道を降りる途中、足が滑って仰向けにひっくり返ってしまいました。朝、舗装林道が滑りやすいことを体感していたのに、そのことをすっかり忘れていて歩きが雑になってしまっていたためです。幸い怪我は両肘と左の手のひらの軽症で済みましたが。  これに懲りて、その後は慎重に下り、また山門から峠までの登りでは、できる限り轍のない真ん中の苔の生えたところを歩くように心がけました。  峠に戻り、汗だくの衣類を全部取り替えて帰途に。結果としては、やはりイワス前分岐から山道を峠まで降りるのが正解だったです。先に記した5つ目の思惑違いを噛みしめる思いでした。    今回は、登りはじめが10時頃、駐車場所に戻ったのが14時直前で、およそ4時間の歩きでしたが、イワス山頂で50分ほどくつろいだので、歩き自体はそう長時間ではありません。とはいえ、万歩計は13800歩強になっていました。まあ帰宅後の疲れ具合から判断すると、やはり高取山までの往復は無理だったようです。  ヒル下がりのジョニーや蚊取り線香が効いたのか、湿った道が多かったにも拘わらずヒル被害はなく、虫の被害もなし。蛇にも遭わず(気づかなかっただけかも)。熊鈴が鳴り響き続けで熊にも出遭わず、でした。そして、峠の登山口から登山口までは(最後に峠の市道分岐で運転席の中年男性と立ち話をした以外)誰にも会いませんでした。  高取山(男鬼入谷城跡も)、比婆山、イワスには、実は、比婆神社山門からのつづら折れ舗装林道を神社まで車で上がれば(駐車場所もあり)、あとはラクチンで歩き回れることがわかりました。これは今回足で稼いだ事実発見です。思惑違いの数少ない利点かな。そしてラクチンで回るのは年寄り向きです。  ただ、イワスは再訪したいとはいえ、高取山まで足を運ぶのはどうかなあ、それよりもっと他の魅力的な山があるだろう、と思ってしまいますね~。高取山には悪いのですが。    今回はイワスからの眺望がすべて、という印象です。素晴らしい眺望を堪能しつつ、ゆっくりゆったりくつろげたのが、とてもよかったです。

霊仙山 峠の空地に駐車。先が市道への分岐降り口。
峠の空地に駐車。先が市道への分岐降り口。
霊仙山 その反対側の、反射鏡ポールのある峠まで少し歩く。
その反対側の、反射鏡ポールのある峠まで少し歩く。
霊仙山 すると、左側に登山口の標識があったので、体は自然にここを登り始めた。
すると、左側に登山口の標識があったので、体は自然にここを登り始めた。
霊仙山 じきにルート違いと判明。登山口標識の少し先の、反射鏡手前に左への舗装林道あり。これが予定の赤ルート。
じきにルート違いと判明。登山口標識の少し先の、反射鏡手前に左への舗装林道あり。これが予定の赤ルート。
霊仙山 滑りやすいこの舗装林道をおそるおそる歩くと、非舗装林道への分岐が。
滑りやすいこの舗装林道をおそるおそる歩くと、非舗装林道への分岐が。
霊仙山 分岐右側の木に、イワス(下部)(鉱山跡)20分の標識あり。
分岐右側の木に、イワス(下部)(鉱山跡)20分の標識あり。
霊仙山 ずっとこういう林道の登り。
ずっとこういう林道の登り。
霊仙山 分岐。左イワス、右イブキ。
分岐。左イワス、右イブキ。
霊仙山 右に入る。
右に入る。
霊仙山 面白い木だ。
面白い木だ。
霊仙山 イブキ山頂。
イブキ山頂。
霊仙山 三角点。イワスから移設されたものらしい。
三角点。イワスから移設されたものらしい。
霊仙山 イブキからの下り。こういうわかりやすいルートだけではなく、往路と同じく何度か右往左往した。
イブキからの下り。こういうわかりやすいルートだけではなく、往路と同じく何度か右往左往した。
霊仙山 分岐に戻り、左のイワス方面の林道へ進む。
分岐に戻り、左のイワス方面の林道へ進む。
霊仙山 鉱山跡入り口。
鉱山跡入り口。
霊仙山 入り口を鉱山跡側から振り返る。
入り口を鉱山跡側から振り返る。
霊仙山 鉱山跡の広い空間。
鉱山跡の広い空間。
霊仙山 同じく。
同じく。
霊仙山 同じく。
同じく。
霊仙山 前の山はイブキと思われる。
前の山はイブキと思われる。
霊仙山 イワス山頂へ向かう。
イワス山頂へ向かう。
霊仙山 結構な坂。
結構な坂。
霊仙山 遺構。給水タンクか。
遺構。給水タンクか。
霊仙山 キノコ。
キノコ。
霊仙山 つづら折れを左に上がる。
つづら折れを左に上がる。
霊仙山 なんというカエルかな。
なんというカエルかな。
霊仙山 稜線は歩きやすい。
稜線は歩きやすい。
霊仙山 ヤマシャクヤクの実。
ヤマシャクヤクの実。
霊仙山 ノイバラの実。
ノイバラの実。
霊仙山 黄緑色の松の木。珍しい。
黄緑色の松の木。珍しい。
霊仙山 稜線を先へ。
稜線を先へ。
霊仙山 鉱山縁の道。
鉱山縁の道。
霊仙山 鍋尻山と御池岳ボタンブチかな。
鍋尻山と御池岳ボタンブチかな。
霊仙山 高取山かな。
高取山かな。
霊仙山 山頂が近い。
山頂が近い。
霊仙山 山頂手前から下を覗く。
山頂手前から下を覗く。
霊仙山 ノイバラの実。
ノイバラの実。
霊仙山 イワス山頂。
イワス山頂。
霊仙山 少し進むとそこにも山頂標識あり。
少し進むとそこにも山頂標識あり。
霊仙山 639m。
639m。
霊仙山 そこからの眺望。彦根市街、彦根城。琵琶湖に浮かぶ多景島かな。対岸は比良山系。
そこからの眺望。彦根市街、彦根城。琵琶湖に浮かぶ多景島かな。対岸は比良山系。
霊仙山 彦根市南側。左手は平田山城と彦根市立病院。犬上川沿いの緑地も見える。対岸はやはり比良山系。
彦根市南側。左手は平田山城と彦根市立病院。犬上川沿いの緑地も見える。対岸はやはり比良山系。
霊仙山 荒神山と奥島山、沖島、比良山系。横長緑地は奥が愛知川、手前が犬上川。市街地は彦根市南部。
荒神山と奥島山、沖島、比良山系。横長緑地は奥が愛知川、手前が犬上川。市街地は彦根市南部。
霊仙山 繖山。左奥に見えるのが三上山か。平野部は愛荘町・豊郷町・多賀町、奥は能登川あたり。山との間の横長緑地は愛知川かな。
繖山。左奥に見えるのが三上山か。平野部は愛荘町・豊郷町・多賀町、奥は能登川あたり。山との間の横長緑地は愛知川かな。
霊仙山 南側。307号線沿いの多賀町、多賀神社、青龍山かな。
南側。307号線沿いの多賀町、多賀神社、青龍山かな。
霊仙山 鉱山跡を下にみる。
鉱山跡を下にみる。
霊仙山 座りやすそうな形なれど、惜しくも眺望ポイントから外れる。
座りやすそうな形なれど、惜しくも眺望ポイントから外れる。
霊仙山 グリルドチキンを忘れた。コンビニおにぎり、酢のもの・ほうれん草・梅干し蜂蜜漬け、ベリーA,豊水、とまと、梅ジュース、ほか。
グリルドチキンを忘れた。コンビニおにぎり、酢のもの・ほうれん草・梅干し蜂蜜漬け、ベリーA,豊水、とまと、梅ジュース、ほか。
霊仙山 これもイブキかな。
これもイブキかな。
霊仙山 山頂下まで舗装路。廃村に近い後谷集落。
山頂下まで舗装路。廃村に近い後谷集落。
霊仙山 イワスを降りる。
イワスを降りる。
霊仙山 砂防ダム?
砂防ダム?
霊仙山 比婆山・男鬼入谷城跡への標識。ここは男鬼峠登山口への分岐でもあった。
比婆山・男鬼入谷城跡への標識。ここは男鬼峠登山口への分岐でもあった。
霊仙山 男鬼峠登山口方面に猿一匹。
男鬼峠登山口方面に猿一匹。
霊仙山 苔むす朽木。
苔むす朽木。
霊仙山 鉄塔。
鉄塔。
霊仙山 霊仙山はガスが。
霊仙山はガスが。
霊仙山 長浜、山本山。
長浜、山本山。
霊仙山 屏風岩手前標高631mの山。
屏風岩手前標高631mの山。
霊仙山 再び、鍋尻山、ボタンブチ。ボタンブチの手前は高室山またはその近くの山か。
再び、鍋尻山、ボタンブチ。ボタンブチの手前は高室山またはその近くの山か。
霊仙山 キノコ。
キノコ。
霊仙山 比婆山への稜線路。
比婆山への稜線路。
霊仙山 コケ。
コケ。
霊仙山 山頂付近。このあたりにあったはずの標識を見落としたらしい。イワスと比婆神社への標識あり。高取山・男鬼入谷城跡への分岐がそばにあり。
山頂付近。このあたりにあったはずの標識を見落としたらしい。イワスと比婆神社への標識あり。高取山・男鬼入谷城跡への分岐がそばにあり。
霊仙山 標識そばの分岐。右に進むと高取山へ。イワスからは右下を手前にやってきた。手前が比婆神社方向。
標識そばの分岐。右に進むと高取山へ。イワスからは右下を手前にやってきた。手前が比婆神社方向。
霊仙山 山頂付近。
山頂付近。
霊仙山 山頂付近。
山頂付近。
霊仙山 長浜、琵琶湖、竹生島、比良山系かな。
長浜、琵琶湖、竹生島、比良山系かな。
霊仙山 道しるべの役目をけなげに果たす。
道しるべの役目をけなげに果たす。
霊仙山 キノコ。
キノコ。
霊仙山 比婆神社灯籠が見えた。
比婆神社灯籠が見えた。
霊仙山 神社への道。
神社への道。
霊仙山 比婆神社。意外に小振り。
比婆神社。意外に小振り。
霊仙山 灯籠。
灯籠。
霊仙山 神社前灯籠を下る。
神社前灯籠を下る。
霊仙山 マツカゼソウか。
マツカゼソウか。
霊仙山 鳥居。下山はまっすぐでなく、右の林道の方向。
鳥居。下山はまっすぐでなく、右の林道の方向。
霊仙山 鮮やかな緑。
鮮やかな緑。
霊仙山 青空。
青空。
霊仙山 転んだ直後。滑り止めギザギザがあるのに、滑ってしまった。
転んだ直後。滑り止めギザギザがあるのに、滑ってしまった。
霊仙山 小傷と血豆と受け身のあと。
小傷と血豆と受け身のあと。
霊仙山 クサギ。
クサギ。
霊仙山 山門まですぐ。
山門まですぐ。
霊仙山 鳥居を出て振り返る。
鳥居を出て振り返る。
霊仙山 山門の道を挟んだ反対側の石碑群。
山門の道を挟んだ反対側の石碑群。
霊仙山 また転ばぬよう、苔の生えた中央部を歩く。轍のところはやはり滑りやすかった。
また転ばぬよう、苔の生えた中央部を歩く。轍のところはやはり滑りやすかった。
霊仙山 朝、車で下ってきた轍。ここは、ぎりぎりの車幅。
朝、車で下ってきた轍。ここは、ぎりぎりの車幅。
霊仙山 朝、車で下るとき、障害となった枝葉を何回も切り落とした。そのつど車を手前に止めて。
朝、車で下るとき、障害となった枝葉を何回も切り落とした。そのつど車を手前に止めて。
霊仙山 使った剪定ばさみ。
使った剪定ばさみ。
霊仙山 お地蔵さんと生花。廃村でも、人の心は残り続ける。
お地蔵さんと生花。廃村でも、人の心は残り続ける。
霊仙山 峠が近い。
峠が近い。
霊仙山 峠から振り返る。左が米原方面。右が神社。道幅や整備の程度が違う。体感では、(人と車が)ストレスを感じるか感じないかの違い。
峠から振り返る。左が米原方面。右が神社。道幅や整備の程度が違う。体感では、(人と車が)ストレスを感じるか感じないかの違い。
霊仙山 手書きの標識。
手書きの標識。
霊仙山 帰途、イワスほかを撮影。
帰途、イワスほかを撮影。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。