籾糠山　雨あがる

前日、三方岩岳に登り、白川郷の平日2155円のゲストハウスKEIに宿泊。夜中から大雨が降り続き、夜が明けてもあがらない。9時まで部屋でグダグダしていたが、雨がやまないのでいたしかたなく宿を出発する。とりあえず荻城跡まで行くと雨が止んでいた。遠くの山は見えないが、近くの山は山頂が見えている。さらにとりあえず天生峠まで行ってみることにする。途中しっかり雨に降られたが、峠の駐車場まで行くと、雲が薄くなり雲の切れ間に青空も覗く。 入山協力金500円払って、さらにさらにとりあえず、天生湿原まで行ってみることにして、カッパを着て出発する。湿原に着くと、すっかり雨が上がっていて、ベンチも乾いていたので、少し休んで山頂を目指すことにする。 さすが協力金を取るだけあって、山頂まで木段でキチンと整備されている。雨上がりでも不安なく歩ける。山頂は暑くなく、寒くなく、風もなく、いつまでも滞在できそうな快適環境。ぶら下げてあった寒暖計を見ると12℃で、日がさすとあったかい。風が吹くとさぶい。遠くに鳥の声を聴く。 湿原までのつもりでスタートしたので、食料も水も最低限しか持ってなかったが、途中の水場で水を補給し、菓子パンと牛乳でお昼ご飯を済ませ、30分ほど山頂で過ごして降ることにした。あとから登ってくる方もなく、貸切だった。 駐車場手前の協力金徴収所の職員さんに尋ねたところ、本日の入山者は私たち二人だけだとのこと。ご苦労様です。